*大会罰則規定 [#we646ec1]

#contents

**罰則の種類 [#m5c63ee3]
***注意 [#z63731fb]
-注意は、その行為が罰則に違反することを[[プレイヤー]]に伝えることを目的とする。~

***警告 [#f1fe8ad7]
-警告は、その行為が罰則に違反することを[[プレイヤー]]に伝えることを目的とする。~
-警告は公式に記録される。~

***[[デュエル]]の敗北 [#c317f30a]
-この罰則が適用された場合、その[[プレイヤー]]は進行中の[[デュエル]]に敗北する。~
-[[デュエル]]と[[デュエル]]の間に違反した場合は、次の[[デュエル]]に適用する。~
-[[デュエル]]の敗北は公式に記録される。~

***[[マッチ]]の敗北 [#i0f3cbb7]
-この罰則が適用された場合、その[[プレイヤー]]は進行中の[[マッチ]]に敗北する。~
-[[マッチ]]と[[マッチ]]の間に違反した場合や、すでに敗北が決まっている[[マッチ]]で違反した場合には、ジャッジの判断で次の[[マッチ]]に適用することができる。~
-[[マッチ]]の敗北は公式に記録される。~

***失格 [#j5a518fc]
-この罰則が適用された場合、その[[プレイヤー]]は進行中の[[マッチ]]に敗北し、大会を失格となる。~
-[[プレイヤー]]が失格前に獲得していた賞は、そのまま受け取ることができる。~
-失格は公式に記録される。~

***受賞資格を失う失格 [#k3b5da6c]
-この罰則が適用された場合、その[[プレイヤー]]は進行中の[[マッチ]]に敗北し、大会を失格となる。~
-[[プレイヤー]]が失格前に獲得していた受賞資格も失われる。~
-受賞資格を失う失格は公式に記録される。~

**罰則の適用 [#w5590a38]

>A -本規定は指針であり、大会審判は情状を酌量して罰則を軽減もしくは追加できる。~

>B -同一の違反を繰り返した場合、大会審判はより上位の罰則を適用できる。~

***[[デッキ]]に関する違反 [#h4a3fcd7]
- [[デッキ]]が40枚未満、61枚以上である。~
罰則:[[デュエル]]の敗北~
[[デッキ]]に適正な[[カード]]を追加し40枚以上、60枚以下に直す。~

-[[デッキ]]([[サイドデッキ]]を含む)に同一[[カード]]が4枚以上含まれている。~
罰則:[[デュエル]]の敗北~
[[デッキ]]から不適切な[[カード]]を取り除き、かわりに適正な[[カード]]を追加して元の[[デッキ]]枚数にもどす。~

-[[デッキ]]([[サイドデッキ]]を含む)に使用できない[[カード]]が含まれている。~
罰則:[[デュエル]]の敗北~
[[デッキ]]から不適切な[[カード]]を取り除き、かわりに適正な[[カード]]を追加して元の[[デッキ]]枚数にもどす。~

-[[デッキ]]([[サイドデッキ]]を含む)に制限を越えた枚数の「[[禁止カード]]」・「[[制限>制限カード]]・[[準制限カード]]」が含まれている。~
罰則:[[デュエル]]の敗北~
[[デッキ]]から不適切な[[カード]]を取り除き、かわりに適正な[[カード]]を追加して元の[[デッキ]]枚数にもどす。~

***デッキリストに関する違反 [#f634b129]
-デッキリストの提出を義務づける公式大会において、デッキリスト内容と[[デッキ]]([[サイドデッキ]]を含む) 内容が異なっている。~
罰則:[[デュエル]]の敗北~
[[デッキ]]をデッキリスト通りに修正する。~

***ルールに関する違反 [#q290b262]
-故意ではなく、ルールを誤解した[[プレイ]]をした~
罰則:注意~
この違反のあと、次の重大な判断が行われる前であるならば、ゲームを元の状態に戻す。~
すでに、ゲームが進行し、重大な判断が行われたあとの場合には、ゲームはそのまま進行する。~
使用した[[カード]]は[[破壊]]する。~

-故意ではなく、過剰に[[カード]]を引いた~
罰則:警告~
過剰に引いた[[カード]]を[[デッキ]]の1番上に戻す。~
どの[[カード]]を引いたのかわからない場合など元に戻せない場合は、「罰則:[[デュエル]]の敗北」を適用する。~
ゲームの展開に決定的な影響を与える[[カード]]を引いた場合も、「罰則:[[デュエル]]の敗北」を適用する。~

-故意ではなく、過剰に[[カード]]を見た~
罰則:注意~
見てしまった[[カード]]を適切な場所に戻す。~
元に戻せない状況になった場合、ゲームの展開に決定的な影響を与える[[カード]]を見てしまった場合は、「罰則:[[デュエル]]の敗北」を適用する。~

