人間のような姿をした獣が主に属する種族。
大会賞品限定3種・日本未発売5種を含まず、IGNITION ASSAULTまでで199種類が登場している。
属性別では闇属性29体、光属性27体、地属性78体、水属性9体、炎属性43体、風属性13体となっている。
攻撃力の高いモンスターが多く、この種族に限定してもアタッカーには不自由しない。
更に、優秀な戦闘補助効果を持つモンスターも多数存在する。
環境においては、古くは《ブラッド・ヴォルス》から《神獣王バルバロス》といった、1900アタッカーが活躍していた。
貫通能力を味方全体に与える《激昂のミノタウルス》は有名だが、この種族の専用サポートカードは第6期まで《魔性の月》のみであった。
第1期の頃は、《草原》と《森》に対応する戦士族と獣族の中間的種族として知られていた。
単体で強力なカードやこの種族を多く含むカテゴリこそ多かったが、サポートカードに恵まれず、「強力ではあるが【ビースト】以外ではサポートを受けられない種族」といった印象を持たれていた。
それ以降も長きに渡って専用サポートカードが《魔性の月》・《ミノケンサテュロス》・《ピューマン》などしか存在しない、種族としては不遇な位置づけにあった。
第8期に登場したCOSMO BLAZERにおいて獣戦士族カテゴリの炎星やそのサポートカードでもある炎舞の登場により、種族的メリットが目に見えて増大する。
第8期〜第9期に掛けては【炎星】・【武神】・【十二獣】など、獣戦士族を核とする実戦派デッキが毎年のようにトーナメントを賑わした。
また皮肉な事に、そうした獣戦士族デッキが環境上位から退がり気味の時期には獣戦士族版《増援》とも言える《炎舞−「天キ」》が規制を緩められるため、出張要員として共に採用され易い。
それ以外にも獣族・鳥獣族との関連性が無いムーンライトも現れており、種族的にはほぼ独立した活躍が主体となっている。
―獣戦士族に関連する効果を持つカード
―素材に獣戦士族を指定するモンスター
―獣戦士族トークン
―獣戦士族のチューナー
―獣戦士族のペンデュラムモンスター
―獣戦士族の融合モンスター
―獣戦士族の儀式モンスター
―獣戦士族のシンクロモンスター
―獣戦士族のエクシーズモンスター
―獣戦士族のリンクモンスター
―獣戦士族のシリーズモンスター
―獣戦士族メタ
―その他のリンク