*&ruby(てふだ){手札};/Hand [#top] #contents ---- [[プレイヤー]]が手に持っている[[カード]]。~ 手札の[[カード]]は[[フィールド]]に出すことで使用できる。~ -ゲームを始める場合、''先攻後攻を先に決めた後で''[[デッキ]]の上から5枚を手札として確認する。 -このカードゲームには[[「初手の手札にモンスターがいないと手札を引き直せる」ルールは存在しない。>間違えやすいルール#w646126f]] -[[自分]]の[[エンドフェイズ]]に、手札が6枚になるように[[墓地へ捨てる]]。~ この[[捨てる]]行為は「ルール」であり、「[[カードの効果]]」ではないので[[暗黒界]]系の[[効果]]は[[発動]]しない。~ ただ[[《ダンディライオン》]]や、[[《次元の裂け目》]]・[[《マクロコスモス》]]等を張った上で[[《ネクロフェイス》]]を捨てた際などには[[効果]]を[[発動]]する。~ [[エンドフェイズ]]の手札調整に関しては→[[エンドフェイズ]]~ -[[自分]]の[[エンドフェイズ]]以外で手札が6枚になるように[[捨てる]]ルールは無い。~ [[相手]]の[[エンドフェイズ]]で手札が6枚を超えていようとも、[[捨てる]]必要は無い。 -[[デュエル]]を進行する上で、時に[[ライフポイント]]よりも大切な財産となる。~ [[1:1交換]]などを気にするのはこのためである。~ [[ライフ]]差で勝っていようと、[[カード]]の数が負けていれば不利とも言える。~ 上級者になるほど手札の消費数を考えたプレイングが要求される。~ 特に手札の[[カード]]が[[全体除去]]されることは滅多にないので、切り札は温存しておくことが重要である。~ -手札の順番を並べ替えるのは自由。~ [[自分]]が見やすいように持つといいだろう。~ 何か[[カード]]を[[サーチ]]した際は[[相手]]に見せた後手札を[[シャッフル]]し、与える情報を少しでも減らすのが基本である。~ ただし、すぐに[[シャッフル]]してしまうと、[[相手]]が[[《強烈なはたき落とし》]]などを[[発動]]した場合、問題が起こりうるため注意したい。~ -原作・アニメにおいて―~ 原作では当初、「[[モンスター]]は引いた瞬間に場に出る。[[魔法カード]]も引いた瞬間に[[セット]]されるか[[発動]]される。」というルールで、手札の概念自体がなかった(ただし、ルール上ないもののはずではあるが、最初の「遊戯vs城之内」戦や「海馬vs双六」戦で描写はされている)。~ その後「DEATH-T」における遊戯との最終戦で初めて手札に関するルールが説明された。~ 最初のルールは原作者の高橋氏が「一晩で考えた」とされるものであり、手札が無いことによって[[《封印されしエクゾディア》]]がそもそも成立しないなど、各種の矛盾を孕んでいる。~ それ以降、原作での手札上限は7枚だった。~ アニメGXからはOCGに準じて6枚に修整されている。~ --海馬が制作した初期型デュエルディスクは、手札もソリッドビジョン化される機能があった。~ ペガサスのマインド・スキャンは何らかのトリックによるものと考えていた海馬は、これでマインド・スキャンを破ろうと考えていたが…。~ 次世代型デュエルディスクでもこの機能は残っていたが、「城之内vsレア・ハンター」戦を最後に登場していない。~ --原作の「戦いの儀」や遊戯王Rでは[[お互い]]の初期手札が6枚であった。[[先攻]][[プレイヤー]]は[[通常のドロー]]を含めて7枚となる。~ --原作の王国編では、「手札」というワードが[[デッキ]]に対して用いられる場面がたびたび見られた(恐らく「その決闘で用いている[[カード]]」という意味合いだと思われる)。 --漫画・アニメ共に、構成ミスや作画ミスにより手札の枚数がおかしい場面がたびたび見られる。~ 例えば、原作「バトルシティ編」の「城之内vs闇マリク」戦では、進行を確認すると明らかに闇マリクの手札が水増しされている事が分かる(アニメ版では展開変更により修正されている)。~ また、「闇遊戯vsパンドラ」戦では当初パンドラの手札がミスで1枚少なくなっており、途中でその分は修正されたが今度は最終的に1枚多くなっている(デュエルの進行には影響していない)。~ 漫画GXにおける「十代vs万丈目」(1戦目)では、十代の手札が途中で1枚増えており、このミスがなければ十代は[[《進化する翼》]]を[[発動]]できずに敗北していた。