*妥協召喚 [#top] [[デメリット]]を負うものの、本来必要になる[[コスト]]を軽減して行える[[召喚]]方法の俗称。~ これが可能な[[モンスター]]を、「妥協召喚[[モンスター]]」と呼ぶ。~ -「妥協召喚[[モンスター]]」について --[[リリース]]を減らす[[効果]]は、[[チェーンブロック]]を作らない[[分類されない効果]]である。~ //--他の[[上級モンスター]]のように[[手札事故]]は起きにくいが、何かしらの[[デメリット]]が発生する。~ //--[[召喚]]方法が豊富な[[上級モンスター]]であるため、[[《突然変異》]]と相性が良かった。~ //現在は[[レベル]]を参照する[[シンクロ召喚]]や[[エクシーズ召喚]]にも使えるだろう。 [#bd353f36] //--通常の[[アドバンス召喚]]もできることから、[[コントロール奪取]]から[[リリース]]等の[[除去]]を担うことができる点も[[メリット]]となる。 --「[[召喚]]できる」ものと「[[通常召喚]]できる」ものとがあることに注意。~ 前者の場合は、妥協召喚時に「[[セット]]」することができない。 -妥協[[召喚]]した場合、何らかの[[デメリット]]が発生する[[モンスター]]も多い。~ 特にメジャーなのが[[ステータス]]が下がるというもので、[[《スキルドレイン》]]で[[ステータス]]変動を打ち消すことで、手軽に高[[ステータス]]の[[モンスター]]を出すことができた。~ --[[デメリット]]が発生する条件は、「妥協召喚の方法で[[召喚]]した場合」と「[[リリース]]なしで[[召喚]]した場合」の2種類がある。~ 後者の場合、[[《死皇帝の陵墓》]]を併用したり[[《コストダウン》]]等で[[レベル]]4以下にする等の方法による[[リリース]]なしの[[召喚]]でも[[デメリット]]が発生する。~ --[[【スキルドレイン】]]や[[【門前払い光神機】]]は、妥協召喚の[[デメリット]]を回避することを活かした[[デッキ]]と言える。~ //何らかの[[サポートカード]]を使用することで、より有効に機能する。~ -[[《亜空間物質転送装置》]]で[[一定期間だけ除外]]したり、[[《月の書》]]で[[裏側表示]]にした場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]の変動は[[リセット]]されるが、妥協召喚した事実は[[リセット]]されない。~ //--[[半上級モンスター]]と比較した場合、安定性が落ちるが、元々の能力が高い[[モンスター]]が多く[[デッキ]]の爆発力が増大する。 //-[[アドバンス召喚]]の際に、特定[[モンスター]]を[[リリース]]することで[[効果]]を発揮する[[モンスター]]も存在する。~ //特定[[モンスター]]以外を[[リリース]]し、[[効果]]の[[発動]]を狙わず「妥協して[[召喚]]」する行為も妥協召喚といえる。 -「妥協」とは、「対立していた者の一方が他方に、あるいは双方が譲ることで、一致点を見出して、おだやかに意見をまとめる」という意味である。~ 転じて「無理なことやできないことを、似たような行動やもので代用する」という意味が根付いている。 -原作・アニメにおいて―~ [[エクシーズ召喚]]が頻繁に行われたアニメZEXALシリーズでは、妥協召喚が比較的多く行われていた。~ [[エクシーズ素材]]に使うことで、[[ステータス]]が下がることが[[デメリット]]になりにくいからだろう。~ 特に[[ランク]]5以上の[[エクシーズモンスター]]を中心にするデュエリストの多くは、この[[効果]]を持つ[[モンスター]]を作中で使用していた。~ **関連カード [#card] ―別のページに控えた[[カード]]~ -[[リリースを減らしてアドバンス召喚できる最上級モンスター>アドバンス召喚#adv]] ***[[リリース]]なしで[[召喚]]できる[[モンスター]] [#card1] -[[デメリット]]なし |CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |''[[レベル]]''|''[[カード名]]''|''[[召喚条件]]または[[コスト]]''| |10|[[《時械神ガブリオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神カミオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神サディオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神ザフィオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神サンダイオン》]]|[[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在| |~|[[《時械神ハイロン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神ミチオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神メタイオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神ラツィオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《時械神ラフィオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |9|[[《アークジェット・ライトクラフター》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |8|[[《邪神官チラム・サバク》]]|[[手札]]が5枚以上| |~|[[《星間竜パーセク》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[レベル]]8[[モンスター]