情報アドバンテージ

 手札セットされたカード、デッキの中身などの非公開情報を知ることで得られるアドバンテージ
 主に自分相手手札セットされたカードを何枚を知っているかで比較できる。

 カード・アドバンテージに比べると重視されないが、上級者ともなれば、このアドバンテージを得れば負けないという者もいる。
 しかし、プレイング技術や知識等によって左右されるのでアドバンテージになるかはプレイヤーの技量によるところも多い。
 無論、予測できてもそれに対抗する手段は必要であり、指名系ハンデスは情報アドバンテージをそっくりそのままアドバンテージにすることのできる典型的なカード。
 また、情報を得るためにカード・アドバンテージを損なうのはいただけない。
 よって、ウイルスカードなど、副次的にこのアドバンテージをとることができればよい。

 相手デッキ手札を知るということは、相手の戦術を知ることにもなる。
 特に手札を見る(ピーピングを行う)ことは、相手が次のターン、どんなカードプレイセットしてくるのかがある程度予測できる。
 よって戦況を自分に有利な状況に持ち込みやすい。

 また、相手が《クリッター》《闇の仮面》等で手札に加えたカードを暗記しておくことも重要となる。
 終盤の接戦では、手札伏せカードの正体が分かっていれば《聖なるバリア−ミラーフォース−》《冥府の使者ゴーズ》に怯えずに攻撃できる。

  1. 《大嵐》《ブラック・ローズ・ドラゴン》を相手が使用したので、モンスターの大量展開やカードのセットが安心してできる。
  2. 相手がまだ《魔法の筒》を使用していない上、こちらのライフポイントがわずかなので、伏せカードには警戒しなければならない。
  3. 相手の場にカードが何もないが、すでに《冥府の使者ゴーズ》墓地に送られているので安全に攻撃できる。

    などが挙げられる。
    他にも《聖なるバリア−ミラーフォース−》《死者蘇生》など例には枚挙にいとまがないが、これも情報アドバンテージの活用といえる。
    ただし、《ディメンション・ウォール》《トラゴエディア》といった別のカードが飛んでくる可能性は考慮しなければならない。

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