~ --アニメでは手札枚数を埋めるためにテーマも[[シナジー]]も[[コンボ]]もない適当な[[カード]]を持たせることがあり、こうした[[カード]]は[[手札コスト]]になるか、そのまま使われないことも多い。~ (遊星に[[《補充要員》]]、明日香に[[《マインド・オン・エア》]]、ブレイブに[[《漆黒のパワーストーン》]]、ライディングデュエル中における「&ruby(スピードスペル){Sp};−」と表記されていない[[魔法カード]]等)~ 手札にあったハズの[[カード]]がいつの間にか他の[[カード]]に変わっている事もたまにある。~ --アニメGXの「エドvsアモン」戦ではエドが手札の枚数制限を4枚にする[[永続魔法]]《フォース・オブ・フォー》を使用し、[[《封印されしエクゾディア》]]の完成を防いでいる。~ --漫画ZEXALの「遊馬&凌牙&カイトvs八雲(e・ラー)」戦では[[プレイヤー]]が八雲からe・ラーに交代した時にe・ラーのみ手札の枚数が表記された。~ 単行本8巻のコラムによればe・ラー戦の[[デュエル]]構成のみ担当した人物が違うためだと思われる。~ --アニメARC-Vでは[[ライフポイント]]と同時に枚数が表示されるようになった。~ またアクションデュエルでは拾った[[アクションマジック>魔法カード]]を1枚だけ手札にすることができる。~ --原作・アニメにおいて発生した手札の最大枚数は「バトルシティ編」の「闇遊戯vs人形」戦で発生している。~ このデュエルでは人形が[[《生還の宝札》]]を逆用され、[[無限ループ]]により[[デッキ切れ]]まで[[ドロー]]させられ続けたことで大量の手札を貯め込むことになった。~ [[無限ループ]]発生以降の経過が一部省略されていること、人形の[[デッキ]]枚数が不明であることから正確に何枚の手札を持っていたかは不明だが、[[《オシリスの天空竜》]]の[[攻撃力]]が23000、つまり23枚の手札を持っているところまでは確認されている。~ -コナミのゲーム作品において―~ 遊戯王オンライン等[[OCG]]ルール準拠のゲーム作品では、任意で行う手札の[[シャッフル]]は、1[[ターン]]に一度しか行えない。~ [[サーチ]]によっての[[シャッフル]]は自動で行われる上、[[デュエル]]上任意[[シャッフル]]に制限をかける必要性も見つからないので、何故こうなっているのかは不明である。~ なお、TAG FORCEシリーズでは任意での手札の[[シャッフル]]が行えない。 **関連カード [#card] ※手札から[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ[[カード]]に関しては、[[特殊召喚]]を参照。~ ※手札から[[罠カード]]を[[発動]]できる[[効果]]を持つ[[カード]]に関しては、[[《処刑人−マキュラ》の関連カード>《処刑人−マキュラ》#card]]を参照。~ ※手札から[[発動]]可能な[[罠カード]]に関しては、[[《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》の関連カード>《デルタ・クロウ−アンチ・リバース》#card]]を参照。~ ***[[ドロー]]・[[サーチ]]以外で[[デッキ]]からカードを手札に[[加える]][[効果]]を持つ[[カード]] [#list1] ※「手札に[[加える]]」は、[[《神の恵み》]]に反応しないなどの点で「[[ドロー]]」とは異なる -[[《オルターガイスト・ピクシール》]] -[[《クリバンデット》]] -[[《サイバーポッド》]]([[お互い]]の手札に加える) -[[《転生炎獣フォクシー》]] -[[《サンライト・ユニコーン》]] -[[《水晶の占い師》]] -[[《D・スマホン》]] -[[《Dr.