*召喚/Normal Summon [#b2b5d109]
 [[手札]]からそのまま[[フィールド]]上に[[表側攻撃表示]]で出す、もっとも一般的な召喚方法です。~
 [[通常モンスター]]や、特に召喚方法に制限のない[[効果モンスター]]はこの方法で召喚します。~

 (公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)

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-''[[表側表示]]での[[通常召喚]]''のみを「召喚」と扱う。~
//表側表示で召喚したのであれば、「召喚した」の条件を満たす。表側攻撃表示で出す事は召喚に含まれるが、召喚=表側攻撃表示で出す事ではない。表側攻撃表示での通常召喚は召喚の必要条件であるが、十分条件ではない事をきちんと理解しましょう
//失礼。必要条件と十分条件の言葉が逆だった。パーフェクトルールブックにも書かれている定義なので、確認してください。
つまり、「[[召喚に成功した]]とき」が発動条件となっている[[効果]]は、[[反転召喚]]や[[特殊召喚]]に成功したときには[[発動]]しない。~
--[[表側表示]]で[[通常召喚]]を行う場合、[[表側攻撃表示]]でしか出す事ができない。~
だが例外的に[[《聖なる輝き》]]の[[適用]]中には''[[表側守備表示]]での[[通常召喚]]''も「召喚」として行える。~
//公式データベースのOToサンダーのQ&A (12/08/16)

-説明上混乱をきたしがちな言葉の一つ。~
この項で紹介している「召喚」なのか、[[モンスターの召喚]]全般を指した「召喚」なのか、文意をつかまないと話がおかしくなるので注意。~
現在のカードテキストに記されている「召喚」は前者の意味だが、口頭による説明やwiki内などでの解説その他で後者の意味で使われている場合も多い(例:「[[融合モンスター]]を召喚する」)。~
//遊戯王wiki内ではできるだけ減らす方向に?
英語名ではもう少しわかりやすくなっているが、それでも混乱をきたす部分もある。~
--かつて、[[《ボアソルジャー》]]など一部のカードの旧テキストには後者の意味で「召喚」が使われていた。~
原作やアニメでも、[[特殊召喚]]のことを口頭で「召喚」と呼んでいる場面が多々見られる。~

-''「召還」は誤用''である。~
「[[生け贄]]」に対する「生贄」のように誤表記ではなく、言葉の意味そのものが違う。~
召還とは「呼び戻す」ことであり、「呼び出す」召喚とは全く反対の行為となってしまう。~

--他のカードゲームでもこの間違いは多く、[[OCG]]においても初期の「ヴァリュアブル・ブック」で誤植が見られる。~
また、「デュエルターミナルアクセラレーションガイド」にも「シンクロ召還」と書かれている。~
こちらも「[[シンクロ召喚]]」が正しいので勘違いしないように。~

--[[《ヘルゲート・ディーグ》]]の[[フレイバー・テキスト]]には「召還」という言葉が見られる。~
これでも意味は通るが、意図された物なのかミスなのかは不明。~

--公式サイトの「遊戯王OCG カリスマ研究生がゆく!」の筆記試験では、「召喚」を「召還」と表記していた事について、減点とはされなかったが注意されていた。~

***具体的な召喚の流れ [#n4ef1k6e]
+召喚に必要な[[リリース]]([[墓地へ送る]])カードがあればする。~
+召喚する[[モンスター]]を[[相手]]に見せる。~
召喚を[[無効]]にする[[効果]]の[[発動]]タイミング。~
([[《神の宣告》]]・[[《昇天の角笛》]]等の[[発動]]タイミングがここ)
+「2.」で召喚を[[無効]]にされなかった場合、召喚が成功。~
召喚する[[モンスター]]を[[表側攻撃表示]]で[[フィールド]]に出す。~
+[[永続効果]]の[[効果の適用]]~
([[フィールド魔法]]や[[《コマンド・ナイト》]]等による攻守増減、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]、[[《DNA改造手術》]]等の[[効果の適用]]はここ)
+召喚時に[[発動]]する[[誘発効果]]([[《レッド・ガジェット》]]等)及びこのタイミングで[[発動]]可能な[[クイックエフェクト]]([[《奈落の落とし穴》]]等)のタイミング。~
先の[[リリース]]で[[《クリッター》]]を使った場合などの[[強制効果]]の[[発動]]もここ。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画では[[テキスト]]の簡略化のためか、初期の[[OCG]]の様にルール上[[特殊召喚]]であっても「召喚」と表現される事が多い。~
特に原作時点ではそれが顕著であり、「バトルシティ編」で[[《ラーの翼神竜》]]の[[効果]]が解析されるまでテキストに[[特殊召喚]]と明記される事はほぼ無かった。~
アニメでは簡略化のためか、[[特殊召喚]]時のみ[[発動]]する[[効果]]等でも「[[召喚に成功した]]時〜」等と言っている。~
--アニメDMにおける《悪魔の天秤》の[[テキスト]]には「召還」という誤表記が見られる。~
--漫画GXでは、[[テキスト]]に「[[召喚に成功した]]とき」と書かれていた場合、[[特殊召喚]]も含むようである。~

