*効果外テキスト/(True) Condition [#top]
 [[カード]]の処理について記述した[[テキスト]]のうち、[[効果]]として扱われないものの事([[ルール効果]]等と同様、非公式用語である)。~
 [[召喚制限]]や[[特殊召喚モンスター]]の[[召喚条件]]、素材・用途制限、維持[[コスト]]、[[特殊勝利]]条件などが該当する。~
 その[[カード]]専用の「ルール」とも言える。

**[[効果]]以外の[[テキスト]] [#text]
-[[カード]]の[[効果]][[テキスト]]の中には、[[効果]]として扱わない[[テキスト]]がある。~
-[[効果]]ではない[[テキスト]]は[[カード]]の[[効果]]で[[無効]]になる事はない。~
-[[効果]]ではない[[テキスト]]は、その[[カード]]がいかなる状況であっても[[適用]]される。~
 例:「[[剣闘獣ティゲル>《剣闘獣ティゲル》]]」の『この[[カード]]は[[融合素材]]モンスターとして[[使用]]することはできない。』という[[テキスト]]は[[効果]]の扱いではないため、[[裏側表示]]の「[[剣闘獣ティゲル>《剣闘獣ティゲル》]]」を[[融合素材]]にする事はできない。~
 例:「[[ファントム・オブ・カオス>《ファントム・オブ・カオス》]]」で「[[コアキメイル・ヴァラファール>《コアキメイル・ヴァラファール》]]」の[[効果]]を得た場合、『この[[カード]]の[[コントローラー]]は[[自分]]の[[エンドフェイズ]]毎に[[手札]]から「[[コアキメイルの鋼核>《コアキメイルの鋼核》]]」1枚を[[墓地へ送る]]。または、[[墓地]]へ送らずにこの[[カード]]を[[破壊]]する。』という[[テキスト]]は[[適用]]しない。~
-以下の[[テキスト]]は、[[効果]]としては扱わない[[テキスト]]の例である。~
--[[特殊召喚モンスター]]の自身を[[特殊召喚]]する条件。~
--『または、どちらも行わずにこの[[カード]]を[[破壊]]する。』など、その[[カード]]を維持するための[[テキスト]]。~
--『〜〜の[[効果]]は[[1ターンに1度]]しか[[発動]]できない。』など、その[[効果]]の[[発動]]の条件を指定する[[テキスト]]。~
--自身が『[[シンクロ素材]]にできない。』など、素材にできないことを示す[[テキスト]]、またはほかの素材を指定する[[テキスト]]。
--[[特殊勝利]]の条件。

 (遊戯王OCGパーフェクトルールブック p153より引用)
----

-「[[効果]]ではない[[テキスト]]」のことだが、ここでは[[フレイバー・テキスト]]や[[融合素材]]指定のような「[[カード]]処理を示さないもの」は含めない事とする。~

-第9期より[[効果]]として扱う[[テキスト]]は文頭に番号が付く様になった。~
つまり、[[テキスト]]欄にある文頭に番号がない[[テキスト]]は効果外テキストである。~
--例えば以下の[[《クリッター》]]の場合、『「クリッター」の[[効果]]は[[1ターンに1度]]しか[[使用]]できない。』が効果外テキスト、『(1):このカードが〜』以下の部分は[[効果]]である。~
 《クリッター/Sangan》
 効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
 「クリッター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
 デッキから攻撃力1500以下のモンスター1体を手札に加える。
 このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの発動ができない。
--ただし、''丸番号のついている効果外テキスト''が存在する場合もある。~
例えば[[カード]]単位や個別の[[効果]]にだけ掛かる[[発動条件]]などは関連する[[効果]]の[[テキスト]]内に含めて書かれている事もある。~
([[デュアル]]の[[効果]]獲得条件や[[カード名]]縛りでない「[[1ターンに1度]]」など)~
--第9期以前の[[カード]]の場合、[[効果]]か効果外テキストかを見分けるのは困難である。~
極端な例では一文の中に効果テキストと効果外テキストが一繋ぎで記述されているものもある。([[ダストン]]の共通デメリットなど)

