*2010年3月1日適用の禁止・制限カード [#w7d61ef5]
 BEFORE:[[禁止・制限カード/2009年9月1日]]~

#contents

 あの[[【開闢スタンダード】>【カオス】]]の切り札であり、長期に渡って[[禁止カード]]に指定されていた[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]が、驚愕の[[制限復帰]]を果たす。~
このカードは全盛期[[【カオス】]]の切り札であり、[[《死者蘇生》]]と同じように永久[[禁止カード]]と見ていたプレイヤーも多かったので、[[制限復帰]]は特に驚かれた。~
これにより、「どのような[[禁止カード]]でも、[[制限復帰]]する可能性はあるのでは?」という風潮がさらに広がった。~
さらに、禁止経験のある[[《カオス・ソーサラー》]]がついに無制限まで緩和された。[[《魔導戦士 ブレイカー》]]に続き3枚目である。~
 この改訂により[[【雑貨貪欲カオス】>【カオス】]]、[[【リクル貪欲カオス】>【カオス】]]など[[《カオス・ソーサラー》]]時代の[[【カオス】]]が完全復活を果たしたのみならず、全盛期の[[【カオス】]]デッキである[[【開闢スタンダード】>【カオス】]]が復活したため、[[【カオス】]]は復権したといえよう。~

 しかし、この驚愕の[[制限復帰]]により、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]による[[1ターンキル]]をいとも簡単に行えるようにしてしまう[[《オネスト》]]が[[禁止カード]]に、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]を使いまわせる[[《戦士の生還》]]が[[制限カード]]に指定されてしまった。~
 この2枚のカードは一般的に見て本来[[禁止カード]]、[[制限カード]]に指定されるようなカードではないため疑問の声が挙がりそうな改訂である。[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]が再録でもされるのであろうか?

 [[《マジカル・エクスプロージョン》]]が[[制限>制限カード]]・[[準制限>準制限カード]]を通り越して[[禁止カード]]にまで指定された。~
[[【ドグマブレード】]]に続き[[【ジャンクブレード】>【マジカルエクスプロージョン1キル】]]と2度も[[先行1ターンキル>1ターンキル]]の主役を務めたための措置と思われる。~
これにより[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]は構築が不可能となった。~
[[【マジカルエクスプロージョン1キル】]]が消滅したため、そのパーツである[[《魔法石の採掘》]]は安全と判断されたためか[[制限解除]]された。~

 また[[《オネスト》]]も[[制限>制限カード]]・[[準制限>準制限カード]]を通り越して[[禁止カード]]にまで指定された。~
確かに強力なカードであり、いままでなぜ規制を受けなかったのかと疑問の声が挙がるカードの代表ではあるが、一気に[[禁止カード]]にまで指定された背景には[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]の[[制限復帰]]が原因であると見てほぼ間違いない。~
 これによって[[【ライトロード】]]のみならず[[光属性]]を主体とするデッキのほとんどが大打撃を受け、[[光属性]][[モンスター]]はその最大のメリットを完全に失った。
 [[無制限カード]]が一度に2枚も[[禁止カード]]になるのは、これが初めてである。~

 [[発動]]したターンのみならず、次のターンまで相手を拘束する拘束力を持ち、[[1ターンキル]]をほぼ確実に通してしまうカードの存在そのものが危惧されたためか、前回[[制限カード]]に指定された[[《大寒波》]]がさらに[[禁止カード]]に規制強化された。~

 一方[[特殊召喚]]が容易な[[ステータス]]の高い[[モンスター]]や[[シンクロモンスター]]の大量展開の[[メタ]]とするためか、前回[[禁止カード]]になった[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]が[[制限復帰]]、[[《奈落の落とし穴》]]が[[制限解除]]された。~
 これも多少復権した[[【カオス】]]の[[メタ]]とするためかもしれない。~

 前回一切の規制を受けず、むしろ[[メタカード]]の規制や[[《光の援軍》]]等新たなカードによって強化された[[【ライトロード】]]は、かなり多くのパーツが規制を受け厳しい改訂となった。~
 [[【ライトロード】]]に投入しやすい強力なカードである[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]の影響も多少あると思われる。
-[[【ライトロード】]]関連で規制されたカードは次の通り

--[[禁止カード]]
---[[《オネスト》]]