フランゲ》]] -[[《魔導雑貨商人》]] -[[《リチュア・チェイン》]] -[[《リチュア・ディバイナー》]] -[[《マアト》]] -[[《空牙団の英雄 ラファール》]] -[[《森羅の姫芽宮》]] -[[《森羅の守神 アルセイ》]] -[[《バージェストマ・アノマロカリス》]] -[[《先史遺産技術》]] -[[《黒の魔導陣》]] -[[《強欲で謙虚な壺》]] -[[《真実の名》]] -[[《星遺物の醒存》]] -[[《閃刀空域−エリアゼロ》]] -[[《デーモンの宣告》]] -[[《札再生》]] -[[《Goddess Verdande's Guidance》]]([[相手]]の手札に加える) -[[《森羅の滝滑り》]] -[[《徴兵令》]]([[相手]]の手札に加える) -[[《ペア・ルック》]]([[お互い]]の手札に加える) -[[《Until Noble Arms are Needed Once Again》]] ***元々の[[持ち主]]の異なる[[カード]]が手札に加わる[[カード]] [#list2] -[[《アマゾネスの鎖使い》]] -[[《おねだりゴブリン》]] -[[《寄生虫パラサイド》]] -[[《エクスチェンジ》]] -[[《天声の服従》]] -[[《プレゼント交換》]] -[[《魔導契約の扉》]] -[[《天使の涙》]] -[[《墓荒らし》]] ***「手札の枚数制限」に関連する[[カード]] [#list3] -[[《サイレント・ウォビー》]] -[[《暗黒界の書物》]] -[[《ヒエログリフの石版》]] -[[《無限の手札》]] -[[《無念の手札》]] -[[《衰弱の霧》]] ***手札枚数が[[効果]]・[[発動]]に関係する[[カード]] [#list4] (特に記述がない場合は、「[[自分]]」の手札が「ちょうどの枚数」のとき)~ &aname(zero); -0枚 --[[インフェルニティ]]([[《インフェルニティ・ナイト》]]以外) --[[《英知の代行者 マーキュリー》]] --[[《E・HERO バブルマン》]] --[[《サイバーデーモン》]] --[[《サイバネティック・サイクロプス》]] --[[《タスケナイト》]] --[[《D−HERO ディバインガイ》]] --[[《ナイトメアテーベ》]](+[[自分]]の[[魔法&罠ゾーン]]に他の[[カード]]が存在しない) --[[《フリック・クラウン》]](+[[自分]]の[[フィールド]]に他の[[サイバース族]]が2体以上) --[[《リターン・ゾンビ》]] --[[《リボーン・ゾンビ》]] --[[《絶対服従魔人》]] --[[《メカニカル・ハウンド》]] --[[《魔轟神獣クダベ》]] --[[《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》]] --[[《No.100 ヌメロン・ドラゴン》]](+[[自分]]の[[フィールド]]に他の[[カード]]が存在しない) --[[《インフェルニティガン》]] --[[《虚無の波動》]] --[[《弱者の意地》]] --[[《ZERO−MAX》]] --[[《ホープ・オブ・フィフス》]](+[[自分]]の[[フィールド]]に他の[[カード]]が存在しない) --[[《インフェルニティ・バリア》]] --[[《インフェルニティ・フォース》]] --[[《インフェルニティ・ブレイク》]] --[[《破滅へのクイック・ドロー》]] --[[《ファイアーダーツ》]] --[[《マジカル・エクスプロージョン》]] -1枚 --[[《インフェルニティ・ビショップ》]] --[[《エルフの聖剣士》]](以上) --[[《E・HERO バブルマン》]] --[[《サイバーデーモン》]](以上) --[[《ブレイドナイト》]](以下) --[[《ガーディアン・グラール》]] --[[《煌々たる逆転の女神》]](+[[自分]]の[[フィールド]]に[[カード]]が存在しない) --[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]] --[[《魔轟神レイジオン》]](以下) --[[《燃え上がる大海》]](以上) -2枚 --[[《魔轟神ウルストス》]](以下) --[[《幻魔の殉教者》]](以上) --[[《左腕の代償》]](この[[カード]]を含まず、以上) -3枚 --[[《魔轟神獣クダベ》]](以上) --[[《一点買い》]](この[[カード]]を含まず、以上、+手札に[[モンスター]]が存在しない) --[[《無の煉獄》]](以上) --[[《暗黒界の洗脳》]](以上) --[[《記憶抹消》]]([[相手]]・以下) --[[《死なばもろとも》]]([[お互い]]・以上) --[[《暴君の暴飲暴食》]](以上) -4枚 --[[《防覇龍ヘリオスフィア》]]([[相手]]・以下) --[[《X−セイバー ウルベルム》]]([[相手]]・以上) --[[《底なし流砂》]](以下) --[[《ダスト・シュート》]]([[相手]]・以上) --[[《罰ゲーム!》]]