-効果外テキストは''[[カードの効果]]ではない''。~
よって[[《スキルドレイン》]]・[[《エフェクト・ヴェーラー》]]・[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]などの[[効果]]では[[無効]]にならず、[[裏側表示]]でも影響を受け続ける。~
--[[《剣闘獣ティゲル》]]は[[裏側表示]]であろうと[[剣闘獣]]の[[融合素材]]として[[デッキ]]に[[戻す]]事はできず、通常の[[融合素材]]にする事もできない。~
--[[《アンデット・スカル・デーモン》]]が存在しても、[[《コアキメイル・グールズスレイブ》]]は維持[[コスト]]が払えなければ[[自壊]]する。~
--[[《スキルドレイン》]]の[[効果]]を[[適用>効果の適用]]しても、[[《BF−東雲のコチ》]]は[[シンクロ素材]]にできない。~
--[[《シンクロン・エクスプローラー》]]で[[《クイック・シンクロン》]]を[[特殊召喚]]しても、[[《クイック・シンクロン》]]は[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]の[[シンクロ素材]]にはできない。~
--[[《TG サイバー・マジシャン》]]に[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の[[効果]]を[[適用>効果の適用]]しても、[[シンクロ素材]]は[[手札]]から選択できる。~
--[[《光と闇の竜》]]は[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[戦闘破壊]]されても[[《死者蘇生》]]の対象に選択できない。~

-[[効果]]として扱われないため、効果外テキストを持つ[[効果モンスター]]の[[効果]]を[[《ファントム・オブ・カオス》]]などで得た場合、効果外テキストの部分は''原則として''無視される。~
ただし一部に例外があるため注意。~
--[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[《ガガガマジシャン》]]の[[効果]]を得た場合、[[《ファントム・オブ・カオス》]]は[[シンクロ素材]]にできる。~
--[[《The tyrant NEPTUNE》]]で[[《コアキメイル・マキシマム》]]の[[効果]]を得た場合、維持[[コスト]]は支払われない。~
--[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[《ハーピィ・レディ・SB》]]の[[カード名]]をコピーした場合、[[《ファントム・オブ・カオス》]]は''[[《ハーピィ・レディ》]]として扱われる。''~
これは[[《ハーピィ・レディ・SB》]]の[[カード名]]自体が効果外テキストによって[[《ハーピィ・レディ》]]に書き換えられているためである。~
(すなわち、「[[《ハーピィ・レディ・SB》]]」という[[カード]]は[[デッキ]]や[[墓地]]には存在しない事になる)~
---[[《C・HERO カオス》]]のような「『[[E・HERO]]』[[モンスター]]として''も''扱う」[[カード]]のカード名を[[《ファントム・オブ・カオス》]]でコピーした場合も「『[[E・HERO]]』[[モンスター]]」扱いになる。~
([[カテゴリ]]名ごとコピーされる)~
--[[《ファントム・オブ・カオス》]]で[[《フェアリー・アーチャー》]]の[[カード名]]と[[効果]]を得た場合、[[《ファントム・オブ・カオス》]]は得た''[[《フェアリー・アーチャー》]]の[[効果]]を[[1ターンに1度]]しか[[使用]]できない。''~
これは、『「[[フェアリー・アーチャー>《フェアリー・アーチャー》]]」の[[効果]]は[[1ターンに1度]]しか使用できない。』という効果外テキストは、『''元々の[[カード名]]が''「[[フェアリー・アーチャー>《フェアリー・アーチャー》]]」の''[[テキスト]]に書かれている''[[効果]]は[[1ターンに1度]]しか使用できない。』という意味だからである。~
(すなわち、[[《フェアリー・アーチャー》]]の[[効果]]は[[カード名]]を変更しようが[[効果]]をコピーされようが、[[1ターンに1度]]しか[[使用]]できない事になる)~

--''ただし[[《D−フュージョン》]]のみは唯一の例外であり、[[《ジャンク・コレクター》]]等で[[効果]]をコピーする場合、効果外テキストごとコピーする。''
--[[《ジャンク・コレクター》]]・[[《フレシアの蟲惑魔》]]等の「[[罠カード]]の[[効果]]をコピーする[[効果]]」は「[[発動条件]]を満たした」[[罠カード]]しかコピー対象に選べないので、[[発動条件]]が効果外テキストで書かれていても無視できない。~

