遊戯王カードWiki - 効果モンスター以外のモンスターのバックアップ(No.13)

効果(こうか)モンスター以外(いがい)のモンスター/Non-Effect Monster †

　文字通り「効果モンスターではないモンスター」のこと。
　《補充要員》など、「効果モンスター以外のモンスター」を指定したサポートカードが、OCGには少数ながら存在する。

　間違えられやすいが、「効果モンスター以外のモンスター」は通常モンスターだけではない。
　以下のモンスターが該当する。

通常モンスター
- モンスタートークン：モンスタートークンはすべて通常モンスター扱いなので、これに該当する。
- 通常モンスター扱いとなる罠モンスター（一覧はこちら）
- 《ダーク・サンクチュアリ》の効果で特殊召喚された死のメッセージ
- 《マジカルシルクハット》の効果で特殊召喚された魔法・罠カード
- デュアルモンスターなど、「自身を通常モンスターとして扱う」効果が適用されている効果モンスター（一覧はこちら）

裏側守備表示のモンスター
- ただし「裏側守備表示のシンクロモンスター」は《地天の騎士ガイアドレイク》の融合素材にできない。

効果モンスター以外のモンスターは、「効果モンスター以外のモンスター」を指定したサポートカードを受けられる他に、以下のようなメリットがある。

効果モンスターを指定したメタカードを受けない。
例えば《デモンズ・チェーン》・《幻影霧剣》・《一回休み》に攻撃を封じられず、《レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライト》で破壊されない。

インフェルノイドと共存しやすい。
インフェルノイドは「自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が８以下の時」に特殊召喚できる能力を持つ。
そのため【インフェルノイド】では、効果モンスターではないエクストラデッキのカードは評価が高まる。

テキスト欄に【○○族/効果】とあれば効果モンスターであり、「効果」の記載がなければ効果モンスター以外のモンスターとなる。
《救世竜セイヴァー・ドラゴン》・《Ｅ・ＨＥＲＯマッドボールマン》・《リンクルベル》等はモンスター効果を持たず効果外テキストのみを持つが、【○○族/効果】とあるので効果モンスターとして扱われる。

「効果モンスター以外のモンスター」のサポートカードの初出は第２期の《補充要員》であり、その歴史は古い。
ただし非常に数が少なく、また「通常モンスター以外のエクストラデッキのカード」があまり充実しなかった事もあり、「通常モンスターのサポートカード」の陰に隠れがちだった。
シンクロ召喚黎明期に《大地の騎士ガイアナイト》を(エラッタ前の)《ゴヨウ・ガーディアン》より優先する理由が《絶対魔法禁止区域》１枚くらいしかなかった、と言えば、その層の薄さが分かるだろう。
その後も約２年に１枚ほどしか「効果モンスター以外」の関連カードは増えなかったが、第10期になり「効果モンスター以外のモンスター」をカテゴリ単位でサポートする「天威」が登場し、その数が大幅に増加した。

効果モンスター以外のモンスターに関する効果や素材を持つカード †

天威

《コスモブレイン》（特殊召喚の条件として）

《地天の騎士ガイアドレイク》（融合素材として）

《ダイガスタ・エメラル》

《冥宮の番人》

関連リンク †

公式用語集

FAQ †

Ｑ：再度召喚されていないデュアルモンスターは「効果モンスター以外のモンスター」として扱いますか？
Ａ：通常モンスターとして扱われるため、「効果モンスター以外のモンスター」として扱います。(19/04/13)

Ｑ：《天威無崩の地》の(2)の効果は、「裏側守備表示の効果モンスター」でも条件を満たせますか？
Ａ：はい、条件を満たすことができます。(19/11/08)

Ｑ：（上記を踏まえて）《地天の騎士ガイアドレイク》の融合素材に「裏側守備表示の、効果を持つシンクロモンスター」を使うことができますか？
Ａ：いいえ、使うことができません。(19/11/08)