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【トライブリゲード】

デッキの概要

 トライブリゲードを使用した【リンク召喚】【ビースト】デッキ
 墓地から獣族獣戦士族鳥獣族除外し、除外した枚数と等しいリンク数のリンクモンスター特殊召喚する動きが特徴。

 なおテキスト上のカテゴリ名は「トライブリゲード」だが、カード名ではほとんどのモンスターが「鉄獣戦線」と書いてトライブリゲードと読むため、【鉄獣戦線】と記載される事も多い。
 特に他カテゴリとの混成構築は【◯◯鉄獣】と呼ばれる事が大半である。

デッキ構築に際して

 まず、このデッキ獣族獣戦士族鳥獣族の3種族に関する効果を持つカードが非常に多い。
 説明の簡略化のため、本項目ではこれらをまとめて「ビースト」と呼ぶ。

 トライブリゲード下級モンスターのうち4体は以下の共通効果を持つ。

自分の墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外した数と同じ数のリンクマーカーを持つ獣族・獣戦士族・鳥獣族リンクモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
このターン、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかリンク素材にできない。

 まずはトライブリゲードモンスター達の効果墓地肥やしを行い、墓地ビーストを落とす。
 その後共通効果トライブリゲードリンクモンスターリンク召喚を行い、更にそのリンクモンスター効果フィールドモンスターを並べて大型リンクモンスターへとつなぐのが基本の動きとなる。

 共通効果にはビーストしかリンク素材にできなくなる縛りがあるため、リンク素材要員のメインデッキカード、および大型リンクモンスターへの繋ぎとなる小型リンクモンスタービースト種族に限られる。
 一方でリンク召喚先には縛りがないため、《アクセスコード・トーカー》《召命の神弓−アポロウーサ》などの汎用リンクモンスターを切り札に据えられる。

メインデッキモンスターカードについて

 このデッキは先述の通りリンク素材要員はビーストである事が求められるため、フィールドに出る可能性のあるモンスタービーストが優先される。
 一方で、このデッキの基本の動きは「特定の1枚から起動できる」または「特定の1枚と手札コストで起動できる」ため、手札誘発を多く積んでも展開を阻害しにくい。
 手札誘発だらけの手札でも、不要な手札誘発手札コストに回してデッキを回せる安定性はこのデッキの大きな特長と言える。

トライブリゲードモンスター
 共通効果により、墓地コストを利用してビースト種族リンクモンスター特殊召喚できる。
 これらのカードを起点にビーストリンクモンスターを展開していくのがこのデッキの基本戦術となる。

―その他のビースト種族モンスター

―その他
 《増殖するG》《灰流うらら》といった汎用手札誘発を積むことが多いが、このデッキと特に相性の良いものを挙げる。

エクストラデッキモンスターについて

 他カテゴリとの混成を考えないのであればリンクモンスター統一でよい。

トライブリゲードリンクモンスター

トライブリゲード以外のビーストリンクモンスター
 下級トライブリゲードの共通効果で出せるカード群。
 リンク素材に縛りがあるものが多いが、下級トライブリゲードの共通効果はリンク召喚ではなく単なる特殊召喚なので、リンク素材縛りを無視して特殊召喚できる
 このため、単体性能は高いが素材指定が厳しいリンクモンスターを採用できるのがこのデッキの強みの1つである。

ビースト以外の種族リンクモンスター
 いずれも《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果を使うと出せなくなる点に注意。
 しかし(2)の効果《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》墓地へ送った場合に発動するため、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》リンク素材にこれらのリンクモンスターを出して《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》効果を使う事はできる。
 展開の順序を上手く工夫して制限が掛からないように立ち回る事が重要。

魔法・罠カードについて

 基本的にトライブリゲードビーストのサポートは《鉄獣の抗戦》《炎舞−「天キ」》だけが必須カードであり、後は汎用魔法・罠カードを入れているデッキが多い。
 原因として、トライブリゲードビースト種族との連携が強い半面カテゴリ内の連携が弱く、魔法・罠をサーチする方法が1ターンに1度しか発動できない《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果しかないため、《鉄獣の抗戦》以外をサーチしている暇がない事が挙げられる。
 またトライブリゲード魔法・罠カード発動後のリンク召喚先や特殊召喚方法を制限するものが多く、汎用リンクモンスターや他カテゴリとの混成に悪影響を及ぼすのも一因である。