([[相手]]) -5枚 --[[《忍者義賊ゴエゴエ》]]([[相手]]・以上) --[[《霞の谷の風使い》]]([[自分]]と[[相手]]・以上) --[[《邪神官チラム・サバク》]](以上) --[[《炎の護封剣》]]([[相手]]・以上) --[[《義賊の入門書》]]([[相手]]・以上) -8枚 --[[《大暴落》]]([[相手]]・以上) -枚数指定なし --[[《音響戦士ベーシス》]] --[[《秒殺の暗殺者》]] --[[《沈黙の魔術師−サイレント・マジシャン》]] --[[《デス・コアラ》]]([[相手]]) --[[《N・エア・ハミングバード》]]([[相手]]) --[[《ムカムカ》]] --[[《激昂のムカムカ》]] --[[《オシリスの天空竜》]] --[[《トラゴエディア》]] --[[《エンシェント・ゴッド・フレムベル》]]([[相手]]) --[[《天穹覇龍ドラゴアセンション》]] --[[《ライトニング・ウォリアー》]]([[相手]]) --[[《CX ダーク・フェアリー・チア・ガール》]] --[[《No.28 タイタニック・モス》]]([[相手]]) --[[《烈華砲艦ナデシコ》]]([[相手]]) --[[《トリックスター・ブルム》]]([[相手]]) --[[《革命》]]([[相手]]) --[[《エナジー・ドレイン》]]([[相手]]) --[[《仕込みマシンガン》]]([[相手]][[フィールド]]上の[[カード]]と[[相手]]の手札を合計した数) -特殊 --[[《魔轟神トピー》]]([[自分]]の手札が[[相手]]の手札より2枚以上少ない) --[[《魔轟神獣ユニコール》]](お互いの手札が同じ枚数) --[[《CX 激烈華戦艦タオヤメ》]]([[相手]]の手札が[[自分]]の手札よりも多い) --[[《サイレント・バーニング》]]([[自分]]の手札が[[相手]]の手札よりも多い) --[[《ギャンブル》]]([[相手]]・6枚以上:[[自分]]・2枚以下) --[[《バブル・クラッシュ》]](どちらかの「手札と[[フィールド]]上カードの合計」が6枚以上) ***その他の手札が関係する[[カード]] [#list5] -[[《モンスター回収》]]([[相手]]の[[カード]]が[[自分]]の手札にある時、[[発動]]できない。) **関連リンク [#link] -[[ハンド・アドバンテージ]] -[[手札コスト]] -[[手札交換]] -[[手札事故]] -[[手札破壊]]([[ハンデス]]) -[[手札誘発]] -[[手札融合]] -[[捨てる]] --[[墓地へ捨てる]] --[[墓地へ送る]] -[[加える]] --[[サーチ]] --[[サーチャー]] --[[サルベージ]] -[[公式用語集]] **FAQ [#faq] Q:[[自分]]の手札に[[《ダーク・シムルグ》]]が2枚あります。~ その内の1枚の[[《ダーク・シムルグ》]]の[[効果]]を[[発動]]したところ、[[相手]]が[[チェーン]]して[[《義賊の入門書》]]を[[発動]]しました。~ [[《義賊の入門書》]]の[[効果]]によって、[[自分]]の手札から[[《ダーク・シムルグ》]]1枚が[[ランダム]]に[[捨て>捨てる]]られました。~ この場合、その[[《ダーク・シムルグ》]]が[[効果]]を[[発動]]した[[《ダーク・シムルグ》]]かどうか判別できませんが、どのように処理しますか?~ A:担当のジャッジが下した裁定に従います。(15/01/14) Q:手札の[[レベル]]7の[[征竜]]を自身の[[効果]]で[[特殊召喚]]する場合、[[効果]]を[[発動]]する[[征竜]]を見せなければいけませんか?~ それとも、[[発動]]したい[[征竜]]の[[名前>カード名]]を伝えるだけでも良いのでしょうか?~ また、これは手札で[[発動]]する他の[[モンスター効果]]でも同じでしょうか?~ A:基本的に手札の[[モンスター]]の[[効果]]を[[発動]]する場合、[[発動]]したい[[モンスター]]を[[相手]]に見せて[[効果の発動]]を[[宣言]]し、[[相手]]に[[チェーン]]の意思を確認する必要があります。~ したがって、基本的には[[モンスターカード]]を見せずに[[発動]]を[[宣言]]する事はできません。(13/05/25)~ //征竜のページにも併記