*&ruby(きょうりゅう){恐竜};&ruby(ぞく){族};/Dinosaur [#top] 主に恐竜をはじめとする化石爬虫類がモデルの[[モンスター]]が属する[[種族]]。~ [[CYBERNETIC HORIZON]]までで89種類が登場している。 属する[[モンスター]]の多くが[[戦闘]]向きであり、中でも[[《究極恐獣》]]・[[《究極伝導恐獣》]]・[[《ジュラック・タイタン》]]といったパワフルな[[最上級モンスター]]の存在が光る。~ 一方で、[[魔法・罠カード]]を[[除去]]する[[効果]]を持ったものはほとんど存在しない。~ [[種族]]の総数が少ない中で、[[《ディノインフィニティ》]]や[[《幻創のミセラサウルス》]]等の[[除外]]に関する[[効果]]を持つ者の割合も多い。~ [[種族]]としての発展は遅めで、第4期の[[《ディノインフィニティ》]]登場以前は実戦的な[[【恐竜族】]]を組む意義はほぼ皆無だった。~ 第5期に入ってからは種類が増えはじめ、[[《究極恐獣》]]など強力な[[モンスター]]や[[魔法・罠カード]]の[[サポートカード]]が続々と登場。~ [[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]]というこの[[種族]]の[[ストラクチャーデッキ]]も登場し、過去最多の8枚の新規[[カード]]が追加された。~ 第6期には恐竜族の[[カテゴリ]]である[[ジュラック]]や[[サーチ]][[カード]]の[[《化石調査》]]が登場し、[[種族]]としての強みが確立された。~ 第7期には自身は[[ドラゴン族]]ながら優秀な[[効果]]を持ち、[[エクシーズ素材]]に恐竜族[[縛り]]を持つ[[エヴォルカイザー]]が登場し、その素材役として注目された。~ この時期には[[戦闘破壊]]時に[[同名カード]]を[[リクルート]]できる[[《ハイドロゲドン》]]や[[《ジュラック・グアイバ》]]、[[《レスキューラビット》]]に対応する[[《セイバーザウルス》]]などが注目された。~ また、それ以外では扱い易く強力な[[除去]]と[[バーン]]をこなす[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]も利用頻度が高い[[モンスター]]であった。~ しかしこれ以外には目立った活躍もなく、更に第7期以降は[[テーマデッキ]]の主流時代に入ったにも関わらず、[[環境]]を脅かす水準の[[カテゴリ]]には恵まれなかった。~ [[《化石調査》]]という優秀なサポートを活かしきることもできず、[[種族]]全体としては伸び悩む時期が長かったと言える。~ 第9期に至っては恐竜族の新規[[モンスター]]が殆ど登場せず、通常パックに限定すれば[[《幻創のミセラサウルス》]]のみの登場となるなど他[[種族]]に比べて扱いが冷遇されている時期が続いた。~ しかし第9期終盤に[[ストラクチャーデッキR−恐獣の鼓動−]]が登場して以降は実践的な恐竜族と[[サポートカード]]が続々と登場するようになり、大きく[[強化]]された結果[[環境]]にも顔を出すようになった。~ -[[属性]]の内訳は、[[闇属性]]6体、[[光属性]]4体、[[地属性]]37体、[[水属性]]7体、[[炎属性]]32体、[[風属性]]3体。~ [[地属性]]のものが大半を占めてきたが、第6期以降は[[ジュラック]]と[[エヴォルダー]]の影響で[[炎属性]]が急増している。~ -第1期から登場した[[種族]]だが、[[2015/02/14>クロスオーバー・ソウルズ]]に第6期から登場した[[サイキック族]]に総種類数で追い抜かれてしまった。~ 現在では、第1期から登場した[[種族]]の中では、[[海竜族]]の次に総種類数が少ない[[種族]]になってしまっている。~ -[[17/10/01>リミットレギュレーション/2017年10月1日]]に[[《魂喰いオヴィラプター》]]と[[《ベビケラサウルス》]]が規制されたが、恐竜族[[モンスター]]の規制はこれが初となる。~ これは、第1期からの[[種族]]では最も遅い記録であり、第6期追加の[[サイキック族]]、第9期追加の[[幻竜族]]よりも遅い規制であった。~ -現状、[[元々の攻撃力]]・[[元々の守備力]]が最も高いのは共に[[《究極伝導恐獣》]]。~ [[召喚制限]]がない[[モンスター]]では、[[元々の攻撃力]]は[[《超伝導恐獣》]]、[[元々の守備力]]は[[《ディノンの鋼鉄騎兵》]]が最も高い。