戦術

 デッキ構築や手札墓地の状況に応じて展開ルートは無数に存在するが、下級モンスター《鉄獣戦線 フラクトール》《鉄獣戦線 キット》《鉄獣戦線 ナーベル》墓地へ送り、何らかのトライブリゲードサーチして召喚し、効果リンクモンスターを展開するのが基本の動き。
 そのまま1ターンキルを狙うか、《鉄獣の抗戦》《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》を出せる体制を整えて相手ターンを回す事を狙っていきたい。

最大展開

 《レスキューキャット》を初手で素引きできた場合の展開パターン。
 《レスキューキャット》手札2枚から以下の展開が可能。

1:《レスキューキャット》召喚し、自身をコスト《鉄獣戦線 ケラス》《鉄獣戦線 キット》リクルート
2:《鉄獣戦線 ケラス》《鉄獣戦線 キット》を素材に《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》リンク召喚し、(2)の効果デッキから《鉄獣戦線 ナーベル》墓地へ送る
3:《鉄獣戦線 ナーベル》の(2)の効果トライブリゲードAをサーチし、《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》の(1)の効果特殊召喚する
4:墓地《鉄獣戦線 ナーベル》《レスキューキャット》除外してトライブリゲードAの(2)の効果発動エクストラデッキから《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》特殊召喚
5:手札を2枚捨て、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(1)の効果発動除外されている《鉄獣戦線 ナーベル》特殊召喚
6:墓地《鉄獣戦線 ケラス》《鉄獣戦線 キット》除外して《鉄獣戦線 ナーベル》の(1)の効果発動エクストラデッキから《戦華盟将−双龍》特殊召喚
7:《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》《鉄獣戦線 フラクトール》《鉄獣戦線 ナーベル》を素材に《召命の神弓−アポロウーサ》リンク召喚
8:《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果発動《鉄獣の抗戦》サーチして手札1枚をデッキの一番下戻す
9:《鉄獣の抗戦》セット

 効果を4回使える《召命の神弓−アポロウーサ》《戦華盟将−双龍》《鉄獣の抗戦》の合計6妨害を立てられる。
 モンスター2体+罠カード1枚というのは一見心もとない枚数に見えるが、《鉄獣の抗戦》は一旦リンク素材モンスターメインモンスターゾーンに出してからリンク召喚を行う性質上、あまりモンスターゾーンを埋めていると《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》が出せなくなってしまうためこれで良い。

基本展開

 《鉄獣戦線 フラクトール》ビースト1枚を含む手札2枚からの展開。
 もちろん《鉄獣戦線 フラクトール》はそれをサーチできる《炎舞−「天キ」》でもよい。

1:自身を手札から墓地へ送って《鉄獣戦線 フラクトール》の(1)の効果発動デッキから《鉄獣戦線 キット》墓地へ送る
2:《鉄獣戦線 キット》の(2)の効果でデッキから《鉄獣戦線 ナーベル》墓地へ送り、その(2)の効果トライブリゲードAを手札に加え召喚
3:トライブリゲードAの(2)の効果墓地《鉄獣戦線 ナーベル》《鉄獣戦線 キット》除外して、エクストラデッキから《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》特殊召喚
4:獣系B1枚を含む手札2枚を捨て、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(1)の効果発動除外されている《鉄獣戦線 ナーベル》特殊召喚
5:墓地《鉄獣戦線 フラクトール》と獣系Bを除外して《鉄獣戦線 ナーベル》の(1)の効果発動エクストラデッキから《戦華盟将−双龍》特殊召喚
6:《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》《鉄獣戦線 ケラス》《鉄獣戦線 ナーベル》リンク素材《召命の神弓−アポロウーサ》リンク召喚
7:《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果発動《鉄獣の抗戦》サーチして手札1枚をデッキの一番下戻す
8:《鉄獣の抗戦》セット

 これにより、効果を3回使える《召命の神弓−アポロウーサ》《戦華盟将−双龍》《鉄獣の抗戦》の合計5妨害を立てられる。
 基本はこの形で「リンクモンスター2体+《鉄獣の抗戦》」を並べてターンを返すことになる。
 手札ビーストがもう1枚あれば、5で出すリンクモンスターリンク3の《死翼のフレスヴェイス》《王神鳥シムルグ》にできる。
 相手のデッキタイプや環境によって展開パターンは適宜調整したい。

 攻めに出る場合は後半を

5:Aと《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》《鉄獣戦線 銀弾のルガル》リンク召喚《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果発動しない)
6:《鉄獣戦線 ナーベル》の(2)の効果で《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》特殊召喚
7:《鉄獣戦線 銀弾のルガル》《鉄獣戦線 ナーベル》《アクセスコード・トーカー》リンク召喚

