遊戯王カードWiki - 効果発動時のバックアップ(No.14)

効果発動時 †

　カードの発動や効果の発動、モンスター効果の発動をしたタイミング。
　このときに支払うものを「コスト」といい、このとき効果対象を選択する効果を「対象をとる（指定する）効果」という。

例１

カード（効果）Ａの発動　←このタイミングのこと

チェーン確認、お互いに何も発動しないを選択。

効果処理

例２

カード（効果）Ａの発動　←このタイミングのこと

チェーン確認。

チェーンでカード（効果）Ｂ発動。　←このタイミングのこと

チェーン確認。

チェーンでカード（効果）Ｃの発動。　←このタイミングのこと

チェーン確認、お互いに何も発動しないを選択。

チェーンブロックを組む
　チェーン１：カード（効果）Ａ
　チェーン２：カード（効果）Ｂ
　チェーン３：カード（効果）Ｃ

チェーンを逆順で処理
　チェーン３：カード（効果）Ｃ処理
　チェーン２：カード（効果）Ｂ処理
　チェーン１：カード（効果）Ａ処理

カードの効果発動時に処理するものを一般に「コスト」と呼び、効果処理時に処理するものは「効果で」と解釈する。

魔法・罠カードで「このカードの発動時に、～する。」といったテキストの場合、そのカードのカードの発動をした場合、それらの効果処理を行うという意味であり、発動時にその効果処理を行うという意味ではない。
例えば、《古の森》を発動した場合、発動した時点ではフィールド上のモンスターを表側攻撃表示にする効果処理は行わずに、効果処理時にその処理を行う。
また、《終焉の地》の効果でデッキから《古の森》を発動した場合、フィールド上のモンスターを表側攻撃表示にする効果処理は行われない。
第９期のテキストでは「このカードの発動時の効果処理として、～する。」と表記されその事が分かりやすくなった。

なお、永続魔法・フィールド魔法・装備魔法・永続罠といった永続カードの場合、発動にチェーンされて除去されると上記の「発動時に、～する。」といった効果の処理は行われない。
《闇の護封剣》の旧裁定を見る限り以前は処理が一律されていなかったようだが、現在はこの処理で統一している。

通常魔法や通常罠は発動にチェーンされて除去されても効果の処理を行う。
《光の護封剣》の様に発動後にフィールドに残るものであっても同様の処理となる。

対象を選択はする効果でも、効果処理時に選択する効果は対象をとる効果ではないことも注意。

関連リンク †

用語集