●自分のメインフェイズ、ターンプレイヤーが優先権を得ていて、ほかのカードの発動や処理が行われていない時に、そのモンスターの効果テキストに記載された条件を満たすことで特殊召喚できる。
●条件による特殊召喚を行う場合、その特殊召喚に対して『特殊召喚を無効にする。』カードを発動する事ができる。
●特殊召喚を無効にされたモンスターは、特別な効果が適用されていない限り墓地へ送られる。
その場合、墓地へ送られたモンスターは、手札・フィールド・エクストラデッキから墓地へ送られた扱いとはならない。
●条件による特殊召喚を行う際、チェーンブロックは作られない。
●条件を満たすために墓地へ送られたり、リリースされたりしたカードは特殊召喚の手順によって場所が移動するため、カードの効果によって移動した扱いにはならない。
●条件を満たすためにモンスターが墓地へ送られたり、リリースされたりした場合、その後にモンスターを特殊召喚する処理が行われる。
そのため、『墓地へ送られた時〜〜できる。』など、そのタイミングでのみ任意で発動できる誘発効果は、処理の途中なので発動できない。
(パーフェクトルールブック2017 P081 より引用)
公式ルールブック上でただ「特殊召喚」とだけ記述されているものはこれにあたる。
プレイヤーの間で「チェーンに乗らない特殊召喚」と呼ばれていたもの。パーフェクトルールブックで「条件による特殊召喚」という公式用語が制定された。
以下の特殊召喚が該当する。
「発動する事で条件による特殊召喚を可能にする効果」も存在する。
条件による特殊召喚は本来他の効果にチェーンして行う事はできないが、これらの効果を使えばチェーン2以降での特殊召喚も可能となる。
現在のところ、シンクロ召喚・エクシーズ召喚・リンク召喚にのみ存在する。
《緊急同調》や《フォーミュラ・シンクロン》、《高等紋章術》などは、その効果処理終了直後に特殊召喚を行う。
これらの効果がチェーン1で発動されている場合に限り、その特殊召喚に対し《昇天の黒角笛》など対応する特殊召喚無効化効果を発動可能。
上記の分類の両方の性質を持つ特殊な効果と言える。
(詳細は《緊急同調》など参照。)