*&ruby(きょだいせんかん){巨大戦艦};/B.E.S. [#top] [[ELEMENTAL ENERGY]]で[[カテゴリ]]化された「巨大戦艦」と名のついた[[モンスター]]群。~ 全ての[[モンスター]]が[[機械族]]であり、以下のほぼ共通する[[効果]]を持つ。~ (1):このカードが(召喚のみ・特殊召喚のみ・両方)に成功した場合に発動する。 このカードにカウンターを3つ置く。 (2):このカードは戦闘では破壊されない。 (3):このカードが戦闘を行ったダメージステップ終了時に発動する。 このカードのカウンターを1つ取り除く。 取り除けない場合このカードを破壊する。 [[召喚]]時に自身に[[カウンター]]を[[置く]][[効果]]は[[誘発効果]]で、[[戦闘]]によって[[破壊されない]][[効果]]は[[永続効果]]である。~ また[[ダメージステップ]]終了時に[[カウンター]]を取り除く、[[カウンター]]が無い時に[[戦闘]]すると[[自壊]]するのはいずれも[[誘発効果]]。~ つまり[[自壊]]する時だけでなく、[[戦闘]]を行った後に[[カウンター]]を取り除く時にも[[チェーンブロック]]が作られることになる。~ -現在存在している6体の「巨大戦艦」は、上記の様なほぼ共通する[[効果]]を持っているが、少しずつ異なる部分もある。~ [[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》]]は[[カウンター]]の置かれるタイミングが[[特殊召喚に成功した]]時、[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−III》]]は[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合である。~ また、[[《巨大戦艦 カバード・コア》]]のみ[[置かれる>置く]][[カウンター]]が2つである。 --[[《巨大戦艦 ビッグ・コア》]]以降に登場した「巨大戦艦」は、共通[[効果]]以外にも固有の[[効果]]を持っている。~ -属する[[モンスター]]自体は、[[RISE OF DESTINY]]で登場した[[《巨大戦艦 ビッグ・コア》]]が初である。~ しかし、正式に[[カテゴリ]]化されたのは、[[《ボスラッシュ》]]が登場した[[ELEMENTAL ENERGY]]からである。~ //-[[《ボスラッシュ》]]軸でない場合は、[[カウンター]]を一気に取り除かれてしまう[[《月の書》]]等に弱い。~ //一応[[【アドバンス召喚】]]軸の場合、[[《進撃の帝王》]]で[[自壊]]を防ぐことができる。~ //[[【巨大戦艦】]]で扱うべきでは? -現在存在している6体の巨大戦艦の[[属性]]は全て異なり、基本六[[属性]]が揃っている。~ //ちなみに、後述する元ネタでこれらの「巨大戦艦」が敵対する[[《超時空戦闘機ビック・バイパー》]]等の「戦闘機」シリーズは[[光属性]]になっている。~ -属する[[モンスター]]は全て[[上級]]以上の[[モンスター]]であり、その[[レアリティ]]は全て[[スーパーレア>Super]]になっている。~ 第6期になってから[[スーパーレア>Super]]の[[アルティメットレア>Ultimate]]仕様がなくなるまでは、全て[[アルティメットレア>Ultimate]]のものも存在していた。~ -[[英語名]]の「B.E.S.」とは、「''B''acterian ''E''mpire ''S''hip」を略した艦船接頭辞である。~ 日本においてはあまり馴染みがないが、艦船接頭辞とは、一般船舶や軍用艦艇の国家別または種別ごとの略称を艦船名の最前部にもってきて表記する接頭辞である。~ なお、この「Ship」は日本語に訳すると「船」ではなく「軍艦(戦艦)」の意味なので、「B.E.S.」で「バクテリアン帝国の軍艦(戦艦)」となるが、これは元ネタのゲームに由来している。~ --日本では帝国海軍時代および海上自衛隊艦艇の艦名ともにこのような接頭辞はないが、現在は必要な場合において接頭辞にJS(Japan Ship)が用いられている。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメGXにおいて、元シューティングゲームチャンピオンである銀流星が使用した[[カテゴリ]]。~ [[カード名]]を「巨大戦艦」として扱う[[下級モンスター]]《アサルト・コア》や、巨大戦艦の[[カウンター]]を補充する[[通常魔法]]《シールドリカバリー》などが登場。~ また「巨大戦艦」と直接関係する[[効果]]は持たないが、[[通常魔法]]《ステージセレクト》といった元ネタに準拠した[[カード]]もいくつか使用している。~ -コナミのゲーム作品において―~ 元ネタは[[KONAMI]]のシューティングゲーム「グラディウス(GRADIUS)」シリーズのボスキャラクター達。~ 惑星グラディウスを侵略するバクテリアン軍の戦力として、毎回様々な形状の戦艦が登場している。~ [[カウンター]]を[[置く]]・取り除く[[効果]]や[[自壊]]する[[効果]]は、弱点のコアを守る遮蔽板や、永久パターン防止の自爆を再現しているのだろう。~ 次から次へと後続の巨大戦艦が登場する[[《ボスラッシュ》]]の[[効果]]からも、ゲームでの設定にかなり忠実な[[テーマ>カテゴリ]]である。~ --[[TAG FORCE 2以降のシリーズ>ゲーム付属カード]]では、ゲーム[[オリジナルカード]]として《巨大戦艦 アサルト・コア》・《シールドリカバリー》が使用できる。~ アニメで登場した《アサルト・コア》に「巨大戦艦」の名がついた他、[[《サイバー・ドラゴン》]]と同じ[[効果]]を持つ強力な[[カード]]になっている。~ --遊戯王WCS2007・2008では、巨大戦艦シリーズの[[カード]]は軒並み未収録であった。~ 2009でも[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》]]と[[《ボスラッシュ》]]以外は未収録だったが、2010では全て収録されている。~ **関連リンク [#link] ―「巨大戦艦」と名のついた[[モンスター]]~ ※は「巨大戦艦」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]] -[[効果モンスター]] --[[《巨大戦艦 クリスタル・コア》]] --[[《巨大戦艦 テトラン》]] --[[《巨大戦艦 ビッグ・コア》]] --[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》]] --[[《巨大戦艦 カバード・コア》]] --※[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−III》]] ―「巨大戦艦」に関する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《巨大要塞ゼロス》]] -[[《ボスラッシュ》]] ―その他のリンク -[[【巨大戦艦】]] -[[《カウンター》(巨大戦艦)]] -[[カテゴリ]]