禁止カード/Forbidden Cards

 基本的に、デッキエクストラデッキサイドデッキを含む)に入れる事のできる同名カードの枚数は合計3枚までですが、公式大会などで行われる公式のデュエルでは、その大会形式によって「リミットレギュレーション」と呼ばれるルールが設定されており、デッキに入れる事のできるカードの枚数が制限される事があります。
 制限には3種類あり、3種類の枠の中に設定されたカードデッキに入れる事ができる同名カードの最大枚数が設定されています。

 [禁止カード]
 設定されているカードは1枚も使用する事ができません。

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)


 04/03/01制限改訂に施行されて以来、多くのパワーカードが禁止カードに指定されている。
 特に苦情や批判の対象になりやすい「先攻1ターンキル」や「ループコンボ」の関連カードには厳しい対応が行われる。
 最近では、ほとんどのデッキに投入され、デッキの多様性を損なう汎用性の高いカードが指定される傾向も強い。

 導入後の半年ごとに制限改訂が行われていた期間には、09/03/0110/03/01の2回を除き、その数を増やし続けた。
 リミットレギュレーションが導入されてからは、期間が短くなったこともあり、数が増えない制限改訂も見られるようになり、コンセプトデュエルや特定の公式大会で限定的に禁止カードになるカードも出てきた。
 また、環境の変化により相対的なカードパワーが落ちたことで解除されたり、大幅エラッタをして解除したりすることも増えた。

禁止カードに関する記録

無制限カードから一気に禁止カードに指定された事があるカード

 現在55枚。
 括弧内は禁止カードに指定された日付。
 ★印は現在無制限となっているもの。
 特殊な事情で指定された《疫病》は除く。

禁止を経験したが無制限に戻ったカード

 上記の★のカードを除いて現在31枚。
 ※印はエラッタされたもの。

関連カードが禁止になり本来の用法で使用できなくなったカード

 現在8枚。
 括弧内は強引に使用する方法(コストにするなどの特筆性のない方法は除く)。
 ※印は効果は使用できないが、通常召喚特殊召喚には支障はないためバニラ扱いで使用できるカード

関連カードが禁止になり、一部の効果のみ本来の用法で使用できなくなったカード

生成するカードが禁止になり使用できなくなったモンスタートークン

 現在3種類。
 括弧内は生成するカード

原作・アニメにおいて

原作やDM内の「決闘者の王国編」「バトルシティ編」においては、直接相手のライフダメージを与えたりモンスター破壊したりする魔法カードが禁止カードに指定されていた。
ただし前者であれば《フォース》が、後者であれば《殺虫剤》《エネミーコントローラー》《千本ナイフ》が使用されているシーンも見られる。

コナミのゲーム作品において

2004年以前発売のゲームでは発売時点の制限リストをコピーするだけだったのだが、04/03/01制限改訂で禁止カードが設けられて以降は、様々な工夫が行われている。

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