攻撃宣言/Declare an attack †
バトルステップにおいて、攻撃モンスターと目標を宣言すること。
攻撃宣言が終了した後ダメージステップに移行し、ダメージ計算を行う事ができる。
相手のフィールドにモンスターが存在しない場合は、直接攻撃が可能。
- 原作・アニメにおいて―
攻撃と対象を決めて同時に行うため、基本的に1ターンに1度しか行えない。
「決闘者の王国編」の「遊戯vs海馬」戦では、闇遊戯の攻撃宣言後、遊戯の制止により攻撃を中断している。
当然OCGでは不可能である。
一方、同じく「決闘都市編」の「遊戯vs闇マリク」戦では攻撃宣言を完了したあとにバトルステップの巻き戻しを行えないことが展開を左右している。
アニメ5D'sの「ジャックvs牛尾」戦ではジャックが右腕を怪我していたため、カードの操作をカーリーに任せていたのだが、ジャックには攻撃の意思がなかったにもかかわらず、カーリーが攻撃宣言をしてしまった事で戦闘が行われてしまっている。
- マリクが使用した《速攻の吸血蛆》や、アニメGXで万丈目が使用した通常魔法《クイック・アタック》など、先攻1ターン目に攻撃可能になるカードも存在している。
- 作中で使われる「攻撃宣言できなくする」効果は、攻撃宣言時に発動あるいは適用されてもその攻撃を封じている場面が多い。
しかし、OCGではすでに攻撃宣言を終えているものとみなされ、その攻撃を防ぐ事はできないので注意。
- コナミのゲーム作品において―
原作・アニメでは基本的に「(モンスター名)で攻撃」「(モンスター名)で(モンスター名)を攻撃」と、モンスターのカード名を明確に宣言しており、これはOCGでも同様の行為が定められている。
一方ゲーム作品、とくにTAG FORCEシリーズや最強カードバトル!、デュエルリンクスなどではデュエリストごとに専用の台詞が設定されたモンスター(海馬瀬人の《青眼の白龍》など)以外は一律で「モンスターで攻撃」と宣言される。
関連カード †
―攻撃宣言に反応あるいは効果発動する、または攻撃宣言時に効果適用するカード
攻撃対象になった時/した時に効果発動・適用するカードは攻撃対象参照
相手モンスターの直接攻撃宣言時に効果を発動できるカードはリンク先参照
―自分及び相手のモンスターに攻撃宣言封印が生じるカード(「バトルフェイズを行えない」も含む)
―自分のモンスターに攻撃宣言封印が生じるカード(「バトルフェイズを行えない」も含む)
―相手のモンスターに攻撃宣言封印を生じさせるカード(「バトルフェイズを行えない」も含む)
―攻撃対象に制限を生じさせるカード
―攻撃対象を変更できるカード・代わりに戦闘をさせるカード
―攻撃対象にならないモンスター
攻撃対象を参照。
―自分のモンスターに攻撃を強制する効果を持つカード
―相手のモンスターに攻撃宣言を強制する効果を持つカード
戦闘を強要するカードは「戦闘」を参照。
「攻撃を強制する」の場合は「(攻撃側の)攻撃した時」「(被攻撃側の)攻撃された時」の条件が満たされる。
「戦闘を強制する」の場合は、「攻撃した時」「攻撃された時」の条件が満たされない。
―お互いのモンスターに攻撃宣言を強制する効果を持つカード
―フィールドに出たターンに攻撃できないモンスター
―攻撃にコストが必要となるカード
―その他の関連カード
関連リンク †