-[[種族]]の横に【○○族・[[効果]]】と書いてあれば[[効果モンスター]]であり、効果外テキストしか持たない[[効果モンスター]]も存在する。~
[[《停戦協定》]]等で問題になるので注意したい。~
--例外的に[[シンクロモンスター]]の[[チューナー]]は[[種族]]の横に「[[効果]]」とは書かれていない(【○○族・シンクロ/[[チューナー]]】)が、現在登場しているものは全て[[効果モンスター]]扱いである。(12/04/22)~
//裁定自体は自分がもらいました。

-[[通常召喚]]可能な[[モンスター]]が別個に持つ[[特殊召喚]]手段は[[ルール効果]]に分類される。~
--[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[戦闘破壊]]された[[《マシンナーズ・フォートレス》]]は自身の[[効果]]を使って[[墓地]]から[[特殊召喚]]できない。~

-「[[効果]]の外」という名だがこの[[テキスト]]が[[効果]]の影響外というわけではない。~
--「[[召喚条件]]を無視して[[特殊召喚]]する」[[効果]]などのように効果外テキストに影響のある[[効果]]も存在する。~

-[[誓約効果]]は[[効果]]という名前を持っているが、これはあくまで俗称であり、実際には[[効果]]として扱われない効果外テキストにあたるので注意が必要である。~
詳しくは[[誓約効果]]のページを参照。~

**効果外テキストの種類 [#type]
 効果外テキストには様々なものがあるが、その中でも代表的な物を列記する。

***[[召喚条件]] [#SJ]
 効果外テキストのうち、[[特殊召喚モンスター]]やその他の[[効果モンスター]]を[[フィールド]]に[[通常召喚]]、または[[特殊召喚]]するための条件。~
 本Wiki内では主に[[特殊召喚モンスター]]について用いられることが多いが、公式用語としては[[特殊召喚モンスター]]でなくとも「この[[カード]]は[[特殊召喚]]できない」という[[テキスト]]は[[召喚条件]]にあたり、[[召喚条件]]を無視できる[[カード]]を使えば[[特殊召喚]]できる。~
 当項目ではWiki内での表記としての[[特殊召喚モンスター]]の[[召喚条件]]について説明する。~

-[[特殊召喚モンスター]]の[[召喚条件]]について~
[[特殊召喚モンスター]]が[[通常召喚]]できない事や、[[特殊召喚]]の際に必要となる手順は、[[カードの効果]]ではなく効果外テキストとなる。~
 《ギガンテス/Gigantes》
 特殊召喚・効果モンスター
 星4/地属性/岩石族/攻1900/守1300
 このカードは通常召喚できない。
 自分の墓地から地属性モンスター1体を除外した場合に特殊召喚できる。
 (1):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。
 フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。 
[[メインデッキ]]の[[特殊召喚モンスター]]だけでなく、[[エクストラデッキ]]に投入される[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]も[[特殊召喚モンスター]]の一種である。~
したがってこれらの[[モンスター]]の[[特殊召喚]]方法に制限があったり、通常と異なる[[特殊召喚]]の方法を持つ場合、それは効果外テキストとして記載される。
 《XYZ−ドラゴン・キャノン/XYZ-Dragon Cannon》
  融合・効果モンスター
  星8/光属性/機械族/攻2800/守2600
 「X−ヘッド・キャノン」+「Y−ドラゴン・ヘッド」+「Z−メタル・キャタピラー」
 自分フィールドの上記カードを除外した場合のみ、
 エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
 このカードは墓地からの特殊召喚はできない。
 (1):手札を1枚捨て、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
 その相手のカードを破壊する。
なお効果外テキストによる[[特殊召喚モンスター]]の[[特殊召喚]]は、全て「条件による[[特殊召喚]]」([[チェーンブロック]]を作らない[[特殊召喚]])である。~
詳しい処理方法は[[特殊召喚>#NegatePattern1]]を参照。~