--[[制限カード]]
---[[《裁きの龍》]]
---[[《ライトロード・サモナー ルミナス》]]
---[[《ソーラー・エクスチェンジ》]]
---[[《光の援軍》]]


さらに[[《ネクロ・ガードナー》]]も[[【ライトロード】]]に投入されることが多く、これを含めるとなんと6枚ものカードが規制された。~

 猛威を振るった[[【シンクロアンデット】]]も前回[[準制限カード]]に緩和された[[《馬頭鬼》]]に加え、[[《異次元からの埋葬》]][[《ゴブリンゾンビ》]]が[[制限>制限カード]]になり、デッキの中核を3枚も規制されたため従来のような構築は不可能になった。~

 またこれらの[[モンスター]]を[[墓地]]に手軽に送れる[[《終末の騎士》]][[《ダーク・グレファー》]]の2枚も[[準制限カード]]になり、さらに[[【シンクロアンデット】]]に投入でき、[[《酒呑童子》]]の登場により強化された[[《ネクロフェイス》]]も[[制限カード]]に規制強化された。~
変わりに[[《封印の黄金櫃》]]が[[制限解除]]されたともとれる。~

 [[【BF】]]においても[[《BF−大旆のヴァーユ》]]、[[《黒い旋風》]]が[[準制限カード]]に規制されたため[[墓地]]からの多量展開がしにくくなり、デッキの回転力も落ちた。~

 [[環境]]の高速化を阻止するためか[[《神の宣告》]]が[[準制限カード]]に緩和された。[[【パーミッション】]][[【メタビート】]]には朗報だろう。それによって強化される[[【剣闘獣】]]を懸念したためか[[《剣闘獣の戦車》]]が[[制限カード]]に。~

 [[環境]]の高速化に伴い弱体化している[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]や[[《魂を削る死霊》]]や[[シンクロ]]登場により弱体化した[[《おジャマトリオ》]]の緩和が目立つ。[[ロック]]パーツや戦闘破壊に耐性を持つ[[カード]]が緩和されるのは初めてである。~

 前回、特に猛威を振るっていない[[【サイキック族】]]に使われる程度で、規制について疑問の声が高かった[[《メンタルマスター》]]が[[制限解除]]された。~

 前[[環境]]よりさらに横行している[[サーチ]]や[[サルベージ]]対する[[メタ]]とするためか、[[《マインドクラッシュ》]]が[[制限解除]]された。しかし前[[環境]]で一番の仮想敵であった[[《オネスト》]]は[[禁止カード]]に指定されてしまった。~


-[[禁止カード]]46枚、[[制限カード]]69枚、[[準制限カード]]17枚。~
合計枚数は132枚。合計数は[[前回>禁止・制限カード/2009年9月1日]]より増えた。

''太字''は制限が強化されたカード。~
'''斜体'''は制限が緩和されたカード。
**[[禁止カード]] [#w386f297]
-[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]
-''[[《オネスト》]]''
-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]
-[[《キラー・スネーク》]]
-[[《黒き森のウィッチ》]]
-[[《混沌の黒魔術師》]]
-[[《サイバーポッド》]]
-[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]
-[[《処刑人−マキュラ》]]
-[[《聖なる魔術師》]]
-[[《ダーク・ダイブ・ボンバー》]]
-[[《月読命》]]
-[[《D−HERO ディスクガイ》]]
-[[《デビル・フランケン》]]
-[[《同族感染ウィルス》]]
-[[《ファイバーポッド》]]
-[[《魔導サイエンティスト》]]
-[[《八汰烏》]]
-[[《悪夢の蜃気楼》]]
-[[《いたずら好きな双子悪魔》]]
-[[《王家の神殿》]]
-[[《押収》]]
-[[《苦渋の選択》]]
-[[《強引な番兵》]]
-[[《強奪》]]
-[[《強欲な壺》]]
-[[《心変わり》]]
-[[《サンダー・ボルト》]]
-[[《死者蘇生》]]
-[[《次元融合》]]
-[[《生還の宝札》]]
-''[[《大寒波》]]''
-[[《蝶の短剣−エルマ》]]
-[[《天使の施し》]]
-[[《ハーピィの羽根帚》]]
-[[《早すぎた埋葬》]]
-[[《ブラック・ホール》]]
-[[《突然変異》]]
-[[《遺言状》]]
-[[《王宮の勅命》]]
-[[《現世と冥界の逆転》]]
-[[《第六感》]]
-[[《刻の封印》]]
-[[《破壊輪》]]
-''[[《マジカル・エクスプロージョン》]]''
-[[《ラストバトル!》]]

