*最上級モンスター [#ybfc36b5]
 基本的に、[[生け贄召喚]]に2体の[[生け贄]]を必要とする[[レベル]]7以上の[[モンスター]]を指す。~
 [[攻撃力]]・[[守備力]]ともに[[レベル]]5・6の標準を遥かに凌ぐものが多く、戦闘面においてかなりの優位性を確保する。~
 しかし、[[召喚]]自体が難しく、[[召喚]]してすぐ[[除去]]されても不利になるため、扱いづらい。~
~
 2体の[[生け贄]]を揃えるのは普通に戦っていては難しく、[[生け贄]]サポート用のカードが必要になるためである。~
 本体と[[生け贄]]確保パーツ、場合によっては更なるサポートカードが必要になり、[[レベル]]5〜6に比べて[[手札事故]]が多くなる。~

 主なサポートは以下の通り。~

-[[ダブルコストモンスター]]~
[[《カイザー・シーホース》]][[《炎を支配する者》]]等、各[[属性]]の最上級モンスターの[[召喚]]時、2体分の[[生け贄]]にできる系統。~
しかし、[[攻撃力]]1500〜1700なので、それほど場持ちは良くないため、頼るのは危険である。~
[[攻撃力]]1500の[[モンスター]]なら[[リクルーター]]で[[特殊召喚]]すると良い。~
[[攻撃力]]1600〜1700の[[モンスター]]は[[蘇生]]や[[《血の代償》]]、防御[[罠>罠カード]]等の補助が重要になってくるだろう。~

-複数展開[[モンスター]]~
[[《ダンディライオン》]][[《素早いモモンガ》]]等、[[モンスター]]を複数[[特殊召喚]]する系統。~
[[《素早いモモンガ》]]は[[《死皇帝の陵墓》]]のライフコストも補助できる。~
[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]されればすぐ条件は満たせるが、[[攻撃力]]が低く、単体では[[壁]]にしかならない。~
同名[[モンスター]]を展開するものは[[手札]]にかさばると十分な数が揃わない。~
さらに、[[墓地]]に送られなければならないので[[除外]]にも弱い。

-[[《黄泉ガエル》]]~
[[スタンバイフェイズ]]ごとに復活し、[[《おろかな埋葬》]]で[[サーチ]]も容易。~
だが、場に[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]があると[[効果]]が使えず、[[永続罠]]・[[永続魔法]]・[[速攻魔法]]との相性が悪い。~
そのため、[[《ポールポジション》]][[《我が身を盾に》]]等[[除去]]回避も使い難い。~
また、[[召喚]]できるのはあくまで1体だけなので、他の[[モンスター]]が必要になる。~
[[墓地]]から[[召喚]]されるため、[[除外]][[効果]]にも無力。

-[[特殊召喚]][[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]~
[[《デビルズ・サンクチュアリ》]][[《メタル・リフレクト・スライム》]]等、[[トークン]]生成カードや[[罠モンスター]]。~
そこそこのステータスを持つものや、攻撃した相手に[[ダメージ]]を与えるものも多い。~
比較的単体で機能しやすい部類だが、[[《砂塵の大竜巻》]][[《王宮のお触れ》]]等で妨害もされやすい。

-[[《名推理》]][[《モンスターゲート》]]~
[[デッキ]]から直接[[特殊召喚]]できるので、手間がかからず[[手札]]も減り難い。~
ただ、ランダム要素や[[発動条件]]が足を引っ張る。~
高[[レベル]][[モンスター]]の比率から、特に[[手札事故]]も起こしやすい。

-[[《死皇帝の陵墓》]]~
[[生け贄]]を用意する必要が無く、[[《テラ・フォーミング》]]で[[サーチ]]も容易。~
ライフコストがあるが、[[《巨大化》]]した[[貫通]][[効果]]持ちと相性が良く、[[《素早いモモンガ》]][[《神秘の中華なべ》]]で回復もできる。~
とは言っても、1回の[[召喚]]につき2000ライフ払うため、あまり乱用し過ぎると危険。~
[[フィールド魔法]]なので相手にも利用され、[[破壊]]もされやすい。~
[[《巨大化》]][[《神秘の中華なべ》]]も使用できる状況を限定し、[[事故>手札事故]]を起こすことがある。

 なんとか[[召喚]]に成功しても、消費した[[手札]]の数以上の[[モンスター]]もロクに[[破壊]]できずに[[除去]]・[[バウンス]]される場合が多い。~
 この場合、かなりの[[ディスアドバンテージ]]を負うことになってしまう。~
 上記の複数展開[[モンスター]]なら[[手札]]2枚でも[[召喚]]できるが、普通の[[モンスター]]を2体[[生け贄に捧げる]]場合は3枚消費することになる。~
 [[召喚]]時に[[《落とし穴》]]に落ちれば1:3交換、1体[[戦闘破壊]]して[[《地砕き》]]で[[除去]]されれば2:3交換。~
 [[《N・グラン・モール》]]との戦闘では一方的に2枚の[[ディスアドバンテージ]]を負う事となってしまう。~
 [[魔法>魔法カード]]の場合は多少の[[ライフ・アドバンテージ]]を得られることが多いが、直後の[[直接攻撃]]で簡単に取り返される可能性も高い。~
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 [[除去]]回避のサポートカードも存在するが、それもまた、多くは単体での[[汎用性]]に欠ける、ライフコストが高い等の難点がある。~
 具体的な対策カードに関しては、「[[除去]]」の項目を参照して欲しい。~
~
 余程[[効果]]が強力か[[召喚]]サポートが十分でない限り、[[デッキ]]への投入は避けた方が無難と言える。~
 しかし、その[[召喚]]の難しさ故に逆に使いこなそうと採用するデュエリストも多い。~
~
 また、[[生け贄]]を用いての[[通常召喚]]ができない”[[特殊召喚]][[モンスター]]”も多い。
 その場合は[[召喚条件]]によってまた話が違ってくる。

-[[通常召喚]]で[[召喚]]して通用する実戦レベルの最上級モンスターの例は以下の通り。~
--[[《混沌の黒魔術師》]]
--[[《光と闇の竜》]]
--[[《リボルバー・ドラゴン》]]
--[[《タイラント・ドラゴン》]]
--[[《究極恐獣》]]
--[[《古代の機械巨人》]]
--[[《創世神》]]
--[[《ブレイン・クラッシャー》]]
--[[《ヘルフレイムエンペラー》]]
--[[《火之迦具土》]]
--[[《八俣大蛇》]]
--…などなど

-[[通常召喚]]も可能だが、[[妥協召喚]]等のサポートのあるもので実戦レベルの最上級モンスターの例は以下の通り。~
--[[《E・HERO ネオス》]]
--[[《ブラック・マジシャン》]]
--[[《青眼の白龍》]]
--[[《E・HERO ネオス》]]
--[[《E・HERO エッジマン》]]
--[[《ネフティスの鳳凰神》]]
--[[《冥府の使者ゴーズ》]]
--[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]
--[[《森の番人グリーン・バブーン》]]
--[[《冥王竜ヴァンダルギオン》]]
--[[《海竜−ダイダロス》]]
--[[《闇より出でし絶望》]]
--[[《アルティメット・インセクト LV7》]]
--[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]
--[[《百獣王 ベヒーモス》]]
--[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]
--[[《光神機−轟龍》]]
--[[《アルティメット・インセクト LV7》]]
--[[《闇より出でし絶望》]]
--[[《海竜−ダイダロス》]]
--…などなど~

**関連リンク [#sdae0a08]
-[[上級モンスター]]
-[[下級モンスター]]
-[[用語集]]