蘇生制限 †
カードの中には「死者蘇生」のような、墓地のモンスターをフィールド上に特殊召喚できる効果を持ったカードがあります。
しかし、正規の手順でフィールドに出ていない特殊召喚モンスターは、墓地からの特殊召喚をすることはできません。
例えば、デッキや手札から直接墓地に送られた特殊召喚モンスターなどです。
(NDS用ソフト『遊戯王WCS2008』用語集より引用)
召喚制限の一種。
特殊召喚モンスター(儀式モンスター・融合モンスター・シンクロモンスターも含む)のための用語。
上記の解説文には「墓地からの特殊召喚ができない」とあるが、同様に「除外からの特殊召喚もできない」事に注意。
例えば、手札から直接除外された特殊召喚モンスターは、《D・D・R》等で帰還することはできない。
また、《トランスフォーム・スフィア》で装備カードになったモンスターをモンスターカードゾーンに特殊召喚する場合も蘇生制限が関わってくる。
参考までに、蘇生制限を満たせない場合の例を挙げておく。
- 手札やデッキから直接墓地に送られた特殊召喚モンスター。
- 《神の宣告》、《昇天の角笛》、《王宮の弾圧》などで「正規の手順の特殊召喚」を無効にされた特殊召喚モンスター。
- 融合呪印生物の起動効果で特殊召喚した融合モンスター。
(融合召喚で特殊召喚していないので満たせない。)
- 《限定解除》で特殊召喚した儀式モンスター。
(儀式魔法で特殊召喚していないので満たせない。)
- 《シンクロ・チェンジ》で特殊召喚したシンクロモンスター。
(シンクロ召喚で特殊召喚していないので満たせない。)
- 《レベルアップ!》で特殊召喚した《ホルスの黒炎竜 LV8》。
(《ホルスの黒炎竜 LV6》の効果で特殊召喚していないので満たせない)
なお、《ホルスの黒炎竜 LV8》の「特殊召喚できない」効果を無視できる《レベル調整》でも蘇生が不可能になる。
- 前述のとおり、裏側守備表示にしても「蘇生制限を満たしている」という情報は失われないが、その後《神の宣告》等で反転召喚を無効にされた場合、無効にされた時点で「蘇生制限を満たしている」という情報が失われてしまう。(08/09/05)
- なお、以下のカードのみ例外で蘇生制限を無視できる。
正しくは蘇生制限を無視しているのではなく、特殊召喚されるモンスター側が正規の手順として指定しているためである。
例えば、正規の方法で特殊召喚されずに墓地に行った《ユベル−Das Abscheulich Ritter》を《ユベル》の効果で墓地から特殊召喚するのは可能である。
上記のカードに共通する事例は、《Sin トゥルース・ドラゴン》を除いて「名指しで」「1種類のモンスターを」「手札、デッキ、墓地から」特殊召喚する効果となっている事である。
《Sin トゥルース・ドラゴン》は「自身を」「手札、墓地から」特殊召喚する効果である。
- 原作・アニメにおいて―
- 原作、アニメには、蘇生制限は存在していないようである。
OCGでも昔は蘇生制限が無かったため、ずっとそのままのルールで来ているということかもしれない。
- アニメGXでは、《レベル調整》・《契約の履行》等で、蘇生制限を無視している場面が見られる。
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