-[[《サイバー・ドラゴン》]]等の「[[特殊召喚モンスター]]ではない[[モンスター]]が持つ、[[チェーンブロック]]を作らない[[特殊召喚]]方法」は、効果外テキストではなく''分類のない効果([[ルール効果]])''として扱われる。~
効果外テキストでも[[ルール効果]]でも[[特殊召喚]]に際しての処理の仕方は同じだが、[[ルール効果]]の場合[[効果]]が[[無効]]になっていると使用できないという違いがある。~
--例:[[《インフェルノイド・ネヘモス》]]([[特殊召喚モンスター]])は、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[戦闘破壊]]され[[墓地]]での[[効果]]が[[無効]]になっていても、[[墓地]]から自身を[[特殊召喚]]する効果外テキストを使用できる。~
しかし[[《マシンナーズ・フォートレス》]]([[特殊召喚モンスター]]ではない)は、[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]に[[戦闘破壊]]された場合、[[墓地]]から自身を[[特殊召喚]]する[[ルール効果]]を使用できない。~

***[[召喚制限]] [#SS]
 効果外テキストのうち、[[召喚]]・[[特殊召喚]]の方法を制限するもの。~
 本Wiki内では主に「[[特殊召喚モンスター]]以外で[[通常召喚]]、[[特殊召喚]]の方法を制限するもの」に用いられる用語だが、[[召喚条件]]の項目にあるように、公式用語としては[[召喚条件]]に含まれる。~
 当項目では[[特殊召喚モンスター]]以外の[[召喚条件]]について説明する。~

 以下のような「[[特殊召喚]]できない」[[テキスト]]が代表的な[[召喚制限]]だが、[[ゴーストリック]]のように[[表側表示]]での[[召喚]]を制限するもの、[[《タツノオトシオヤ》]]のように[[特殊召喚]]の方法を制限するものなどもある。~

 《BF−極北のブリザード/Blackwing - Blizzard the Far North》
 チューナー・効果モンスター
 星2/闇属性/鳥獣族/攻1300/守   0
 このカードは特殊召喚できない。
 (1):このカードが召喚に成功した時、
 自分の墓地のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。 

-なお、[[特殊召喚]]可能な回数を制限する[[テキスト]]は、「[[召喚条件]]」や「[[召喚制限]]」には当たらず、「[[召喚条件]]を無視して特殊召喚する」[[カード]]でもこの効果外テキストを無視して[[特殊召喚]]できない。

***[[発動条件]] [#HJ]
 効果外テキストのうち、[[効果]]ないし[[カード]]の[[発動条件]]を示した物。~
 「《[[カード名]]》の[[効果]]は[[1ターンに1度]]しか使用できない」等の、[[同名カード]]全体に渡る[[発動条件]]に限り、丸番号なしの効果外テキスト部分に記載される。~
 これは効果外テキストではあるが、''[[《ファントム・オブ・カオス》]]等で[[効果]]をコピーした場合、一緒にコピーされる''点に注意したい。~
 例えば下記の[[《熱血獣士ウルフバーク》]]を[[《ファントム・オブ・カオス》]]でコピーしても、効果外テキストを無視して[[蘇生]][[効果]]を1[[ターン]]に何度も使うことはできない。~

 《熱血獣士ウルフバーク/Coach Soldier Wolfbark》
 効果モンスター
 星4/炎属性/獣戦士族/攻1600/守1200
 「熱血獣士ウルフバーク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分の墓地の獣戦士族・炎属性・レベル4モンスター1体を対象として発動できる。
 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

-[[マスタールール3]]における[[効果]][[テキスト]]への丸番号導入以降、「[[同名カード]]全体に渡る[[発動条件]]は効果外テキスト部分」「そうでない[[発動条件]]は丸番号の後ろ」という使い分けが徹底されている。~
ただし[[遊戯王OCG事務局]]では「[[発動条件]]は[[カードの効果]]ではない」「これは丸番号のない部分に記載されているものも、丸番号の後ろに記載されているものも同一であり、記載されている箇所による処理の違いはない」としている。~
また[[同名カード]]全体に渡る[[発動条件]]のみ丸番号のない部分に記されている理由は「常に遊びやすい[[テキスト]]へ考慮された結果」とのこと。~

