*&ruby(ぐんかん){軍貫};/Gunkan [#top]
　[[DAWN OF MAJESTY]]で[[カテゴリ]]化された「軍貫」と名のついた[[カード]]群。~
　属する[[モンスター]]は全て[[炎属性]]・[[水族]]で統一されている。~

-[[カテゴリ]]全体で以下の特徴を持つ。~
--[[効果]]を持つ全ての「軍貫」[[カード]]は、[[通常モンスター]]である[[《しゃりの軍貫》]]に関する何らかの[[効果]]を持っている。~

--[[メインデッキ]]に入る[[効果モンスター]]とそれに対となる[[エクシーズモンスター]]の軍貫がセットで存在する。~
この内、[[エクシーズモンスター]]の[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]は、その対となる軍貫[[効果モンスター]]と[[《しゃりの軍貫》]]の[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]それぞれの合計値となっている。~
また[[《軍貫処『海せん』》]]の[[効果]]を見る限り、[[守備力]]で値段を表現していると思われる。~

--[[メインデッキ]]に入る[[効果モンスター]]は自身を[[手札]]から[[特殊召喚]]できる何かしらの[[効果]]を持っている。~
また、[[エクシーズモンスター]]は全て、[[エクシーズ素材]]を使う[[効果]]を持たないという特徴があり、以下の共通[[テキスト]]を持つ。~
 このカード名の(1)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
 (1)：このカードがＸ召喚に成功した場合に発動できる。
 そのＸ召喚の素材としたモンスターによって以下の効果を適用する。
 ●「しゃりの軍貫」：自分はデッキから１枚ドローする。
 ●「（特定の軍貫）」：（カードごとの固有効果）

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|[[エクシーズモンスター]]|[[ランク]]|[[守備力]]|対応する[[効果モンスター]]|固有[[効果]]|
|[[《弩級軍貫−いくら型一番艦》]]|４|300|[[《いくらの軍貫》]]|自身が[[２回攻撃]]可能となる|
|[[《空母軍貫−しらうお型特務艦》]]|~|250|[[《しらうおの軍貫》]]|「軍貫」[[魔法・罠カード]]１枚を[[サーチ]]|
|[[《超弩級軍貫−うに型二番艦》]]|５|500|[[《うにの軍貫》]]|自身が[[直接攻撃]]可能となる|

-日本食の「寿司」、特に「&ruby(ぐん){軍};&ruby(かん){艦};&ruby(ま){巻};き」がモチーフとなっている。~
[[カテゴリ]]名は「''軍''艦巻き」と寿司の助数詞「''&ruby(かん){貫};''」を掛けており、[[モンスター]]は軍艦巻きの語源でもある軍艦（軍事艦船）のような見た目となっている。

--属する[[モンスター]]が[[炎属性]]・[[水族]]なのは火薬を用いる船である軍艦を意識したものか。~
寿司に必要となるご飯を炊く際に水と火が両方必要ということも意識しているのだろう。~

---[[炎属性]]・[[水族]]の組み合わせは非常に珍しく、この[[カテゴリ]]登場以前は[[《ファイヤー・クラーケン》]]・[[《化合獣カーボン・クラブ》]]の２種類しか存在しなかった。~

--「軍艦巻き」とは酢飯に海苔を巻いたものの上にネタを乗せた寿司の一種。~
[[いくら>《いくらの軍貫》]]や貝柱などのこぼれやすいネタ、[[うに>《うにの軍貫》]]や[[しらうお>《しらうおの軍貫》]]などの柔らかく握りにくいネタに用いられる技法。~
基本的にはしゃりを海苔で巻くが、海苔の強い味や香りでネタの味が損なわれないように海苔以外の素材で巻くこともある。~
1941年に銀座の老舗『銀座久兵衛』で考案されたとされ、その姿が軍艦に似ていることから名付けられた。~
//今でこそポピュラーな寿司になったが、生み出された当時は同業界から痛烈批判され、ラジオ番組にて「ゲテモノのようだ」と酷評されたという。~
//現在でも伝統を重んじて出さない寿司屋も有る。~

//---[[魔法・罠カード]]の[[カード名]]から、本格派のお店であることが窺える。~
//納豆等の原価が安いメニューや、唐揚げやハンバーグ等のキッズ向けメニューをモチーフとした[[モンスター]]が存在しないのはそのためだろう。~
//実装されてないだけで既になっとうはメニューの木札にある

--寿司そのものの歴史は古く、文献によると奈良時代の魚類を米と共に塩発酵させる「なれずし」が元と言われる。~
「&ruby(すし){鮨};」「&ruby(すし){鮓};」「&ruby(す){酸};し」の転訛したものが江戸時代中期頃に「寿司」になったとされ、酢飯を使い形を整えてネタを乗せる形式になったのもこの頃と考えられている。~
戦前の1900年初頭にはすでにアメリカに海外進出しており、今日では「sushi」と訳され日本発祥の世界食となっている。~

