聖騎士/Noble Knight †
EXTRA PACK −SWORD OF KNIGHTS−でカテゴリ化された「聖騎士」と名のついたカード群。
属するモンスターは戦士族で統一されており、そのほとんどが光属性である。
多くのモンスターが聖剣に関する効果を持っており、聖剣とは密接な関係にある。
また、「通常モンスター」や「レベル5」に関する効果が存在することも特徴。
通常では、前者は《聖騎士アルトリウス》、後者は《魔聖騎士ランスロット》・《聖騎士エクター・ド・マリス》・《魔聖騎士皇ランスロット》しか該当しないのだが、聖剣を装備しているか否かによって条件を満たすことのできるモンスターが複数存在している。
- 《聖騎士ジャンヌ》・《焔聖騎士−ローラン》・《焔聖騎士−リナルド》を除く全てのカードは、「アーサー王伝説」の登場人物をモチーフにしている。
英語名の「Noble Knight」も、『アーサー王と彼の高貴なる円卓の騎士(The Whole Book of King Arthur and of His Noble Knights of the Round Table)』から取られたものと思われる。
それぞれの人物についての詳細は、各ページを参照。
- ストーリーは著者不明の『Tales of the Noble Knights』という伝承を元にしている、という設定であり、《聖騎士アルトリウス》の他、海外公式ブログでは短編小説が記載されている。
それらの文章では古英語が使われており、KONAMI側の執筆者も不明という、徹底して伝承や物語らしさを出したものとなっている。
特別な待遇を受けているこのカテゴリだが、ヴァンパイアともども、OCG世界でどのような存在であるのかは謎である。
- 「聖騎士」とは、ファンタジー作品に登場する役職。
明確な定義はないが、高位な騎士を意味する「パラディン」や、邪悪な存在を打ち払う騎士「ホーリーナイト」の日本語訳として用いられることが多い。
アーサー王伝説の騎士はそのどちらでもないが、この呼び名が付いているのは前者の高貴な騎士としてのイメージからであろう。
一方、海外版Shadow Spectersの説明から、後者の意味も含んでいるようだ。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおいて、シェリー・ルブランが「聖騎士」モンスターを使用。
ただし、シェリーが使用したカードはフランスの騎士をモチーフにしており、OCG化されている「聖騎士」は《聖騎士ジャンヌ》以外使用していない。
OCG化されていないモンスターとして《聖騎士の槍持ち》と《聖騎士の盾持ち》が存在し、《聖騎士の盾持ち》は「聖騎士」を指定した効果も持っている。
- 漫画5D'sでは、龍可が《森の聖騎士 ワンコ》を使用した。
こちらも、このカテゴリとの関連性は無い。
- Dチーム・ゼアルにおいて、内藤剣斗が聖剣と共にこのカテゴリを使用している。
- コナミのゲーム作品において―
タッグフォースシリーズ及びデュエルリンクスでは上記の《聖騎士の槍持ち》と《聖騎士の盾持ち》がオリジナルカードとして登場している。
関連リンク †
―「聖騎士」と名のついたモンスター
※は「聖騎士」に関する効果を持つモンスター
―「聖騎士」と名のついた魔法・罠カード
※は「聖騎士」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「聖騎士」に関する効果を持つカード
―「聖騎士」を素材に指定するカード
―その他のリンク