*三邪神/The Wicked [#w2417438]
 [[書籍付属カード]]で登場した、「邪神」の名を冠する3体の総称。~
 いずれも[[特殊召喚]]できず、[[通常召喚]]するには3体の[[生け贄]]が必要な[[レベル]]10・[[闇属性]]・[[悪魔族]]である。

 このカードは特殊召喚できない。
 自分フィールド上に存在するモンスター3体を
 生け贄に捧げた場合のみ通常召喚することができる。
 自分フィールドのモンスター3体をリリースした場合のみ通常召喚できる。

 [[アドバンス召喚]]となるので、[[《ダブルコストン》]]や[[《冥界の宝札》]]、[[《クロス・ソウル》]]を使うことは可能。~
 ただし[[テキスト]]の制約上、[[《死皇帝の陵墓》]]では[[召喚]]できない。~
 また、[[《レベル変換実験室》]]や[[《スター・ブラスト》]]等で[[レベル]]を操作したとしても、3体の[[生け贄]]が必要である。~

 特徴として、[[モンスター]]との[[戦闘]]では無比の強さを持ち、[[フィールド]]全てに影響を及ぼす[[効果]]を持つ。~
 3体全てが他の2神を倒す事ができる能力を持っているが、どれも癖のある[[効果]]ばかりで、扱いが難しい。

|CENTER:三邪神|CENTER:[[攻撃力]]|CENTER:[[守備力]]|CENTER:[[効果]]|
|CENTER:[[《邪神ドレッド・ルート》]]|CENTER:4000|CENTER:4000|CENTER:[[モンスター]]の攻守を半減|
|CENTER:[[《邪神アバター》]]|CENTER:?|CENTER:?|CENTER:[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を封じる/[[モンスター]]の[[攻撃力]]を100上回る攻守|
|CENTER:[[《邪神イレイザー》]]|CENTER:?|CENTER:?|CENTER:[[相手]]のカードの枚数×1000の攻守/[[フィールド]][[リセット]]|

-特に[[《邪神ドレッド・ルート》]]と[[《邪神アバター》]]は[[フィールド]]全体に及ぼす(及ぼされる)[[攻撃力]]・[[守備力]]の変更の効果が特殊であり、「三邪神だから」と思われるような[[特殊裁定]]が存在する。~
この[[特殊裁定]]は表示に限りのある[[テキスト]]では表現しきれないためか、再録される第9期の[[テキスト]]でも特に説明されていない。~
使用する場合は事前に[[効果]]と裁定をよく把握しておくことが望ましい。~

--[[《邪神アバター》]]の[[攻撃力]]は、あらゆる局面で[[チェーンブロック]]を作らず、[[フィールド]]上で最も高い[[攻撃力]]に+100したものとなる。~

---[[効果]]が[[無効]]になるか、[[フィールド]]上の[[モンスター]]が変化しない限り、[[カードの効果]]によって[[《邪神アバター》]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を変える事はできない。~
唯一の例外が、後出しの[[《邪神ドレッド・ルート》]]である。~
[[フィールド魔法]]・[[《強者の苦痛》]]・[[装備魔法]]などによる自身への影響は実質ない。~

---[[フィールド]]上の最大[[攻撃力]]が変わる度に、[[攻撃力]]・[[守備力]]が変化する。~
[[ダメージ計算]]時も、[[《オネスト》]]等の処理や[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]等の処理の後に、[[フィールド]]上で最も高い[[攻撃力]]に+100された[[攻撃力]]・[[守備力]]になる。~

---[[《BF−疾風のゲイル》]]・[[《E・HERO Great TORNADO》]]・[[《ブラック・ガーデン》]]による[[攻撃力]]・[[守備力]]を半減した後の「固定化」も効かない。

---[[攻撃力]]が2000未満で[[召喚]]されても、[[《オシリスの天空竜》]]の[[効果]]によって[[攻撃力]]が下がらず[[破壊]]されない。~

--[[《邪神ドレッド・ルート》]]もあらゆる処理の後、他の[[モンスター]]の[[攻撃力]]を半減する。~

---[[ダメージ計算]]時、[[《オネスト》]]等の処理・[[《摩天楼 −スカイスクレイパー−》]]等の処理の後にやはり半減する。~

---[[《邪神ドレッド・ルート》]]が存在する時に[[攻撃力]]・[[守備力]]を変化させる[[カード]]を[[発動]]した場合と、[[《邪神ドレッド・ルート》]]が存在する前から[[攻撃力]]・[[守備力]]が変更されていた場合では違ってくる場合がある。~
例の一つとして、[[《ブラック・ガーデン》]]による[[攻撃力]]半減が挙がる。~
これは、基本的に[[攻撃力]][[守備力]]を固定化する[[効果]]、複数の[[カード]]による[[発動]]後に再計算を行わない[[攻撃力]]・[[守備力]]変更で発生する。~

