幻竜族/Wyrm †
第9期から登場した24番目の種族。
WORLD PREMIERE PACK 2020までで75種類が登場している。
属性別では闇属性14体、光属性20体、地属性17体、水属性10体、炎属性8体、風属性6体。
登場が新しく、後述の通り種類数やサポートカードが未だ少ないため種族デッキを組むのが難しい。
(ちなみに2021年1月現在、当wikiで種族デッキのページが無いのは幻神獣族・創造神族を除けば【幻竜族】だけである。)
種族サポートもカテゴリに属している竜星や真竜が多いため、種族デッキとして組むよりも【竜星】や【真竜】といったカテゴリデッキとして組まれる事が多い。
上記のデッキは環境でも活躍した事があるが、規制されたカードが幻竜族に関わる効果を持たず、それぞれのカテゴリに関する効果のみを持っているのもその事を裏付けていると言えよう。
一方、出張やギミックという観点で見た場合は総合数が少ないわりに有能なものが揃っている。
多くのデッキに出張された真竜、レベル5シンクロ召喚が行えるデッキに投入された《源竜星−ボウテンコウ》、【海皇】でのハンデスコンボに利用された《たつのこ》など、環境での実績も高い。
- ドラゴン族と区別しにくい点は公式も把握しているのか、アニメSEVENS第32話ではドラゴン族との違いを「わからん」と返答するネタが見られる。
- ドラゴン族や海竜族と枠を競い合う関係からかどうにも増加が鈍く、特殊な種族である幻神獣族・創造神族を除けば長らく全種族の最小数であった。
この種族よりも3年後に登場したサイバース族は、アニメVRAINSで主人公が使う種族である事も後押ししてか飛躍的に数を伸ばし、わずか9か月ほどでこの種族の総数を抜いた。
20/09/04に海竜族の総数を上回ったが、依然としてかなりマイナーな種族である事は否めないだろう。
- 英語版の「Wyrm」とは、「Wurm」の別の表記にあたる言葉である。
西洋のファンタジー作品においては時折この「wyrm」という語を強大な、あるいは古い竜を指すものとして用いる事がある。
日本のファンタジー作品における「竜」と「龍」の字に異なった意味合いを持たせるようなものであり、この種族がドラゴン族の上位種といった位置付けであることに倣ったものと思われる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vとほぼ同時期に作られた種族だが、アニメ5D'sにおけるサイキック族とは違い、作品内ではこの種族を主に使うキャラクターは登場していない。
ただしシンクロ次元では竜星シンクロモンスターのカードが確認されているため存在はしている様である。
- 漫画ARC-Vや次作のVRAINSでも幻竜族を使うデュエリストは登場せず、長くメディアと縁のない種族であった。
登場から実に5年が経過した2019年に、漫画OCGストラクチャーズで尚磨が【天威】を初めて使用した。
尚磨は後に【電脳堺】でも幻竜族を使用することとなった。
さらに2021年には、ラッシュデュエルではあるがアニメSEVENSで六葉アサナが幻竜族デッキを使用した。
関連リンク †
―現在禁止カードである幻竜族モンスター
―幻竜族に関連する効果を持つカード
―素材に幻竜族を指定するモンスター
―幻竜族トークン
―幻竜族のチューナー
―幻竜族のペンデュラムモンスター
―幻竜族の融合モンスター
―幻竜族のシンクロモンスター
―幻竜族のエクシーズモンスター
―幻竜族のリンクモンスター
―幻竜族のシリーズモンスター
―その他のリンク