-その他[[発動条件]]についての詳細は[[発動条件]]のページも参照。

***[[効果]]の獲得条件 [#KJ]
 効果外テキストのうち、[[ディフォーマー]]や[[デュアル]]等、特定の条件下でのみ[[効果]]を得る[[カード]]の、[[効果]]の獲得条件を示した物。~
 これは[[効果外テキスト]]ではあるが、''[[《ファントム・オブ・カオス》]]等で[[効果]]をコピーした場合、一緒にコピーされる。''~
 また扱いとしては効果外テキストではあるものの、文脈の都合上丸数字の後に記載される事が多い。~
 例えば以下の[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]の場合、(1)は[[ルール効果]]、(2)は[[再度召喚]]して[[効果モンスター]]となる部分までが[[効果外テキスト]]、●以降は[[永続効果]]という扱いとなる。~

 《E・HERO アナザー・ネオス/Elemental HERO Neos Alius》
 デュアル・効果モンスター
 星4/光属性/戦士族/攻1900/守1300
 (1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、
 通常モンスターとして扱う。
 (2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを
 通常召喚としてもう1度召喚できる。
 その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
 ●このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
 カード名を「E・HERO ネオス」として扱う。

***維持[[コスト]] [#IC]
 効果外テキストのうち、一定の[[コスト]]を支払わないと[[自壊]]する処理を示した物。~
 維持に必要な[[コスト]]には、[[ライフポイント]]を払う、[[リリース]]を行う、[[手札]]を[[公開]]するなどがある。~

 《プレデター・プランター》
 永続魔法
 このカードのコントローラーは、自分スタンバイフェイズ毎に800LPを払う。
 またはLPを払わずにこのカードを破壊する。
 (1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
 自分の手札・墓地からレベル4以下の「捕食植物」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。

 《スクリーン・オブ・レッド/Red Screen》
 永続罠
 このカードのコントローラーは自分エンドフェイズ毎に1000LPを払う。
 1000LP払えない場合このカードを破壊する。
 (1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、相手モンスターは攻撃宣言できない。
 (2):自分の墓地のレベル1チューナー1体を対象として発動できる。
 このカードを破壊し、そのモンスターを特殊召喚する。
 この効果はフィールドに「レッド・デーモンズ・ドラゴン」が存在する場合に発動と処理ができる。

-維持[[コスト]]には「[[コスト]]を支払うかどうかを[[プレイヤー]]が決めることができ、支払わない事を選択した場合に[[自壊]]する」ものと、「可能であれば[[コスト]]を支払わなければならず、支払うことが不可能な場合に[[自壊]]する」ものが存在する。~
上記の[[《プレデター・プランター》]]は前者、[[《スクリーン・オブ・レッド》]]は後者である。~
--[[ライフコスト]]は、残り[[ライフポイント]]と同値まで支払うことができる。~
したがって強制的に[[ライフコスト]]を支払う[[カード]]が存在し、[[自分]][[ライフポイント]]と[[ライフコスト]]が同値の場合、その[[カード]]が[[自壊]]する事なく[[プレイヤー]]の[[ライフポイント]]が0となってしまう。~

-維持[[コスト]]は効果外テキストなので[[《スキルドレイン》]]等で[[無効]]にならない。~
[[《味方殺しの女騎士》]]のように維持[[コスト]]を[[デメリット]]とする[[デメリット]][[アタッカー]]は、[[《ゴブリン突撃部隊》]]等と異なり[[《スキルドレイン》]]で[[デメリット]]を消して運用することができない。~

-なお「維持[[コスト]]」という言葉が[[テキスト]]に記載されることはないが、[[遊戯王カードデータベース]]等には記載されており、公式用語の1つである。~

***[[特殊勝利]]条件 [#TS]
 効果外テキストの内、[[特殊勝利]]の条件を示した物。~
 [[特殊勝利]]に関する[[テキスト]]は例外なく効果外テキストである。~
 よって[[特殊勝利]]は条件を満たすと同時に[[チェーン]]を作ることなく成立し、あらゆる[[効果]]によって[[無効]]にできない。~
 もちろん、[[特殊勝利]]条件を満たすための[[効果]](下記の[[《ウィジャ盤》]]なら(1)の[[効果]])を[[無効]]にする事で間接的に[[特殊勝利]]を妨害することは可能である。~
 詳細は[[特殊勝利]]を参照。~