**[[制限カード]] [#l85662e2]
-[[《E・HERO エアーマン》]]
-[[《カードガンナー》]]
-'''[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]'''
-[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]
-[[《クリッター》]]
-''[[《ゴブリンゾンビ》]]''
-[[《ゴヨウ・ガーディアン》]]
-[[《サイバー・ドラゴン》]]
-''[[《裁きの龍》]]''
-[[《終焉の王デミス》]]
-[[《召喚僧サモンプリースト》]]
-[[《スナイプストーカー》]]
-[[《ゾンビキャリア》]]
-[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]
-[[《ダンディライオン》]]
-[[《深淵の暗殺者》]]
-[[《N・グラン・モール》]]
-''[[《ネクロフェイス》]]''
-[[《氷結界の龍 ブリューナク》]]
-[[《封印されしエクゾディア》]]
-[[《封印されし者の右足》]]
-[[《封印されし者の右腕》]]
-[[《封印されし者の左足》]]
-[[《封印されし者の左腕》]]
-[[《BF−疾風のゲイル》]]
-[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]
-[[《マシュマロン》]]
-[[《冥府の使者ゴーズ》]]
-''[[《馬頭鬼》]]''
-[[《メタモルポット》]]
-[[《黄泉ガエル》]]
-''[[《ライトロード・サモナー ルミナス》]]''
-[[《レスキューキャット》]]
-''[[《異次元からの埋葬》]]''
-[[《大嵐》]]
-[[《オーバーロード・フュージョン》]]
-[[《巨大化》]]
-[[《緊急テレポート》]]
-[[《高等儀式術》]]
-[[《サイクロン》]]
-[[《地砕き》]]
-[[《スケープ・ゴート》]]
-[[《精神操作》]] 
-''[[《戦士の生還》]]''
-[[《洗脳−ブレインコントロール》]]
-[[《増援》]]
-''[[《ソーラー・エクスチェンジ》]]''
-[[《団結の力》]]
-[[《手札抹殺》]]
-[[《ハリケーン》]]
-''[[《光の援軍》]]''
-[[《光の護封剣》]]
-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]
-[[《名推理》]]
-[[《モンスターゲート》]]
-[[《リミッター解除》]]
-[[《レベル制限B地区》]]
-[[《ワン・フォー・ワン》]]
-[[《異次元からの帰還》]]
-[[《激流葬》]]
-''[[《剣闘獣の戦車》]]''
-'''[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]'''
-[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]
-[[《ダスト・シュート》]]
-[[《停戦協定》]]
-[[《転生の予言》]]
-[[《光の護封壁》]]
-[[《魔法の筒》]]
-[[《リビングデッドの呼び声》]]

**[[準制限カード]] [#x64fefce]
-''[[《終末の騎士》]]''
-''[[《ダーク・グレファー》]]''
-'''[[《魂を削る死霊》]]'''
-[[《D−HERO ディアボリックガイ》]]
-''[[《ネクロ・ガードナー》]]''
-[[《氷結界の虎王ドゥローレン》]]
-''[[《BF−大旆のヴァーユ》]]''
-[[《闇の仮面》]]
-[[《ローンファイア・ブロッサム》]]
-[[《おろかな埋葬》]]
-''[[《黒い旋風》]]''
-[[《闇の誘惑》]]
-[[《連鎖爆撃》]]
-'''[[《おジャマトリオ》]]'''
-'''[[《神の宣告》]]'''
-'''[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]'''
-[[《血の代償》]]

**[[制限解除]] [#p00a4157]
-'''[[《カオス・ソーサラー》]]'''
-'''[[《メンタルマスター》]]'''
-'''[[《封印の黄金櫃》]]'''
-'''[[《魔法石の採掘》]]'''
-'''[[《奈落の落とし穴》]]'''
-'''[[《マインドクラッシュ》]]'''

----

-[[禁止・制限カード]]
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