水族(みずぞく)/Aqua

 水属性の不定形やエネルギー体、ではない水棲生物、そして各種カエルペンギンなどが属する種族
 DARKWING BLASTまでで252種類が登場している。
 属性別では闇属性10体、光属性4体、地属性6体、水属性216体、炎属性10体、風属性6体。
 魚族海竜族と同じく、水属性モンスターの比率が圧倒的に高い。

 長らく禁止カードだった《同族感染ウィルス》が属する種族
 しかしそれ以上にOCG・アニメの古参ファンに牢記されているのは、かの悪名高き【サイエンカタパ】に名を残す《カタパルト・タートル》エラッタ前)かも知れない。
 《No.101 S・H・Ark Knight》《餅カエル》《海亀壊獣ガメシエル》を始め、過去には《アビス・ソルジャー》《スノーマンイーター》《氷帝メビウス》《黄泉ガエル》などが環境一線で活躍してきた。
 カテゴリとしては、ガエルアクアアクトレスグレイドル軍貫氷水が水族で統一されており、ペンギンティアラメンツもほぼこの種族である。
 長年、純水族カテゴリといえば水生生物をモチーフとしたものが多かったが、近年はそれ以外のものも増えてきている。
 また、氷結界などの種族が統一されていない水属性カテゴリには、大抵の場合この種族モンスターが存在する。
 結界像といった属性単位のシリーズモンスターでは水属性を担当することが多く、水属性を象徴する種族であると言える。

 しかし、サポートカードは第1期の《海》を始めとして魚族海竜族とセットになっているものが多く、水族のみを補助するカードはあまり多くない。
 そのため、カテゴリに捉われない【水族】を構築する場合は、完全な種族統一デッキではなく魚族海竜族も組み込んだ【水属性】になりがちである。
 アクアアクトレスサポートカードであるアクアリウムが水族サポートの効果も合わせ持っており、かつてに比べて統一の難しさは若干克服された。
 第11期になると《氷騎士》《絶海のマーレ》など汎用水族のサポートカードが登場し、氷水軍貫など統一カテゴリも誕生するなど、種族全体に大きな底上げが見られた。
 とは言え、やはり他種族と比較すると量・質共に見劣りしがちであり、単一種族デッキを組む長所に乏しい状況は脱却できていない。
 一応、他種族との混合構築だが水族主体のデッキならば、【ティアラメンツ】の様に環境で活躍するデッキも登場している。
 種族全体の特徴としては、守備力が高いモンスターや、カテゴリサポートカードも含め誘発効果リバース効果持ちが多く存在し、バウンスを中心に除去も比較的豊富。
 総じて、守備的な面において比較的優れた特長を持つ種族である。

関連リンク

―現在禁止カードである水族モンスター

―水族に関連する効果を持つカード

―素材に水族を指定するモンスター

―水族トークン

―水族罠モンスター

―水族のチューナー

―水族のペンデュラムモンスター

―水族の融合モンスター

―水族の儀式モンスター

―水族のシンクロモンスター

―水族のエクシーズモンスター

―水族のリンクモンスター

―水族のシリーズモンスター

―その他のリンク