--アニメARC-Vでは、バレットが使用した《キャリア・センチネル》は[[テキスト]]に「[[召喚に成功した]]とき」としか書かれていないにも関わらず[[特殊召喚]]時に[[効果]]を使用していた。~
これについては[[《漆黒の戦士 ワーウルフ》]]を参照の事。~

--アニメGXの「十代vs斎王」(2戦目)では、[[《死神の巡遊》]]の正位置の[[効果]]で召喚・[[反転召喚]]・[[特殊召喚]]を封じられた十代が[[モンスター]]を出せないような発言をしている。~
同じくアニメARC-Vの「遊矢vsバレット」戦でも、[[永続罠]]《紅鎖の獣闘機勲章》の[[効果]]で召喚・[[特殊召喚]]が封じられた遊矢が[[モンスター]]を出せない様な扱いになっている。~
[[OCG]]では[[通常召喚]]による[[セット]]は可能なはずなのだが、アニメのルールでは[[モンスター]]の[[セット]]も召喚に含まれるのかもしれない。~
[[表側守備表示]]での召喚ができないアニメARC-Vに登場する[[フィールド魔法]]《地縛原》には、「[[守備表示]]で召喚できない」と[[テキスト]]にあることもそれを裏付ける(ただしARC-Vのライディングデュエルでは[[守備表示]]の[[通常召喚]]自体が行われた事が未だなく[[裏側守備表示]]で出せるのか今の所謎である)。~
一方で、アニメZEXALの「遊馬vsジン」戦に登場した[[永続罠]]《氷結の舞》には、「[[手札]]から[[モンスター]]を召喚・[[特殊召喚]]・[[セット]]できない」と書かれており、ルールがイマイチはっきりしていない。~

--劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で藍神が行う「次元領域[[デュエル]]」では「次元召喚」と呼ばれている。~
詳しくは[[デュエル]]を参照。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のADXでは特殊コマンド「しょうかん」として登場。~
いわゆるキャラの入れ替えであり、後ろに表記された[[レベル]]の数までの[[モンスター]]を代わりに呼ぶ事ができる。~
主に[[特殊召喚]]や[[リリース]]に関連した[[効果]]を持つ[[モンスター]]が持ち、[[効果]]に関係なくストーリーなどで関係があると思われる[[モンスター]]の[[レベル]]の数まで持つものもいる。~

**関連カード [#xa60e690]
 ※「[[通常召喚]]」に関する[[カード]]は[[通常召喚>通常召喚#a7826132]]を参照。

***召喚に成功した時に[[効果]]を[[発動]]する[[モンスター]] [#deab7515]
-以下のリンクを参照。~
--[[召喚に成功した]]
--[[召喚・特殊召喚に成功した]]
--[[召喚・特殊召喚・リバースした]]
--[[召喚・反転召喚に成功した]]
--[[召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した]]
--[[召喚・反転召喚・ペンデュラム召喚に成功した]]
--[[召喚・ペンデュラム召喚に成功した]]
--[[召喚・リバースした]]

***[[リリース]]を減らして召喚できる[[モンスター]] [#u7d821e1]
―[[リリース]]([[生け贄]])なしで召喚する事ができる[[上級]]・[[最上級モンスター]]~
―[[リリース]]([[生け贄]])1体で召喚する事ができる[[最上級モンスター]]
-[[召喚ルール効果]]を参照。

***[[発動]]し[[カードの効果]]によって召喚を行う[[カード]] [#x7109c89]

-[[《OKaサンダー》]]
-[[《OToサンダー》]]
-[[《幻獣機オライオン》]]
-[[《セイクリッド・ソンブレス》]]
-[[《ハーピィ・ダンサー》]]
-[[《ヴェルズ・ケルキオン》]]
-[[《妖仙獣 鎌壱太刀》]]
-[[《妖仙獣 鎌弐太刀》]]
-[[《妖仙獣 鎌参太刀》]]