--英語表記での[[カテゴリ]]名はそのまま「Gunkan」であるが、[[カード名]]は今のところ一貫して「Gunkan Suship〜」となっている。~
上述した「sushi」に、軍事艦船を意味する「ship」を繋げた、洒落のきいた[[カード名]]である。~

-YU-GI-OH.JPでは、「[[シャリ>《しゃりの軍貫》]]を握って闘う新テーマ」と紹介されている。~
寿司を作ることを一般的に「握る」と呼称するが、TCGにおいても特定の[[カード]]や[[デッキ]]を持つことを「握る」と呼ぶことがある（例：「[[相手]]は[[手札]]に[[《増殖するＧ》]]を握っている」）。~
[[《しゃりの軍貫》]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]する[[効果]]や[[《しゃりの軍貫》]]が[[手札]]にある場合に使える[[効果]]が多いことから、上記の「シャリを握る」は「[[《しゃりの軍貫》]]を[[手札]]に持つこと」とかけた駄洒落となっているのだろう。~
//「握る」の解釈の後に「握る」の説明があるのは違和感があったので

--上記に加え、「[[デッキの一番上]]に[[カード]]を[[置く]]」など、[[カード]]の運用を寿司を握る過程に見立てていることがうかがえる。~
[[エクシーズモンスター]]を擁しているのも、[[エクシーズ召喚]]の際に[[カード]]を重ねる挙動を「[[シャリ>《しゃりの軍貫》]]に[[ネタ>エクシーズ素材]]を乗せて[[寿司>エクシーズモンスター]]を[[握る>エクシーズ召喚]]」という動作に見立てたデザインなのだろう。~
また、[[エクシーズモンスター]]の[[カード]]の枠は黒であり、シャリに巻く海苔に見立てているのだと思われる。~

--総じて[[守備力]]が低いが、数値はバラバラで、各[[メインデッキ]]の[[モンスター]]と同じ「ネタ」を冠した[[エクシーズモンスター]]の間でだけ一致する。~
[[《きまぐれ軍貫握り》]]の[[イラスト]]や[[《軍貫処『海せん』》]]の(2)の[[効果]]、[[《しゃりの軍貫》]]は[[守備力]]０であることから、寿司ネタの値段＝[[守備力]]というイメージで設定されていると思われる。~

-[[カード名]]もさることながら、軍港の工廠でクレーン等を用いて実物と同じ寿司を建造している[[イラスト]]、果てはレビューサイトを思わせる[[フレイバー・テキスト]]など、これまで[[OCG]]に登場した[[カテゴリ]]の中でも異質な世界観となっている。~
[[《しゃりの軍貫》]]の[[フレイバー・テキスト]]は飲食店レビューのような文章だが肝心の食べた感想などは一切なく、むしろ軍艦の製造現場の調査レポートを思わせる名（迷）テキストに仕上がっている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画OCGストラクチャーズの「ダーク黒田vs白米射里」戦において白米が使用。~
黒田は[[ヌーベルズ]]を使用している事から料理[[デッキ]]対決となっており、途中から[[ライフポイント]]が「サイフポイント」に変わってしまった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]では、同じく寿司モチーフの[[シリーズカード]]として「[[寿司天使>rushwiki:寿司天使]]」が存在している。~
[[ラッシュデュエル]]では、同じく寿司モチーフの[[シリーズカード]]として「[[寿司天使>RUSH:寿司天使]]」が存在している。~

**関連リンク [#link]
―「軍貫」と名のついた[[モンスター]]~
　※は「軍貫」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[通常モンスター]]
--[[《しゃりの軍貫》]]

-[[効果モンスター]]
--※[[《赤しゃりの軍貫》]]
--[[《いくらの軍貫》]]
--※[[《しらうおの軍貫》]]

--※[[《うにの軍貫》]]

-[[エクシーズモンスター]]
--※[[《空母軍貫−しらうお型特務艦》]]
--※[[《超弩級軍貫−うに型二番艦》]]
--※[[《弩級軍貫−いくら型一番艦》]]

―「軍貫」と名のついた[[魔法・罠カード]]~
　※は「軍貫」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]
-[[フィールド魔法]]
--※[[《軍貫処『海せん』》]]
-[[永続魔法]]
--※[[《おすすめ軍貫握り》]]

-[[通常罠]]
--※[[《きまぐれ軍貫握り》]]

//―「軍貫」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
//-[[《》]]

―その他のリンク
-[[《赤酢の踏切》]]

-[[【軍貫】]]

-[[カテゴリ]]

//**FAQ [#faq]
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//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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