先史遺産/Chronomaly †
RETURN OF THE DUELISTでカテゴリ化した「先史遺産」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは地属性か光属性であり、種族に関しても、そのほとんどが岩石族か機械族となっている。
- 「オーパーツ(OOPARTS:Out of Place Artifacts)」とは、出土した時代での製造が困難または不可能とされる物品のことである。
また、製造法が継承されておらず、現在では製造できなくなっているもの(いわゆるロストテクノロジー)を指す事もある。
日本語では、「場違いな工芸品」・「時代錯誤遺物」と訳される。
- これらのものの中には、現代の加工技術をもってしても困難なものも含まれており、「時代錯誤遺物」とはそういう意味でもある。
また、これらについての伝承の中には、現代の科学力を遥かに凌ぐ能力を持ったものと記された書物も多く、謎の多い物品である。
- 英語名の「Chronomaly」は、「時の」を表す接頭語「Chrono-」と「異様な事物」を表す「Anomaly」を組み合わせた造語だと思われる。
意味的には「時代にそぐわない事物」といった感じのものになるだろうか。
- 原作・アニメにおいて―
アニメZEXALシリーズにおいて、IIIが使用するカード群。
単にこのカテゴリの使い手というだけでなく、III自身がこのカテゴリのモチーフになっている「オーパーツ」に対して強い興味を示している。
- アニメではOCG化されていないサポートカードとして、通常魔法《先史遺産の共鳴》・《パレンケの石棺》、フィールド魔法《深海の王国−サンケン・キングダム》、速攻魔法《石の心臓》、通常罠《雷雲の壺》・《オリハルコン・ミラージュ》が登場している。
- このカテゴリに関する効果を持たない「先史遺産」と名のついた魔法・罠カードとして、通常罠《先史遺産レイ・ライン・パワー》も存在する。
他にも、IIIはオーパーツが由来となっている通常罠《アンティキティラ・ギア》・《コスタリカン・ストーン・ボール》を使用している。
- アニメ5D'sにおいて矢薙典膳が使用していた「秘宝デッキ」のカードも、オーパーツをモチーフとしたものだった。
アニメZEXALでオーパーツについて説明される場面では、それらのモンスターが映っていた。
また、IIIはオーパーツについて「この世界と異次元とを繋ぐもの」と遊馬達に説明している。
- 漫画5D'sでは、ゴドウィンが自身のD・ホイールを、超古代文明セイバルの技術遺産と表現している。
関連リンク †
―「先史遺産」と名のついたモンスター
※は「先史遺産」に関する効果を持つモンスター
―「先史遺産」に関する効果を持つカード
―「先史遺産」を素材に指定するモンスター
―その他のリンク