 《ウィジャ盤/Destiny Board》
 永続罠
 このカードと「死のメッセージ」カード4種類が
 自分フィールドに揃った時、自分はデュエルに勝利する。
 (1):相手エンドフェイズにこの効果を発動する。
 手札・デッキから、「死のメッセージ」カード1枚を
 「E」「A」「T」「H」の順番で自分の魔法&罠カードゾーンに出す。
 (2):自分フィールドの「ウィジャ盤」または「死のメッセージ」カードがフィールドから離れた時に
 自分フィールドの「ウィジャ盤」及び「死のメッセージ」カードは全て墓地へ送られる。

**関連カード [#card]

-[[特殊召喚モンスター]]の[[召喚条件]]は[[特殊召喚モンスター]]を参照~

-[[召喚制限]]は[[召喚制限]]のページを参照~

-「『○○』の[[効果]]は[[1ターン(デュエル中)に1度>1ターンに1度]]しか[[使用]]できない」は[[1ターンに1度]]を参照~

//[[《C・HERO カオス》]]らは「複数のカード名を持つ」カードであり、[[《ファントム・オブ・カオス》]]らは「それら全てのカード名をコピー」しているだけである、としてここに記述~
-[[カード名]]を別の[[カード]]として(も)扱う[[カード]]は[[同名カード]]を参照~
(場所によりカード名が変わるのは[[ルール効果]])

//-[[カード]]の種類を別のカードとしても扱う[[カード]]
//--[[罠モンスター]]([[モンスター]]化しても[[罠>罠カード]]として扱う部分)

-維持[[コスト]]・維持条件とそれに伴う[[自壊]]
--[[アモルファージ]]
--[[コアキメイル]]
---[[《鋼核合成獣研究所》]]
--[[チェスデーモン]]

--[[《魔導アーマー エグゼ》]]
--[[《味方殺しの女騎士》]]
//こっちなんじゃないかな…

--[[《地球巨人 ガイア・プレート》]]

--[[《凶暴化の仮面》]]
--[[《クリアー・ワールド》]]
--[[《縮退回路》]]
--[[《プレデター・プランター》]]
--[[《平和の使者》]]
--[[《霊子エネルギー固定装置》]]
//--[[《SPYRAL Resort》]]
//確定してないだろ

--[[《王宮の勅命》]]
--[[《銀幕の鏡壁》]] 
--[[《スクリーン・オブ・レッド》]]
--[[《スピリットの誘い》]]
--[[《破邪の刻印》]]
--[[《ファイヤー・ウォール》]]
--[[《モンスターBOX》]]

-[[コスト]]・素材・用途を制限または拡張する
--[[《イエロー・ダストン》]]
--[[《粋カエル》]]
--[[《エキセントリック・ボーイ》]]
--[[《炎星師−チョウテン》]]
--[[《ガガガカイザー》]]
--[[《ガガガマジシャン》]]
--[[《カゲトカゲ》]]
--[[《影無茶ナイト》]]
--[[《奇術王 ムーン・スター》]]
--[[《救世竜 セイヴァー・ドラゴン》]]
--[[《極星天ヴァナディース》]]
--[[《極星霊スヴァルトアールヴ》]]
--[[《貴竜の魔術師》]]
--[[《剣闘獣ティゲル》]]
--[[《グリーン・ダストン》]]
--[[《クリボルト》]]
--[[《幻獣機ブルーインパラス》]]
--[[《幻蝶の刺客オオルリ》]]
--[[《幻妖種ミトラ》]]
--[[《孤炎星−ロシシン》]]
--[[《シャーク・サッカー》]]
--[[《ジャンク・アンカー》]]
--[[《Sin パラレルギア》]]
--[[《スクラップ・キマイラ》]]
--[[《スクラップ・マインドリーダー》]]
--[[《SRアクマグネ》]]
--[[《SRドミノバタフライ》]]
--[[《セイクリッド・カウスト》]]
--[[《セイクリッド・シェアト》]]
--[[《セイバー・シャーク》]]
--[[《XX−セイバー ボガーナイト》]]
--[[《チェーンドッグ》]]
--[[《調弦の魔術師》]]
--[[《電子光虫−ウェブソルダー》]]
--[[《電子光虫−コクーンデンサ》]]
--[[《電子光虫−センチビット》]]
--[[《電子光虫−LEDバグ》]]
--[[《TG サイバー・マジシャン》]]
--[[《デブリ・ドラゴン》]]
--[[《トラスト・ガーディアン》]]
--[[《トラパート》]]
--[[《トラブル・ダイバー》]]
--[[《パラサイト・フュージョナー》]]
--[[《H・C ダブル・ランス》]]
--[[《フィッシュボーグ−ガンナー》]]
--[[《フィッシュボーグ−ランチャー》]]
--[[《BF−東雲のコチ》]]
--[[《BF−上弦のピナーカ》]]
--[[《BF−そよ風のブリーズ》]]
--[[《プリン隊》]]
--[[《ブルー・ダストン》]]
--[[《光天使スローネ》]]
--[[《湖の乙女ヴィヴィアン》]]
--[[《モノ・シンクロン》]]
--[[《ライト・サーペント》]]
--[[《竜宮の白タウナギ》]]
--[[《竜剣士ラスターP》]]
--[[《レアル・ジェネクス・オラクル》]]
--[[《RR−ペイン・レイニアス》]]
--[[《レッド・ダストン》]]

