水属性の不定形やエネルギー体、魚ではない水棲生物、そして各種カエル・ペンギンなどが属する種族。
ANIMATION CHRONICLE 2022までで251種類が登場している。
属性別では闇属性9体、光属性4体、地属性6体、水属性216体、炎属性10体、風属性6体。
魚族・海竜族と同じく、水属性モンスターの比率が圧倒的に高い。
長らく禁止カードだった《同族感染ウィルス》が属する種族。
しかしそれ以上にOCG・アニメの古参ファンに牢記されているのは、かの悪名高き【サイエンカタパ】に名を残す《カタパルト・タートル》(エラッタ前)かも知れない。
《No.101 S・H・Ark Knight》や《餅カエル》、《海亀壊獣ガメシエル》を始め、過去には《アビス・ソルジャー》・《スノーマンイーター》・《氷帝メビウス》・《黄泉ガエル》などが環境一線で活躍してきた。
カテゴリとしては、ガエル・アクアアクトレス・グレイドル・軍貫が水族で統一されており、ペンギンもほぼこの種族である。
また、氷結界などの種族が統一されていない水属性カテゴリには、大抵の場合この種族のモンスターが存在する。
帝や結界像といった属性単位のシリーズモンスターでは水属性を担当することが多く、水属性を象徴する種族であると言える。
しかし、サポートカードは第1期の《海》を始めとして魚族・海竜族とセットになっているものが多く、水族のみを補助するカードはあまり多くない。
その上、水族専用のサポートカードの大半はレベルや属性に制限が課せられており、実質的にガエルのサポートカードとなっている。
そのため、カテゴリに捉われない【水族】を構築する場合は、完全な種族統一デッキではなく魚族・海竜族も組み込んだ【水属性】になりがちである。
アクアアクトレスのサポートカードであるアクアリウムが水族サポートの効果も合わせ持っており、かつてに比べて統一の難しさは若干克服された。
第11期になると《氷騎士》や《絶海のマーレ》など汎用水族のサポートカードが登場し、氷水や軍貫など統一カテゴリも誕生するなど、種族全体に大きな底上げが見られた。
とは言え、やはり他種族と比較すると量・質共に見劣りしがちであり、単一種族でデッキを組む長所に乏しい状況は脱却できていない。
一応、他種族との混合構築だが水族主体のデッキならば、【ティアラメンツ】の様に環境で活躍するデッキも登場している。
―素材に水族を指定するモンスター
―水族トークン
―水族罠モンスター
―水族のチューナー
―水族のペンデュラムモンスター
―水族の融合モンスター
―水族の儀式モンスター
―水族のシンクロモンスター
―水族のエクシーズモンスター
―水族のリンクモンスター
―水族のシリーズモンスター
―その他のリンク