*手札コスト [#d6793110]
　[[コスト]]の１つであり、[[手札]]を消費する[[コスト]]。~
　[[手札]]を消費する[[コスト]]のこと。~
　残り[[ライフポイント]]が少ない状態でも使える[[メリット]]はあるものの、遊戯王OCGにおいては他の[[カード]]ゲームに比べて[[ライフコスト]]より[[重い]]事が多い。~
　なぜなら、１枚以上の[[カード・アドバンテージ]]を得られる[[カード]]が[[禁止・制限カード]]になっていたり[[発動条件]]が厳しいことが多いため、簡単に[[手札]]が増えないからである。~
//[[《強欲な壺》]]等[[カード・アドバンテージ]]を得られる[[ドローソース]]が[[制限解除]]されなければ、[[ライフコスト]]より[[重い]]ままだろう。~

　しかし手札コストを払うことで[[墓地を肥やす]]ことが出来るのは大きな利点である。~
　[[魔法・罠カード]]の場合はともかく、普通に手札の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]には一度[[召喚]]してから[[破壊]]されるのを待つことが必要なのに対し、手札コストならば直接[[墓地へ送る]]ことが出来るのである。~
　しかし、手札コストを払うことで[[墓地を肥やす]]ことが出来るのは大きな利点である。~
　[[魔法・罠カード]]の場合はともかく、普通に[[手札]]の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]には一度[[召喚]]してから[[破壊]]されるのを待つことが必要なのに対し、手札コストならば直接[[墓地へ送る]]ことが出来る。~
　[[デュエル]]が高速化するにつれてこの[[メリット]]の重要性が増していき、素早く[[墓地アドバンテージ]]を稼いで相手を殴り倒す体勢を整える[[デッキ]]において、手札コストを用いるカードの使用率は大幅に上昇することとなった。~
　[[墓地]]で[[効果]][[発動]]する[[カード]]や[[蘇生]]が容易な[[モンスター]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ば、[[ディスアドバンテージ]]は十分取り戻せる。~
　[[墓地]]で[[効果]]が[[発動]]する[[カード]]や[[蘇生]]が容易な[[モンスター]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ば、[[ディスアドバンテージ]]は十分取り戻せる。~
　また、[[手札]]で[[腐っている>腐る]][[カード]]を有効利用できるのも手札コストの特徴である。~
　状況にそぐわない[[カード]]にも利用価値を生みだすことができ、またそのような[[カード]]が全くない状況は滅多にない。~

　[[手札]]で[[腐っている>腐る]][[カード]]を有効利用できるのも手札コストの特徴である。~
　状況にそぐわない[[カード]]にも利用価値を生みだすことができ、またそのようなカードが全くない状況は滅多にない。~
-「[[コスト]]」は「[[効果]]」ではないので、[[暗黒界]]を手札コストにしても[[効果]]は[[発動]]しない。（→[[コストと効果]]）~

-「[[コスト]]」は「[[効果]]」ではないので、[[暗黒界]]を手札コストにしても[[効果]]は[[発動]]しない。~

-[[墓地]]行きとなるタイプは「[[捨てる]]」「[[墓地に捨てる]]」「[[墓地へ送る]]」で細分化される。~
後者２つは、『[[墓地へ送られる>墓地へ送る]][[カード]]は、[[墓地]]へは行かずゲームから[[除外]]される』という[[テキスト]]がある[[カード]]の[[適用]]中に[[発動]]することができない。~
→[[コストと効果]]

--「[[手札]]を[[ゲームから除外する>ゲームから除外する（取り除く）]]」（例：[[《ファイヤーソーサラー》]]）、「[[手札]]を[[デッキ]]に[[戻す]]」（例：[[《カードトレーダー》]]・[[《ゾンビキャリア》]]）という手札コストも存在する。~
[[墓地へ送る]]よりも更に活用が難しく、[[重い]][[コスト]]と言える。~

-[[《異次元の指名者》]]や[[《マインドクラッシュ》]]に指定された[[カード]]を[[速攻魔法]]・[[罠カード]]の[[発動]]のための手札コストにすることで[[手札破壊]]を免れることが出来る。~

-[[《ボーン・テンプル・ブロック》]]の[[テキスト]]は最初に「[[手札]]を１枚[[捨てる]]。」と書かれているが、これは手札コストではなく[[カードの効果]]である。(09/02/14)~
第５期以前ならば[[コスト]]であるような[[テキスト]]だけに注意したい。~