 にすることで、2枚除去+総攻撃力8300での攻撃を仕掛けられる。

《鉄獣戦線 フラクトール》1枚展開

 手札誘発合戦などで手札が消耗し、自由に使える手札がない状態での展開。
 《鉄獣戦線 フラクトール》1枚+手札1枚で最低限の展開を行う。

1〜3:基本展開と同じ
4:《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》+Aで《鉄獣戦線 銀弾のルガル》リンク召喚し、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果《鉄獣の抗戦》サーチして手札1枚をデッキに戻す
5:《鉄獣の抗戦》セット

 これにより最低限の妨害を立てて相手にターンを回すことができる。
 《鉄獣の抗戦》からの《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》フリーチェーン除去を行いつつ、《鉄獣戦線 キット》《鉄獣戦線 ナーベル》を一旦蘇生してすぐにリンク素材にすることで次のターンの展開用のリソースを回復できる。
 また《鉄獣の抗戦》魔法・罠除去が飛んできた場合はチェーン発動して《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》を出し、(1)の除去効果を敢えて使わないことで、《鉄獣戦線 銀弾のルガル》の(1)の効果トリガーフリーチェーン《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》除去効果を使う権利を温存できる。

《鉄獣戦線 キット》《鉄獣戦線 ナーベル》起動展開

 《レスキューキャット》《鉄獣戦線 フラクトール》もない場合のパターン。
 《鉄獣戦線 キット》または《鉄獣戦線 ナーベル》1枚とビースト1枚を含む手札2枚で《鉄獣戦線 銀弾のルガル》《鉄獣の抗戦》を構えられる。
 また《転生炎獣アルミラージ》が残るので、《鉄獣戦線 銀弾のルガル》《鉄獣の抗戦》で出した《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》効果破壊耐性を与えられる。

1:《鉄獣戦線 キット》or《鉄獣戦線 ナーベル》を召喚し《転生炎獣アルミラージ》リンク召喚
2:(《鉄獣戦線 キット》効果《鉄獣戦線 ナーベル》墓地へ送り)《鉄獣戦線 ナーベル》効果《鉄獣戦線 ケラス》サーチ
3:《鉄獣戦線 ケラス》の(1)の効果ビーストAを捨て自身を特殊召喚
4:《鉄獣戦線 ケラス》効果墓地からビースト2体を除外《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》リンク召喚
5:《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》《鉄獣戦線 ケラス》《鉄獣戦線 銀弾のルガル》リンク召喚し、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の(2)の効果《鉄獣の抗戦》サーチして手札1枚をデッキに戻す
5:《鉄獣の抗戦》セット

このデッキの派生

【LL鉄獣】

 鳥獣族の高展開力カテゴリである【LL】との混成デッキ
 《LL−アンサンブルー・ロビン》《LL−リサイト・スターリング》《天霆號アーゼウス》を出すことで、妨害枚数を増やせるのが大きな強み。
 また、《死翼のフレスヴェイス》《王神鳥シムルグ》といった鳥獣族縛りのあるリンクモンスターは通常よりも使いやすくなる。

 LLはかなりのデッキ枠を取るため、トライブリゲード側は展開パターンを1ループできれば良いくらいの最小限の採用となる。
 ただし、《鉄獣戦線 ナーベル》風属性鳥獣族レベル1とステータスのすべてがLLと共通しており、LLと素材要員としての仕事を共有しやすいため、多めに採用できる。

【鉄獣スプライト】

 トライブリゲードの主力である《鉄獣戦線 キット》《鉄獣戦線 ケラス》レベル2、《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》リンク2であり、レベル2・ランク2・リンク2特化カテゴリ【スプライト】シナジーがある事に着目したデッキ
 《鉄獣戦線 キット》《鉄獣戦線 ケラス》《スプライト・エルフ》で蘇生、《スプライト・スプリンド》墓地へ送り、《ギガンティック・スプライト》リクルートが可能。
 またレベル2・リンク2陣は上記カードのエクシーズ素材リンク素材下級スプライト特殊召喚トリガーにできる。

 《ギガンティック・スプライト》レベル2をリクルートするとそのターンレベル2・ランク2・リンク2以外の特殊召喚ができなくなるが、【トライブリゲード】は大型リンクモンスター《鉄獣の抗戦》相手ターンに出せる点も相性が良い。

