宣言/Declare †
- フェイズ・ステップの移行を相手に伝えること(→フェイズ)
- モンスターの召喚を行うことを相手に伝えること(→召喚宣言)
- バトルステップにおいて攻撃モンスターと攻撃対象を選択すること(→攻撃宣言)
- カードの効果によりカード名・カードの種類等を選択すること(本項で解説)
- カード名は正式名称を宣言しなければならない。
略称および俗称は不可能で、ルビを正しく読む。
間違えた場合は、ジャッジに相談してその判断に従う。
なお、LVやNo.の数字など、ルビが存在しないカードについては裁定を確認しておきたい。
(例:《突然変異》を「とつぜんへんい」、《氷帝メビウス》を「メビウス」と宣言してはいけない)
- カード名は日本語で宣言すればよい。
対戦相手が外国人の場合や、海外版カードを使用している場合でも外国語で宣言する必要は無い。
日本語以外の言語で宣言することも可能だが、相手に伝わらない場合は日本語で宣言し直す。
- カード名を宣言するとき、「無いことが明白なカード」を宣言できるかは以下のように違いがある。
- 原作・アニメにおいて―
「バトルシティ編」の準決勝「闇遊戯vs海馬」戦において、宣言したレベル8以上のモンスターが相手のデッキに存在する場合、ライフを1000払うことで自分の手札に出来る魔法カード《天声の服従》を海馬が使用。
- アニメDMの「KCグランプリ編」に登場したジークは、カードの種類や枚数を宣言することで効果が得られる永続魔法《女神スクルドの託宣》・《女神ヴェルダンディの導き》・《魔力の布施》を多用してコンボを行っている。
- アニメGXの「十代vs神田」戦では、神田が「クイズ・パネル」と名のついたモンスターと魔法カード《クイズ!ライトオアレフト》・罠カード《クエスチェンジ!?》・《さらに倍!》を使用し、バーンのコンボを多用した。
- アニメARC-Vの「遊矢vs九庵堂」戦では、九庵堂が相手に宣言をさせて、正解や不正解で効果が変わる「クイズー」モンスターなどを使用し、またそのアクションデュエルでは「クイズ」と名の付いたアクション罠カードで実際のなぞなぞや教科の問題が出題された。
- コナミのゲーム作品において―
カード名を宣言するカードはNIGHTMARE TROUBADOUR以降、ハードがDS・PSPに移行してから初めて収録された。
また据置ゲーム機では、WiiのDuel Transerにおける収録が初となった。
しかしその宣言方法は、そのゲームに収録されている全カードの五十音順一覧から目的のカードを選択するという、とんでもなく煩わしいものであった。
一応、作品を重ねる毎に改良が加えられているが、その煩わしさは常にゲーマーの悩みの種になっているため、今後も機能改善が求められていくだろう。
- 遊戯王オンラインではターン自体に制限時間が設けられているため、このシステムによる時間の浪費はより深刻な問題であった。
後のDUEL EVOLUTIONで文字列検索でカードを指定する仕様に変更され、打ち損じを除けば時間切れによる失敗はほぼ解消された。
- DECADE DUELSでは、過去作で改善された要素が反映されておらず、当初の五十音一覧のままになっている。
収録枚数が増えたDECADE DUELS PLUSでは、カード名を選択中にゲームが強制終了するバグがあり、宣言する効果は実質使えない状態となっている。
関連カード †
―カード名を宣言する効果を持つカード
―カードの種類を宣言する効果を持つカード
―モンスターのレベルを宣言する効果を持つカード
―ペンデュラムスケールを宣言する効果を持つカード
―モンスターの属性を宣言する効果を持つカード
―モンスターの種族を宣言する効果を持つカード
―モンスターの種族・属性を宣言する効果を持つカード
- 《Swamp Mirrorer》?
- 《Quantum Cat》?
―その他の宣言する効果を持つカード
関連リンク †