--[[《ガーベージ・ロード》]]
--[[《クイック・シンクロン》]]
--[[《シャドウ・ヴァンパイア》]]
--[[《スクラップ・ソルジャー》]]

--[[《ギミック・パペット−ネクロ・ドール》]]
--[[《SDロボ・エレファン》]]
--[[《熱血獣王ベアーマン》]]

--[[《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》]]

--[[《たつのこ》]]

--[[《外神アザトート》]]
--[[《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》]]
--[[《No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン》]]

-条件を満たしたとき、何らかの処理を行う
--[[《貴竜の魔術師》]]
--[[《SRドミノバタフライ》]]
--[[《白翼の魔術師》]]

//-[[チェーン]][[発動]]させないテキスト
//--[[《久遠の魔術師ミラ》]](この[[カード]]の[[誘発効果]]の[[発動]]に対して相手は[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]]できない)(12/05/26)
//--[[《創星神 sophia》]](この[[カード]]の[[誘発効果]]の[[発動]]に対して[[チェーン]]できない)(12/05/26)
//--[[《超次元ロボ ギャラクシー・デストロイヤー》]](この[[カード]]の[[起動効果]]の[[発動]]に対して相手は[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]]できない)(12/05/26)
//--[[《神炎皇ウリア》]](この[[カード]]の[[起動効果]]の[[発動]]に対して[[魔法・罠カード]]を[[チェーン]]できない)(12/05/26)
//ウリアの効果を得たファントム・オブ・カオスの効果に魔法罠をチェーンできないという裁定が出ています(12/08/13)
//ウリアでだめなら全部保留かな。誓約効果が妥当かも。
//「1ターンに1度しか発動できない」とか「メインフェイズ時に」と同様のテキストってことでしょ。それを効果外テキストとするかどうかってのはまた別の議論だな。質問したら「効果モンスターの効果としては扱いません」と回答が来るとは思うが。

-[[特殊勝利]]は[[特殊勝利]]のページを参照~

-特殊な[[レベル]]・[[ランク]]
--[[《SNo.0 ホープ・ゼアル》]]
--[[《FNo.0 未来皇ホープ》]]

--[[《アルティマヤ・ツィオルキン》]]
--[[《究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン》]]

//-[[効果]]を得る
//--[[《CNo.39 希望皇ホープレイV》]]
//--[[《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》]] 
//--[[《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》]]
//--[[《CNo.105 BK 彗星のカエストス》]]
//--[[《CNo.106 溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》]]
//希望皇ホープレイVの裁定に、効果を得る効果はコピーできるとある
//「カードの効果」に移動

//-[[同名カード]]を[[召喚]]・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]できない
//--[[《ミラクル・フリッパー》]]
//↑ 「○○」は1体しか存在できないルール効果とは異なり効果として扱わない
//http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=7576
//[[召喚制限]]のページ

//-条件を満たさなければ[[表側表示]]で[[召喚]]できない
//--[[《ゴーストリック・アルカード》]]以外の[[ゴーストリック]]
//[[召喚制限]]のページ

//その他「効果外テキスト(効果モンスターの効果として扱われないテキスト)」を持つカードを追加してください。

**関連リンク [#link]
-[[誓約効果]]
-[[1ターンに1度]]

-[[効果モンスター]]
-[[召喚ルール効果]]
-[[ルール効果]]

-[[用語集]]