]が存在| |~|[[《ヘクサ・トルーデ》]]|[[フィールドゾーン]]に[[《シュトロームベルクの金の城》]]が存在| |7|[[《覚醒の暗黒騎士ガイア》]]|[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]が[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]より多い| |~|[[《霧の王》]]|無条件、あるいは[[モンスター]]1体を[[リリースする]]| |~|[[《疾風の暗黒騎士ガイア》]]|[[手札]]がこの[[カード]]のみ| |~|[[《魔道騎士ガイア》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[相手]][[フィールド]]に[[攻撃力]]2300以上の[[モンスター]]が存在| |6|[[《アーマード・サイキッカー》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[サイキック族]]が存在| |~|[[《EMハンマーマンモ》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[EM]]が2枚以上存在| |~|[[《ガガガヘッド》]]|[[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在| |~|[[《機巧牙−御神尊真神》]]|[[除外]]された[[自分]]の[[カード]]が6枚以上| |~|[[《巨大戦艦 ビッグ・コアMk−II》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《グラヴィティ・ベヒモス》]]|[[フィールド]]に[[カード]]が存在せず、[[先攻]]1[[ターン]]目ではない| |~|[[《ダイナレスラー・エスクリマメンチ》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[ダイナレスラー]][[モンスター]]が存在| |~|[[《電脳堺嫦−兎々》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[サイキック族]]か[[幻竜族]]のみ存在| |~|[[《ハンマーラッシュ・バウンサー》]]|[[相手]][[フィールド]]にのみ[[カード]]が存在| |~|[[《BF−漆黒のエルフェン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[BF]]が存在| |5|[[《イーグル・シャーク》]]|[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が2体以上存在| |~|[[《WW−ブリザード・ベル》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[WW]]のみ| |~|[[《ウォークライ・オーピス》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[戦士族]]のみ| |~|[[《ウォークライ・マムード》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[戦士族]]のみ| |~|[[《EMドラミング・コング》]]|[[お互い]]の[[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《機海竜プレシオン》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[海竜族]]が存在| |~|[[《剛鬼ライジングスコーピオ》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[剛鬼]]のみ| |~|[[《サイバー・シャーク》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[水属性]]が存在| |~|[[《ジェネクス・ヒート》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[《ジェネクス・コントローラー》]]が存在| |~|[[《地翔星ハヤテ》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[自分]][[フィールド]]に[[光属性]]が存在| |~|[[《デプス・シャーク》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| |~|[[《天昇星テンマ》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない、または[[自分]][[フィールド]]に[[地属性]]が存在| |~|[[《パワー・インベーダー》]]|[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が2体以上存在| |~|[[《パンサー・シャーク》]]|[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が2体以上存在| |~|[[《ビッグ・ピース・ゴーレム》]]|[[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在| |~|[[《魔導騎士ギルティア−ソウル・スピア》]]|[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]が存在しない| -[[デメリット]]あり |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |''[[カード名]]''|''[[レベル]]''|''[[攻>攻撃力]]/[[守>守備力]]''|''[[召喚条件]]または[[コスト]]''|''[[デメリット]]''| |[[《深夜急行騎士ナイト・エクスプレス・ナイト》]]|10|3000/3000||[[元々の攻撃力]]が0になる| |[[《マシンナーズ・メタルクランチ》]]|9|2800/0|[[自分]][[フィールド]]に[[表側表示]]が存在しない|[[元々の攻撃力]]が1800になる| |[[《銀河騎士》]]|8|2800/2600|[[自分]][[フィールド]]に[[フォトン]]または[[ギャラクシー]][[モンスター]]が存在|[[エンドフェイズ]]時まで[[攻撃力]]が1000ダウン| |[[《クリフォート・アクセス》]]|~|2800/1000|-|[[レベル]]が4になり、[[元々の攻撃力]]が1800となる| |[[《クリフォート・エイリアス》]]|~|~|~|~| |[[《クリフォート・シェル》]]|~|~|~|~| |[[《クリフォート・ディスク》]]|~|~|~|~| |[[《戦慄の凶皇−ジェネシス・デーモン》]]|~|3000/2000|~|[[元々の攻撃力]]・[[守備力]]が半分になり、[[エンドフェイズ]]時に[[破壊]]| |[[《熱血獣王ベアーマン》]]|~|2600/2700|~|[[元々の攻撃力]]が1300になる| |[[《疾走の暗黒騎士ガイア》]]|7|2300/2100|-|[[元々の攻撃力]]が1900になる| |[[《地獄大百足》]]|~|2600/1300|[[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在する場合|[[元々の攻撃力]]が1300になる| |||||| |[[《クリフォート・アーカイブ》]]|6|2400/1000|-|[[レベル]]が4になり、[[元々の攻撃力]]が1800となる| |[[《クリフォート・ゲノム》]]|~|~|~|~| |[[《ジェノミックス・ファイター》]]|~|2200/1100|~|[[レベル]]が3になり、[[元々の攻撃力]]が半分になる| |[[《邪神機−獄炎》]]|~|2400/1400|~|[[自分]][[フィールド]]に他の[[アンデット族]]がいない[[エンドフェイズ]]に、自身を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[自分]]はこの[[カード]]の[[攻撃力]]分の[[ダメージ]]を受ける| |[[《ドドドウォリアー》]]|~|2300/800|-|[[元々の攻撃力]]が1800となる| |[[《陽炎獣 サーベラス》]]|~|2000/200|-|[[元々の攻撃力]]が1000となる| |[[《光神機−桜火》]]|~|2400/1400|~|[[エンドフェイズ]]に自身を[[墓地へ送る]]| |[[《ラヴァル・ランスロッド》]]|~|2100/200|~|[[エンドフェイズ]]に自身を[[墓地へ送る]]| |[[《聖刻龍−アセトドラゴン》]]|5|1900/1200|-|[[元々の攻撃力]]が1000となる| |[[《ミストデーモン》]]|~|2400/0|~|[[エンドフェイズ]]に、自身を[[破壊]]し、[[自分]]は1000[[ダメージ]]を受ける| ***[[リリース]]なしで[[通常召喚]]できる[[通常召喚モンスター]] [#nss] -[[デメリット]]なし |CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |''[[レベル]]''|''[[カード名]]''|''[[召喚条件]]または[[コスト]]''| |5|[[《BF−暁のシロッコ》]]|[[相手]][[フィールド]]にのみ[[モンスター]]が存在| -[[デメリット]]あり |CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |''[[カード名]]''|''[[レベル]]''|''[[攻>攻撃力]]/[[守>守備力]]''|''[[召喚条件]]または[[コスト]]''|''[[デメリット]]''| |[[《神獣王バルバロス》]]|8|3000/1200|-|[[元々の攻撃力]]が1900になる| |[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]|7|2800/2000|-|[[元々の攻撃力]]・[[守備力]]が半分になる| |[[《セグメンタル・ドラゴン》]]|~|2800/2400|-|[[元々の攻撃力]]・[[守備力]]が半分になる| |||||| |[[《眩月龍セレグレア》]]|6|2400/1000|-|[[元々の攻撃力]]が1500となる| //―[[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[召喚]]できる //-[[《地獄からの使い》]]([[ステータス]]低下) //-[[《地獄からの使い》]]([[レベル]]、[[ステータス]]低下) //-[[《炎神機−紫龍》]]([[エンドフェイズ]]毎に[[ダメージ]]を受ける) //-[[《光神機−轟龍》]]([[エンドフェイズ]]時に[[墓地へ送る]]) //―[[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[通常召喚]]できる //-[[《百獣王 ベヒーモス》]]([[ステータス]]低下) **関連リンク [#link] -[[召喚ルール効果]] -[[半上級モンスター]] -[[アドバンス召喚]] -[[アドバンス召喚に成功した]] -[[用語集]] **FAQ [#faq] Q:[[レベル]]が6になっている[[《地獄からの使い》]]は、『この[[カード]]は[[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[召喚]]できる。』の方法を適用して[[召喚]]できますか?~ [[レベル]]が6になっている[[《炎神機−紫龍》]]は、『この[[カード]]は[[モンスター]]1体を[[リリース]]して[[召喚]]できる。』の方法を適用して[[召喚]]できますか?~ A:いずれの場合でも、ご質問の方法で[[召喚]]できます。(22/11/12)