---[[《邪神ドレッド・ルート》]]の[[効果]]が有効な時に[[攻撃力]]・[[守備力]]が変化する[[効果]]を複数回発動すると、見えない[[チェーンブロック]]が複数組まれるようなもので、小数点以下が発生することもある為に計算が非常にややこしくなる。~
([[攻撃力]]・[[守備力]]の値が小数点以下となった場合、小数点以下第1位を四捨五入する。)~
//2012/01/12電話質問による
例えば、[[《CNo.39 希望皇ホープレイ》]]が[[モンスター効果の発動]]を繰り返すと、[[攻撃力]]は1250→1500→1750→…と変化する。~

-英語版では[[《邪神イレイザー》]]から登場しており、日本語版とは正反対である。

-原作・アニメにおいて―~
遊戯王Rで登場。~
「邪神獣」と呼称されたもう一組の[[神のカード>三幻神]]であり、元々は[[神のカード>三幻神]]の暴走を抑止するために作られたとされている。~
[[神のカード>三幻神]]と同等の強力な[[耐性]]を持っており、対戦相手を大いに苦しませた。~
かつてペガサス・J・クロフォードがデザインしたものの、その創造を躊躇った為に[[カード]]としては存在していなかった。~
RA計画に必要な強大なエネルギーを得る為、天馬夜行の手により[[カード]]化される。~

--それぞれ、[[《邪神ドレッド・ルート》]]は[[《オベリスクの巨神兵》]]、[[《邪神アバター》]]は[[《ラーの翼神竜》]]、[[《邪神イレイザー》]]は[[《オシリスの天空竜》]]の対となっており、対応した神を意識した効果を持つ。~

--モチーフになった[[三幻神]]同様に強力な[[耐性]]を持っていた。(具体的な[[耐性]]は[[三幻神]]の項目を参照。)~
また[[《邪神アバター》]]のみ[[《ラーの翼神竜》]]と同じ神のランクであるため、他の神よりも強力な[[耐性]]を保持していた。~

--原作では、[[特殊召喚]]できない[[デメリット]]が存在しなかったが、原作においては一度も[[特殊召喚]]されたことは無く、全て3体の[[モンスター]]を[[生け贄]]に捧げ、[[生け贄召喚]]をされている。~
また、当時は[[神属性]]・[[幻神獣族]]が存在せず、OCG化の際に[[闇属性]]・[[悪魔族]]になった。~
先に[[三幻神]]がOCG化されれば[[神属性]]・[[幻神獣族]]になったかもしれないが、後から登場した[[極神]]がならなかった事を考えると、結果は変わらなかったかもしれない。

--ゲーム「遊戯王DM8〜破滅の大邪神〜」のストーリーに於いて[[《大邪神 レシェフ》]]にペガサスが操られて天馬太陽を名乗っているので、天馬月行・夜行の兄弟及び三邪神はこれをモチーフとして生まれたものと思われる。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]シリーズでは、[[召喚]]時に専用の3Dアニメーションがあり、[[召喚]]成功によるボーナスポイントが個別にもらえるほか、3体のいずれかが[[戦闘]]によって[[ダメージ]]を与えて勝利した場合にも「邪神勝利」というボーナスが発生する。~

--[[TAG FORCE3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]では、自分が[[禁止カード]]を入れた時に使ってくる影丸の[[デッキ]]も、三邪神を全て入れている。~
またシリーズではチャレンジの課題として、それぞれの[[召喚]]の成功に加えて、三邪神全ての[[召喚]]を成功させるというものがある。~

**関連リンク [#o6b3e7b0]
―三邪神
-[[《邪神ドレッド・ルート》]]
-[[《邪神アバター》]]
-[[《邪神イレイザー》]]

―その他の邪神
-[[《大邪神 レシェフ》]]
--[[《大邪神の儀式》]]
-[[《千眼の邪教神》]]
-[[《女邪神ヌヴィア》]]
-[[《ゼミアの神》]]
-[[《黄金の邪神像》]]
-[[《邪神の大災害》]]
-[[邪神トークン]]

―その他のリンク
-[[三幻神]]
-[[三幻魔]]
//-[[三魔神]]
//↑他の2種のように、「モデルが同じ」という直接的な関係がない

-[[【アドバンス召喚】]]

-[[シリーズカード]]