~ --[[《フロストザウルス》]]と[[《超伝導恐獣》]]は、当時の[[召喚制限]]・[[デメリット]]が無いその[[レベル]]帯での[[モンスター]]の上限[[攻撃力]]を塗り替えた。~ [[《デーモンの召喚》]]や[[《青眼の白龍》]]の基準を立て続けに踏み越えていったことから、型破りな[[種族]]として認識されていた頃もあった。~ --全体的に[[守備力]]が低い[[モンスター]]が多く、[[上級]]以上でも[[守備力]]が2000を超えている[[モンスター]]はほとんど存在しない。~ また[[元々の攻撃力]]より[[元々の守備力]]の方が高い恐竜族[[モンスター]]も、同様にごく僅かしか存在しない。~ -[[カード名]]に「暗黒」と名のついたものが何体か存在しており、[[《暗黒ドリケラトプス》]]は「ダーク」、それ以外は「ブラック」とルビが振られている。~ また「恐獣」と書いて[[《超古代恐獣》]]は「ダイノ」とルビが振られているが、[[《究極恐獣》]]などの他の3体のルビは「ティラノ」になっている。~ --上記の様に「暗黒」や「恐獣」という[[カード名]]を持つ恐竜族は多数存在するが、その中に[[闇属性]]のものは1体も存在しない。~ 他にも[[《二つの口を持つ闇の支配者》]]や[[アンデッド>アンデット族]]の様な姿をした[[《マンモスの墓場》]]などもあるが、こちらも[[地属性]]の恐竜族である。~ -「恐竜」とは、陸生の化石脊椎動物のことで、中生代の三畳紀に出現し、白亜紀末まで生息した。~ ニワトリサイズから体長35メートルを越す巨大なものまであり、肉食・草食など多種多様のものが存在していた。~ かつては[[爬虫類>爬虫類族]]に属すると考えられていたが様々な研究などから[[爬虫類>爬虫類族]]よりも[[鳥>鳥獣族]]に近い生物と言われている。 --生物学上は恐竜ではない翼竜や首長竜をモデルにした[[モンスター]]の多くも、この[[種族]]に分類されている。~ しかし恐竜以外の同時代に生息していた[[爬虫類>爬虫類族]]もまとめて恐竜として取り扱うことは比較的多く、必ずしも間違っているとは言い難い他、マンモスなども恐竜として扱われることも少なくない。~ [[ドラゴン>ドラゴン族]]も恐竜に似ており、恐竜等がモチーフと言われているが別の[[種族]]として区別されている。~ --[[爬虫類>爬虫類族]]として扱われやすい為、[[《超進化薬》]]では[[爬虫類族]]との繋がりが持たれたが、それ以降両者が関連することはなかった。~ しかし[[エヴォルド]]と[[エヴォルダー]]が登場したことによって、この[[種族]]と[[爬虫類族]]は再び強い関連性を持つようになった。~ --恐竜どころか[[爬虫類>爬虫類族]]ですらないが、「古代生物」繋がりなのか[[《マンモスの墓場》]]や[[《猛進する剣角獣》]]のような原始的な哺乳類もこの[[種族]]に分類されている。~ しかしこの特徴は第2期までにしか見られず、第4期に登場した[[《ビッグホーン・マンモス》]]は[[獣族]]となっている。 -原作・アニメにおいて―~ 原作やアニメDMにおいて、ダイナソー竜崎が使っていた[[種族]]。~ [[《二頭を持つキング・レックス》]]や[[《メガザウラー》]]など、第1期に登場した恐竜族の大多数は竜崎が使用したものである。~ また、アニメオリジナルの「ドーマ編」では《ヘルカイド・プテラ》や《ヘルホーンド・ザウルス》などの新規[[カード]]も使用している。~ --原作・アニメの「決闘者の王国編」の「城之内vs竜崎」戦においては「恐竜族は[[炎属性]]に弱い」という設定の存在が語られている。~ そのせいか、第6期になって[[ジュラック]]が登場するまでは、[[炎属性]]の恐竜族[[モンスター]]は1体も存在しなかった。~ --アニメGXでは、2年目から登場したティラノ剣山がこの[[種族]]の[[デッキ]]を使うデュエリストである。~ 「〜ドン」・「〜ザウルス」という「遊戯王」シリーズでも有数の珍妙な語尾や、骨折した骨の代わりに恐竜の化石が移植されているという設定など、[[デュエル]]外でも「恐竜」要素の非常に強いキャラクターであった。~ 《ダイナ・ベース》や《超進化薬・改》といったアニメオリジナルの恐竜族[[サポートカード]]も多数使用している。~ また、三沢も化学元素をモチーフとした恐竜族である[[《ハイドロゲドン》]]・[[《オキシゲドン》]]・[[《カーボネドン》]]を使用していた。~ --漫画GX第1話に登場する教育実習生の龍牙も、使用している[[カード]]から恐竜族をメインに使う決闘者だと確認できる。