 【スプライト】とも純【トライブリゲード】とも異なる要素として、《素早いアンコウ》《素早いビーバー》が搭載される事が多い。
 《スプライト・スプリンド》《素早いアンコウ》を落とし、その効果《素早いビーバー》2体をリクルートしてトライブリゲード側のリンク素材として使うためである。

【十二鉄獣】

 獣戦士族統一カテゴリ【十二獣】との混成デッキ
 あちらも1枚初動を得意とするデッキであり、とにかく初動で何かしらを立てる事に特化したデッキとなる。
 《十二獣の会局》手札に来れば召喚権トライブリゲードに回し、来ない場合は召喚権十二獣にまわして《鉄獣戦線 ケラス》からトライブリゲード側が展開することで、多少の妨害をリカバリーしつつ動ける。
 十二獣側の制圧要員である《十二獣ドランシア》禁止カードになりOCGでは見られなくなったデッキだが、《十二獣ドランシア》が生存しているマスターデュエルでは引き続き使用されている。

【烙印鉄獣】

《鉄獣鳥 メルクーリエ》
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 800/守   0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。~
(1):自分フィールドに「アルバスの落胤」を融合素材とする融合モンスターが存在し、
相手がモンスターの効果を発動した時、手札・フィールドのこのカードを[[墓地]]へ送って発動できる。~
その効果を無効にする。~
(2):このカードが除外された場合に発動できる。~
「鉄獣鳥 メルクーリエ」を除く、「アルバスの落胤」1体または
そのカード名が記されたモンスター1体をデッキから手札に加える。~

 《鉄獣鳥 メルクーリエ》を通じて繋がりのある《アルバスの落胤》及び烙印との混成デッキ
 《鉄獣鳥 メルクーリエ》を「サーチしやすい対モンスター手札誘発」として扱うことが可能となる。
 《鉄獣鳥 メルクーリエ》側にはビーストトライブリゲードをサポートする効果はないものの、下級トライブリゲードの共通効果で効率的に除外できるため、(2)の効果発動しやすく、やはりシナジーが見込める。

 特に、以下のギミックは手札消費の激しい【トライブリゲード】の弱点を補い、手札を2枚増やせるため有用。

  1. 下級トライブリゲードの共通効果《鉄獣鳥 メルクーリエ》除外し、その効果《黒衣竜アルビオン》サーチ
  2. 《黒衣竜アルビオン》の(2)の効果《烙印の剣》墓地へ落とし、《黒衣竜アルビオン》デッキに戻して1枚ドロー
  3. 《烙印の剣》の(2)の墓地効果《烙印の剣》除外《鉄獣鳥 メルクーリエ》を回収

 また、《痕喰竜ブリガンド》墓地へ送られたターンエンドフェイズトライブリゲードリクルートできる。
 ただ、《痕喰竜ブリガンド》融合素材《アルバスの落胤》レベル8以上のモンスターで、後者を満たせるカードがトライブリゲートには存在しない。
 そのため、《痕喰竜ブリガンド》融合召喚を狙うよりは、《氷剣竜ミラジェイド》等の効果墓地へ送るのが望ましい。

このデッキの弱点

 サーチ・連続特殊召喚墓地利用・除外メタを張られやすい要素が多く、手札誘発が一通り刺さる。
 また、手札コスト手札からの特殊召喚を多用し手札が減りやすい反面、手札回復手段が少なく、エクストラデッキの消耗も激しいため、基本的に短期決戦向きのデッキである。
 初手の攻勢を凌がれるとその後再度攻勢に出るのは難しい。

 プレイングミスが起きやすい事項として、モンスターゾーン管理の感覚が他のデッキと異なるという点がある。
 エクストラデッキリンクモンスターは、エクストラモンスターゾーンまたは他のリンクモンスターリンク先にしか出せない。
 多くの【リンク召喚】デッキフィールドに出したモンスターリンク素材リンクモンスターを出すため、リンク素材となるモンスターをどかしてそこにリンクモンスターを出すことができる。
 一方、下級トライブリゲードの共通効果エクストラデッキからリンクモンスターを出す一方で自身はフィールドから動かないため、他の【リンク召喚】デッキに慣れていると「リンク先下級トライブリゲードで埋めてしまい、共通効果リンクモンスターが出せない」というプレイングミスをしがちである。
 《鉄獣の抗戦》も同様のミスを起こしやすく、また「一旦墓地除外状態のモンスターフィールドに出し、それをリンク素材にする」という効果のため、高リンク《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》などを出すためにはメインモンスターゾーンリンク素材の数分開けておく必要がある点も注意。

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