-「[[手札]]を全て[[捨てる]]」「[[手札]]を全て[[墓地へ送る]]」といった[[発動]][[コスト]]を持つ[[カード]]もある。~
この場合、最低でも１枚は[[手札]]を[[コスト]]としなければならず、[[手札]]が０枚の時に[[発動]]して[[コスト]]を踏み倒すことはできない。~
また、[[手札]]がそれらの[[カード]]１枚だった場合も、[[コスト]]を払う時点で[[手札]]が０枚になるため[[発動]]できない。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメDMでは「俺の[[手札]]は無い」と言って手札コストを払わずに[[効果]]を使用する場面がしばしば見られた。~
[[OCG]]ではこのような場合は[[発動]]そのものが出来ないので注意したい。~

--アニメZEXALの決闘庵の教えでは、[[モンスターカード]]を[[捨てる]]のは好ましくないらしい。~
もっとも遊馬（を含めた多くの登場人物）はその後も手札コストに[[モンスターカード]]を使用するケースはよく見られたのだが…~

--アニメARC-Vのアクションデュエルでは[[手札]]をアクション[[カード]]で稼ぎやすいためか、手札コストを要求する[[カード]]の登場頻度がやや高い。~
[[カード]]そのものを使わせずともアクション[[カード]]の取り合いを描写できるため話の構成の都合に良いのだろう。~
また、[[オリジナルカード]]も[[永続魔法]]《ブリリアント・フュージョン》や[[装備魔法]]《魔星剣》など、[[魔法カード]]を[[コスト]]にする[[カード]]が多い傾向にある。~
「遊矢vsストロング石島」戦では、[[《ワンダー・バルーン》]]の手札コストをアクションカードで全て賄い、遊矢自身の[[手札]]を[[コスト]]として使用しない戦法に観客が驚いていた。~

**関連カード [#b6e68b77]
―[[コスト]]として「[[手札]]を[[捨てる]]」「[[手札]]を[[墓地に捨てる]]」「[[手札]]を[[墓地へ送る]]」[[カード]]一覧は、それぞれ「[[捨てる]]」「[[墓地に捨てる]]」「[[墓地へ送る]]」参照。

***手札コストとして便利な[[カード]] [#Convenience]
-[[手札]]枚数を水増しして[[コスト]]支払い負担を軽減できるグループ
-[[サーチ]]・[[サルベージ]]等で能動的に[[手札]]を増やせる[[カード]]
--[[《キラー・スネーク》]]
--[[《サンダー・シーホース》]]
--[[《ヴォルカニック・バレット》]]

--[[《サンダー・ドラゴン》]]

--[[《ジェムナイト・フュージョン》]]
--[[《ティンクル・セイクリッド》]]
--[[《神剣−フェニックスブレード》]]
--[[《リチュアの儀水鏡》]]

-手札コストに使われた時に[[手札]]を水増しするグループ
-手札コストとして使われた時に[[手札]]を増やせる[[カード]]
--[[《深淵の暗殺者》]]

--[[《おジャマジック》]]
--[[《ヒステリック・サイン》]]

-手札コストに使われた時に何らかの[[アドバンテージ]]を生むグループ
-手札コストとして使われた時に何らかの[[アドバンテージ]]を生み出す[[カード]]
--[[《魔轟神獣キャシー》]]
--[[《魔轟神獣ケルベラル》]]

--[[《リミッター・ブレイク》]]

-その他のグループ
--[[効果により墓地アドバンテージを生むカード全般>墓地アドバンテージ#j8621bde]]
-その他
--[[効果により墓地アドバンテージを生み出すカード>墓地アドバンテージ#j8621bde]]

**関連リンク [#y60de7c9]
-[[コストを払う]]

-[[ライフコスト]]
-[[墓地コスト]]

-[[用語集]]

**FAQ [#ib6c1980]
Ｑ：[[《クイック・シンクロン》]]や[[《ライトニング・ボルテックス》]]等は[[《水精鱗−ディニクアビス》]]や[[《ディープ・スペース・クルーザー・ナイン》]]等とは違い「この[[カード]]以外」と書かれていませんが自身を[[コスト]]にできますか？~
Ａ：できません。(13/11/16)