使えない・機能しないカードの俗称。
デッキ構築の段階から採用しづらいカードを指す場合が多い。
相手デッキや状況により、一時的に腐っているカードを指す場合もある。
ゴミカードや産廃とも呼ばれることもある。
紙の例は以下の通り。
- 相手の行動や手札事故により腐っているカード(例:前者なら《大天使クリスティア》が存在している時の特殊召喚モンスター、後者なら手札に来てしまった《ライトロード・ビースト ウォルフ》など)
- 対応カードが禁止カードであるカード(例:唯一の対象である《サンダー・ボルト》が禁止カードの《避雷針》など)
- 特定のカードがいないと使えず、効果も強力ともいえないカード(例:《進化の繭》が必要な上に《進化の繭》より大幅に弱くなった上に通常モンスター以下の能力である《ラーバモス》など)
- 全く使えない訳ではないが使う必要性が特にないカード(例:次のターンの相手の表示形式変更を封じるだけの《催眠術》など)
- 完全下位互換である為に需要のないカード(例:《昇天の角笛》という完全上位互換が存在する《ライト・バニッシュ》や、《八式対魔法多重結界》という完全上位互換が存在する《フォースフィールド》など)
- ステータスの低すぎる初期の通常モンスター(例:レベル5で攻撃力1350の《レオ・ウィザード》や同じくレベル5で攻撃力1550の《モリンフェン》など)
カードをあまり持たないプレイヤーが、デッキ枚数の下限である40枚を埋めるために紙カードを採用することはよくある光景である。
その場合、まずはストラクチャーデッキ等で汎用性の高いカードを揃えていきたい。
一応、紙であっても手札コストに使用する等と利用法が無い訳ではない。
もちろん紙でないカードでも同じことはでき、《魔轟神獣ケルベラル》のようにより適したものがあるのも確かではあるが。
- 原作・アニメにおいて―
サテライトとシティという階層構造が物語の軸になっていた初期のアニメ5D'sでは、シティ側の人間がサテライトの住民を蔑むのと同様、サテライト出身者が用いるカードに関しても「ゴミ」だの「クズ」だのと蔑視する風潮があった。
5D'sに限らず、原作やアニメでは低レアリティのカードや(一見すると)低ステータスのカードを紙くず同然に扱う人物も多く描かれている。
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