遊戯王カードWiki - 堕天使のバックアップ(No.3)

堕天使(だてんし) †

　ブースターSP－デステニー・ソルジャーズ－でカテゴリ化される「堕天使」と名のついたカード群。
　属するモンスターは全て闇属性であり、悪魔族の《堕天使マリー》を除いて天使族である。

属するモンスター自体はSpell of Mask －仮面の呪縛－における《堕天使マリー》に始まり数体が存在していたが、正式なカテゴリになったのは上記シリーズからなので、約15年4ヶ月の月日を経てのカテゴリ化である。

読み方が異なる《ＣＮｏ.１０２光堕天使ノーブル・デーモン》や漢字が異なる《ゴーストリックの駄天使》はこのカテゴリには含まれない。

《堕天使マリー》と《堕天使ナース－レフィキュル》の英語名は「the Fallen One」が「堕天使」の訳となっているが、《堕天使ゼラート》以降は「Darklord」が訳として使用されている。

カード名に七つの大罪との繋がりが連想できるものも複数見られる。
七つの大罪にはそれぞれ対応する悪魔が存在するのだが、キリスト教において堕天使は悪魔と同一の存在と見なされている。
OCGでも初期に登場した《堕天使マリー》やフレイバー・テキストに堕天使を含む《魔天老》の種族は悪魔族に設定されている。
一方で、同じく天界から追放されたという設定を持つ《お注射天使リリー》は魔法使い族である。

「堕天使」とは主に天界を追放された天使や堕落した天使の事を指す。
主に傲慢や嫉妬により堕ちた者が多いが、それらはキリスト教に多く見られる記述であり、自由な意思により反逆したり、人間に味方した事で追放されたりした天使も存在する。

原作・アニメにおいて―
漫画GXにおいて響みどりが堕天使デッキを使用している。
ただし、劇中ではカテゴリ化がされていたわけではなく、種族・属性を統一したデッキとして使用している。
個々のモンスターで言えば《堕天使ナース－レフィキュル》や《堕天使マリー》も別のデュエリストに使用されているが、それについては各ページを参照。

因みに響みどりが作中でデュエルした相手のマッケンジーは光属性の天使デッキであり、一種のミラーマッチであった。
正しき闇の力や悪しき光の波動など、一般的な関連付けと異なる扱いをされる事が多い遊戯王でも、味方側が堕天使、敵側が聖天使という配分でデッキを使うのは珍しい。

未OCG カードとして、漫画GXで通常モンスター《堕天使ユコバック》が、アニメDM・GXで通常罠《堕天使の施し》が、漫画GXで罠カード《堕天使降臨》・《堕天使の幻惑》が登場している。

関連リンク †

―「堕天使」と名のついたモンスター
　※は「堕天使」に関する効果を持つモンスター

《堕天使ナース－レフィキュル》

―その他のリンク

《魔天老》

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