幻竜族/Wyrm †
第9期から登場した24番目の種族。
BURST OF DESTINYまでで82種類が登場している。
属性別では闇属性14体、光属性21体、地属性18体、水属性12体、炎属性9体、風属性8体。
登場が新しく、後述の通り種類数やサポートカードが未だ少ないため種族デッキを組むのが難しい。
(ちなみに2021年8月現在、当wikiで種族デッキのページが無いのは幻神獣族・創造神族を除けば【幻竜族】だけである。)
種族サポートもカテゴリに属している竜星や真竜が多いため、種族デッキとして組むよりも【竜星】や【真竜】といったカテゴリデッキとして組まれることが多い。
上記のデッキは環境でも活躍したことがあるが、規制されたカードが幻竜族に関わる効果を持たず、それぞれのカテゴリに関する効果のみを持っているのもそのことを裏付けていると言えよう。
新たに登場した相剣は「相剣」カテゴリだけでなく、幻竜族に関連する効果を持っているものが多いため、【ビースト】における【トライブリゲード】のように事実上【幻竜族】は【相剣】になっている。
一方、出張やギミックという観点で見た場合は総合数が少ないわりに有能なものが揃っている。
多くのデッキに出張された真竜、レベル5シンクロ召喚が行えるデッキに投入された《源竜星−ボウテンコウ》、【海皇】でのハンデスコンボに利用された《たつのこ》など、環境での実績も高い。
- ドラゴン族や海竜族と枠を競い合う関係からかどうにも増加が鈍く、特殊な種族である幻神獣族・創造神族を除けば長らく全種族の最小数であった。
この種族よりも3年後に登場したサイバース族は、アニメVRAINSで主人公が使う種族であることも後押ししてか飛躍的に数を伸ばし、わずか9か月ほどでこの種族の総数を抜いた。
20/09/04に海竜族の総数を一時的に上回るも、抜きつ抜かれつの関係に留まり、依然としてマイナーな種族という地位に甘んじている。
- 英語版の「Wyrm」とは、「Wurm」の別の表記にあたる言葉である。
西洋のファンタジー作品においては時折この「wyrm」という語を強大な、あるいは古い竜を指すものとして用いることがある。
日本のファンタジー作品における「竜」と「龍」の字に異なった意味合いを持たせるようなものであり、この種族がドラゴン族の上位種といった位置付けであることに倣ったものと思われる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vとほぼ同時期に作られた種族だが、アニメ5D'sにおけるサイキック族とは違い、作品内ではこの種族を使うキャラクターは登場していない。
ただシンクロ次元で竜星シンクロモンスターのカードが確認できるため存在はしている様である。
- 漫画ARC-Vや次作のVRAINSでも幻竜族を使うデュエリストは登場せず、長くメディアミックスと縁のない種族であった。
登場から実に5年が経過した2019年にようやく、漫画OCGストラクチャーズで尚磨が【天威】を初めて使用した。
尚磨は後に【電脳堺】でも幻竜族を使用している。
- OCGではないが、ラッシュデュエルを題材とするアニメSEVENSでは、六葉アサナが幻竜族デッキを使用しており、登場7年目にしてようやく本格的なアニメ登場を果たした。
関連リンク †
―現在禁止カードである幻竜族モンスター
―幻竜族に関連する効果を持つカード
―素材に幻竜族を指定するモンスター
―幻竜族トークン
―幻竜族のチューナー
―幻竜族のペンデュラムモンスター
―幻竜族の融合モンスター
―幻竜族のシンクロモンスター
―幻竜族のエクシーズモンスター
―幻竜族のリンクモンスター
―幻竜族のシリーズモンスター
―その他のリンク