三幻魔 †
SHADOW OF INFINITYで登場した《神炎皇ウリア》・《降雷皇ハモン》・《幻魔皇ラビエル》の3体の総称。
いずれもレベル10の特殊召喚モンスターであり、召喚条件として各々決められた種類のカードをフィールドに3枚必要とするのが特徴。
《混沌幻魔アーミタイル》の融合素材となる点でも共通する。
- 三幻魔及び下記の「十代vs影丸」戦で使用された《賢者の石−サバティエル》の名前はユダヤ教及びキリスト教における四大天使と対応していると思われる。
それぞれの由来は以下の通りだろう。
- 2019年に行われた「ストラクチャーデッキ テーマ投票」の企画では20項目の1つに選出された。
最終的には惜しくも2位となったが、1位の「シャドール」とはわずか1%の大接戦であり、その人気の程が窺える。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXで登場した、デュエル・アカデミア地下に封印されているカード。
「地上に放たれる時、世界は魔に包まれ、混沌が全てを覆い、人々に巣食う闇が解放され、やがて世界は破滅し、無へと帰する」と伝えられているという。
封印を守る7つの「七星門の鍵」が十代たちに託されたが、これはデュエルを通して三幻魔を覚醒させようとする影丸理事長の策略であった。
影丸がデュエル・アカデミアをこの地に創立したのもその為で、三幻魔の「他のデュエルモンスターズの力を吸収する」特性により永遠の命と世界の覇権を手に入れようとしていた。
デュエルでは1年目のクライマックスの「十代vs影丸」戦にて影丸が3体全てを使用。
圧倒的な力で十代を追い詰めるが、《賢者の石−サバティエル》の力もあって十代に敗北し、鮫島校長により再度封印される。
その後、3年目の異世界編でマルタンに取り憑いたユベルにより復活。
「十代vsマルタン(ユベル)」戦で3枚とも《カオス・コア》の効果によって墓地へ送られ、《ファントム・オブ・カオス》にコピーされる。
そして《暗黒の召喚神》の効果によって一気に3体フィールドに揃えられ、《次元融合殺》の効果で《混沌幻魔アーミタイル》を特殊召喚している。
後に異世界編第2層にて「ヨハン(ユベル)vsアモン」戦で再登場し、《混沌幻魔アーミタイル》召喚の為に除外されている。
このうち《幻魔皇ラビエル》は後の「十代vsユベル」戦でもユベルのデッキにあるのが確認されているが、その後3枚がどうなったのかは不明である。
- GX65話で十代と翔が読んでいた雑誌の裏には、「三幻魔降臨!」とのイラストとカード名が紹介されているのが確認できる。
現実において三幻魔が収録されたSHADOW OF INFINITYが発売中だったための作中宣伝なのだろうが、作中では伝説のカードとして扱われているはずであることを考えると奇妙な光景である。
- 三幻魔をモデルにしたと思われるカードとして、漫画ARC-Vで《幻魔帝トリロジーグ》が登場している。
遊矢の台詞によれば、漫画ARC-Vの世界でも幻魔の名は伝説級のモンスターとして知られているようである。
- WORLD CHAMPIONSHIP及び「デュエルリンクス」では、召喚時に専用の3Dアニメーションが用意されている。
ちなみに前者では召喚成功によるボーナスポイントが個別にもらえるほか、3体のいずれかが戦闘によってダメージを与えて勝利した場合にも「幻魔勝利」というボーナスが発生する。
後者ではユベルが召喚すると、アニメーション前にカットインが発生する。
関連リンク †
―三幻魔
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