-[[《天帝アイテール》]]

-[[《ダーク・アドバンス》]]
-[[《連撃の帝王》]]

***召喚を行える回数を増やす[[カード]] [#x42a7163]
[[通常召喚]]回数を増やす[[カード]]は[[通常召喚]]を参照
//召喚のページなので召喚中心の表記で
-[[《アロマージ−ジャスミン》]]([[《アロマージ−ジャスミン》]]以外の[[植物族]])
-[[《ヴェルズ・カストル》]]([[ヴェルズ]])
-[[《EMディスカバー・ヒッポ》]]([[レベル]]7以上の[[アドバンス召喚]])
-[[《海皇の重装兵》]]([[レベル]]4以下の[[海竜族]])
-[[《カラクリ小町 弐弐四》]]([[カラクリ]])
-[[《鬼ガエル》]]([[ガエル]])
-[[《極星霊ドヴェルグ》]]([[極星]])
-[[《幻奏の音女セレナ》]]([[幻奏]])
-[[《ゴーストリック・マミー》]]([[ゴーストリック]])
-[[《シンクロン・キャリアー》]]([[シンクロン]])
-[[《セイクリッド・ポルクス》]]([[セイクリッド]])
-[[《セイクリッド・レオニス》]]([[セイクリッド]])
-[[《トラミッド・ハンター》]]([[岩石族]])
-[[《和魂》]]([[スピリット]])
-[[《魔道化リジョン》]]([[魔法使い族]]の[[アドバンス召喚]])
-[[《冥帝従騎エイドス》]]([[アドバンス召喚]])
-[[《妖仙獣 木魅》]]([[妖仙獣]])
-[[《雷帝家臣ミスラ》]]([[アドバンス召喚]])
-[[《霊獣使いの長老》]]([[霊獣]])
-[[《真紅眼の遡刻竜》]]([[レッドアイズ]])

-[[《音響戦士マイクス》]]
//-[[《ジェムナイト・セラフィ》]]
//通常召喚を増やすカードは通常召喚のページで
-[[《氷結界の虎将 グルナード》]]([[氷結界]])

-[[《BF−星影のノートゥング》]]([[BF]])

-[[《炎舞−「天枢」》]]([[獣戦士族]])
-[[《カード・アドバンス》]]([[アドバンス召喚]])
-[[《機殻の要塞》]]([[クリフォート]])
-[[《脳開発研究所》]]([[サイキック族]])
-[[《光の霊堂》]]([[光属性]]・[[レベル]]1・[[チューナー]])

***召喚に対する[[メタ]][[効果]]を持つカード [#c1cea08b]
-[[《聖なるあかり》]]
-[[《レプティレス・サーヴァント》]]

-[[《テュアラティン》]]

-[[《ガーディアン・デスサイス》]]

-[[《異星の最終戦士》]]

-[[《クリムゾン・ブレーダー》]]

-[[《大熱波》]]

-[[《サモンリミッター》]]
-[[《死神の巡遊》]]
-[[《重力崩壊》]]
-[[《武神隠》]]
-[[《暴君の自暴自棄》]]

**関連リンク [#feeabce4]
-[[通常召喚]]

-[[モンスターの召喚]]
//--[[召喚]]
--[[アドバンス召喚]]
--[[セット]]
--[[反転召喚]]
--[[特殊召喚]]

-[[再度召喚]]

-[[召喚宣言]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]]

**FAQ [#faq]
Q:[[《雷帝家臣ミスラ》]]の(2)の[[効果]]と[[《冥帝従騎エイドス》]]の(1)の[[効果]]が同一[[ターン]]に[[適用]]されています。~
  [[自分]]はこの[[ターン]]に何回の召喚ができますか?~
A:「通常の[[通常召喚]]を1回」「追加された[[アドバンス召喚]]を1回」の合計2回です。(16/06/02)

Q:[[《脳開発研究所》]]が存在している時、[[《カード・アドバンス》]]を[[発動]]しました。~
  [[自分]]はこの[[ターン]]に何回の召喚ができますか?~
A:「通常の、[[通常召喚]]を1回」「追加された[[サイキック族]]の召喚または追加された[[アドバンス召喚]]どちらかを1回」の合計2回です。(16/06/02)