情報アドバンテージ

 手札セットカードデッキ等の非公開情報の内容を知ることで得られるアドバンテージのこと。

 直接的なアドバンテージではないが、相手デッキや戦況を把握し効果的に対処できるようになることから、重要度は高い。
 自分から得るだけでなく、相手サーチカードやプレイングで間接的に得られる場合もある。
 極端な例では、デュエル開始時にデッキ枚数が見た目でも60枚近いカード量の場合、高確率で《隣の芝刈り》を採用した構築だろうと判断し得る。
 無論、情報を取得できてもそれに対抗する手段がなければ活かせないので、情報を得るためにカード・アドバンテージを消費するのは得策ではない。
 よって、ウイルスカード等で副次的に取得することが望ましい。

 情報アドバンテージをどれだけ活かせるかは、各自の知っているカードデッキの量に依存する部分も多い。
 特に、汎用性よりも専用のシナジーを重視したテーマデッキ等では、その特有の動きやカードを知っていなければマストカウンターは難しい。
 カード名や個別の効果はわかっても、相手がそれをどう使うかを読めなければ、最大限に活かすことはできなくなる。
 認知度・流行度の低い地雷デッキであればサイドデッキに対策がない場合も多く、その場での判断力が勝敗の重要な要素となる。

関連リンク

非公開情報確認できる効果を持つカードは「ピーピング」を参照。