~ しかし彼が主力[[モンスター]]として使用した[[《サイバー・ダイナソー》]]は、[[OCG]]化の際にこの[[種族]]ではなく[[機械族]]にされてしまっている。~ --アニメZEXALでは、陸王が[[名前>カード名]]に「炎関連の単語」+「ザウルス」と名のついた[[レベル]]に関する[[効果]]を持つ[[炎属性]]の恐竜族を使用した。~ また相棒の海王は、[[名前>カード名]]に「氷関連の単語」+「ドン」と名のついた[[表示形式]]に関する[[効果]]を持つ[[水属性]]の恐竜族を使用している。~ どちらも「ボンタン」や「リーゼント」など、俗に言う「ヤンキー」の要素を取り入れた、一風変わった恐竜族である。~ --アニメARC-Vでは原田フトシが「らくがきじゅう」と名のついた[[地属性]]・恐竜族の[[モンスター]]群を使用している。~ 「らくがき」という名前の通り、幼児がクレヨンで描いたような平面[[モンスター]]という、今までにないデザインになっている。~ -コナミのゲーム作品において―~ DM3では、[[《炎の剣士》]]が「[[相手]][[フィールド]]上の恐竜族[[モンスター]]を全て[[破壊]]する」という[[効果]]を持って登場した。~ これは原作における「恐竜族は[[炎属性]]に弱い」という設定と、[[《炎の剣士》]]が[[《メガザウラー》]]を[[戦闘破壊]]したことに因んでいる。~ しかし[[《体温の上昇》]]の[[効果]]を見ての通り、恐竜を含む[[爬虫類>爬虫類族]]の多くは暑さで体温が上がるほど活発になる性質を持っている。~ [[身が焼けるほどの高温>《大熱波》]]ならば確かに苦手であろうが、それほどの高温には恐竜で無くとも普通の生物ならば誰でも「弱い」だろう。~ --[[真DM2>ゲーム付属カード#SDM2]]における[[《大寒波》]]は、恐竜族[[モンスター]]を全て[[破壊]]するという[[OCG]]とは異なる[[効果]]を持っている。~ つまり[[《戦士抹殺》]]などの恐竜族版になっており、[[イラスト]]や恐竜が滅びた一説に準拠していると思われる。~ --デュエルリンクスでは、ダイナソー竜崎の[[スキル>スピードデュエル]]によってこの[[種族]]をサポートできる。~ //詳細は[[こちら>《ジュラシックワールド》]] **関連リンク [#link] //―現在[[禁止カード]]である恐竜族[[モンスター]] ―現在[[制限カード]]である恐竜族[[モンスター]] -[[《魂喰いオヴィラプター》]] -[[《ベビケラサウルス》]] //―現在[[準制限カード]]である恐竜族[[モンスター]] ―恐竜族に関連する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《エヴォルド・エルギネル》]] -[[《エヴォルド・カシネリア》]] -[[《奇跡のジュラシック・エッグ》]] -[[《幻創のミセラサウルス》]] -[[《ジャイアント・レックス》]] -[[《魂喰いオヴィラプター》]] -[[《ディノインフィニティ》]] -[[《ナチュラル・ボーン・サウルス》]] -[[《プチラノドン》]] -[[《ベビケラサウルス》]] -[[《エヴォルダー・エリアス》]] -[[《究極伝導恐獣》]] -[[《超古代恐獣》]] -[[《オーバーテクス・ゴアトルス》]] -[[《ジュラック・ティラヌス》]] -[[《竜脚獣ブラキオン》]] -[[《化石調査》]] -[[《究極進化薬》]] -[[《荒野》]] -[[《時空超越》]] -[[《ジュラシックワールド》]] -[[《体温の上昇》]] -[[《大進化薬》]] -[[《超進化薬》]] -[[《テールスイング》]] -[[《ロストワールド》]] -[[《化石発掘》]] -[[《強制退化》]] -[[《ジュラシック・インパクト》]] -[[《ジュラック・インパクト》]] -[[《狩猟本能》]] -[[《生存境界》]] -[[《生存競争》]] -[[《生存本能》]] -[[《大地震》]] -[[《忍法 超変化の術》]] ―素材に恐竜族を指定する[[モンスター]] -[[シンクロ素材]] --[[《ジュラック・ギガノト》]] --[[《ジュラック・ヴェルヒプト》]] --[[《ジュラック・メテオ》]] -[[エクシーズ素材]] --[[《エヴォルカイザー・ソルデ》]] --[[《エヴォルカイザー・ドルカ》]] --[[《エヴォルカイザー・ラギア》]] ―恐竜族[[トークン]] 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