カードの効果テキストで使用される「元々の攻撃力」とは、基本的にはモンスターカードに記載された攻撃力の数値を指します。
装備魔法カードやその他のカードの効果で増減した数値は含まれません。
また、攻撃力や守備力に「?」と表記されたモンスターの場合、元々の攻撃力や守備力は「0」として扱います。
(公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)
名称としてはそのカードが最初から持っている攻撃力(守備力)、つまりカードに記載された攻撃力(守備力)を意味する。
しかし、第1期の頃から既にこの数値自体を変更する効果が登場しているため、事実上「カード記載の攻撃力(守備力)」とは独立した値となっている。
また、必ずしも数値を変える前のものを指しているわけでもないため、「攻撃力(守備力)」とも別の値と認識した方が理解しやすい。
後述の通り、「元々の攻撃力(守備力)」そのものを変える効果の場合は、変わった後の数値も「元々の攻撃力(守備力)」だからである。
以前は複雑なステータス変化をする代表例のような扱いを受けてきたが、現在はルールブックに明文化された通りの処理を行うので、それらを把握していれば問題ない(「ステータス」を参照)。
とはいえ、それらの内容は数が多く簡単とは言えないため、以下に例をいくつか載せる。
また、何度か裁定変更が起こっているため注意が必要である。
―変動後の数値が「元々の数値」
―変動後の数値が「元々の数値」ではない
―変動しない(0)
※「攻撃力(守備力)は元々の攻撃力(守備力)の倍(半分)になる」効果はこの種類である。
勘違いしやすいが、この場合「元々の攻撃力(守備力)」自体は変動しておらず、変動後の数値はあくまで「攻撃力(守備力)」である。
※元々の攻撃力(または元々の守備力)のみを参照するカードはそれぞれのページを参照
Q:ミラージュトークンやクローントークンの攻撃力・守備力は元々の数値として扱いますか?
(《No.107 銀河眼の時空竜》の効果で数値が変動するかに関係する)
A:いいえ、扱いません。(19/04/26)
Q:《召命の神弓−アポロウーサ》の元々の攻撃力が、自身の効果で1600になっています。
《スキルドレイン》を適用されて一度効果が無効になった後で《スキルドレイン》を破壊した場合、攻撃力はいくつになりますか?
A:0となります。(19/04/25)
Q:《召命の神弓−アポロウーサ》の元々の攻撃力が、自身の効果で1600になっています。
《進化する人類》を適用されて一度元々の攻撃力が2400になった後で《進化する人類》を破壊した場合、攻撃力はいくつになりますか?
A:1600となります。(19/04/25)
Q:《アークロード・パラディオン》のリンク先に攻撃力2000の冥府の使者カイエントークンが存在する時、《アークロード・パラディオン》の攻撃力は(1)の効果でアップしますか?
A:いいえ、しません。(19/06/03)
Q:《アークロード・パラディオン》のリンク先に攻撃力2000の《クリスタル・アバター》が存在する時、《アークロード・パラディオン》の攻撃力は(1)の効果でアップしますか?
A:いいえ、しません。(19/06/03)
Q:《アークロード・パラディオン》のリンク先にトリッキートークンが存在する時、《アークロード・パラディオン》の攻撃力は(1)の効果でアップしますか?
A:はい、します。(19/06/03)
Q:《アークロード・パラディオン》のリンク先に《アポピスの化神》が存在する時、《アークロード・パラディオン》の攻撃力は(1)の効果でアップしますか?
A:はい、します。(19/06/03)
Q:オプショントークンが攻撃した《No.53 偽骸神 Heart−eartH》の(1)の効果が発動したとき、《No.53 偽骸神 Heart−eartH》の攻撃力はアップしますか?
A:いいえ、《No.53 偽骸神 Heart−eartH》の(1)の効果は適用されず、攻撃力はアップしません。(22/03/23)
Q:リリースせずに召喚した《神獣王バルバロス》(攻撃力1900)に《収縮》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:攻撃力は950になり、《収縮》の効果が終わった後は1900ではなく3000となります。(20/10/30)