-故意に、ルールに違反した[[プレイ]]をした~
罰則:受賞資格を失う失格~

***遅刻 [#ab24d6e3]
-指定の集合時間に自分の席についていなかった。~
罰則:警告~

-指定の集合時間後5分経過しても、自分の席についていなかった。~
罰則:[[デュエル]]の敗北~

-指定の集合時間後10分経過しても、自分の席についていなかった。~
罰則:[[マッチ]]の敗北~

***裏の状態で区別のつく[[カード]]の使用 [#sa3080ed]
-規則性がない場合~
罰則:注意~
スリーブを交換するなど、区別のつかない状態にする。~

-規則性がある場合~
罰則:[[デュエル]]の敗北~
スリーブを交換するなど、区別のつかない状態にする。~

***不必要に長い時間をかけた[[プレイ]] [#j50aa9af]
-故意ではなく、不必要に長い時間をかけた[[プレイ]]をした~
罰則:注意~
この違反により、[[マッチ]]の結果に影響があった場合、ジャッジの判断により罰則を追加することかできる。~

-故意に、不必要に長い時間をかけたプレイをした~
罰則:[[マッチ]]の敗北~

***不適切な対戦結果の決定 [#u7d7f20f]
-対戦を行わず、ジャンケンなど無作為な方法で勝敗を決定した~
罰則:失格~

-金銭などメリットの提供を約束し、対戦結果を操作した~
罰則:受賞資格を失う失格~

***詐欺行為 [#ue063dbb]
-対戦結果を偽って報告した~
罰則:受賞資格を失う失格~

***[[デュエル]]中の私語 [#be672f63]
-[[デュエル]]中に他の[[プレイヤー]]または観戦者等の第三者からアドバイスを受けた~
罰則:警告~
この違反により、[[マッチ]]の結果に影響があった場合、ジャッジの判断により罰則を追加することかできる。~

-[[デュエル]]中に他の[[プレイヤー]]または観戦者等の第三者に話しかけた~
罰則:警告~
この違反により、[[マッチ]]の結果に影響があった場合、ジャッジの判断により罰則を追加することかできる。~

-[[プレイヤー]]の応援者が[[相手]][[プレイヤー]]に対して「せかす」・「罵倒する」等の行為を行った~
罰則:警告~
[[プレイヤー]]の応援者の行為も[[プレイヤー]]自身の行為としてみなす。~
この違反により、[[マッチ]]の結果に影響があった場合、ジャッジの判断により罰則を追加することかできる。~

 (Welcome to YU-GI-OH! Trading Card Game -Japan-より引用)

**備考 [#zc00eaa1]
-罰則を軽減もしくは追加と書いてあるが、大会罰則規定にないルール違反もジャッジの判断で罰則を与えることができる。

**追記 [#w3f9c6f8]
-基本的に、アニメで言及される「ルールとマナーを守って楽しく[[デュエル]]しよう」というスローガンを踏襲していると思われる。~
たとえば不可抗力や過失に関しては「注意」や「警告」といった軽い罰則が多く、「[[デュエル]]の敗北」は極力避けるようにしている。~
だが、故意に行った行為に関しては「失格」、特に反則した場合は「受賞資格を失う失格」もあり得る。~
当然だが、反則などせずにフェアに戦おう。~

-原作・アニメにおいて―~
現実の「大会罰則規定」に照らし合わせた場合、不正行為・マナー違反等をしているデュエリストは実は結構多い。~
例えば、「[[相手]]がターンエンド[[宣言]]していないのに、[[自分]]の[[ターン]]を始めること」が原作・アニメでは毎回のように行われているが、もちろん現実では許されない。~
そもそも「[[デュエル]]中の私語」も原作及びアニメでは展開上毎回当然のように行われているが、現実では前述のように罰則を受ける。~
また、原作内のルールと照らし合わせても不正行為と思われる物も存在する(発覚しても罰則を受けるような事は滅多にないが)。~

--万丈目(セカンド・ディール=ドローするふりをしてデッキの上から2枚目を引く。ただし現実に行った訳ではない)
--エド(途中から[[デッキ]]に入っていない[[カード]]を投入して使用。)
--キース([[デッキ]]に入っていない[[カード]]の使用、禁止されている[[サイドデッキ]]の使用)
--羽蛾、斎王(他人の[[デッキ]]に勝手に[[カード]]を入れる)
--絽場、鷹栖([[相手]]の[[手札]]を覗く)
--[[エクゾディア]]使いのレアハンター(偽造[[カード]]の使用・細工により[[デッキの一番上]]の[[カード]]を透視)
--パンドラ([[カード]]を加工し、特定[[カード]]を[[デッキトップ]]に誘導させる)
--洗脳された[[城之内>《城之内》]]([[禁止カード]]を使用する)
--[[BIG3>《ジャッジ・マン》]]、タイタン([[ギャンブル]]の確率操作)
--ジーク(他人の[[デッキ]]への[[禁止カード]]の投入、及びその[[効果]]の改竄)
--遊星([[手札]]を隠す、伏せカードを勝手に並べ替える)
--何者かに操られたボマー(相手の意思を無視して勝手に[[ターン]]を進める)
--龍牙(妨害電波で相手のデュエルディスクの機能を制限)
--鬼柳、カーリー(不正な方法で先行を取る。相手プレイヤーへの暴力行為)
//原作・アニメで不正行為じゃない物を無理矢理現実に当てはめて列挙するのは全く意味がない。
//意味が無いと独断で判断するのはWikiにふさわしくないと思い、復元さしてもらいました
//掲示板にて、議論した方が良いと思います。
//むしろ例を挙げる方が無駄ってもんだ。読みづらいし、原作のルールも明確なもんがわからんのに。
//賛成だが、どうせアニメ信者が復元するだろうな。
//とりあえず復元。例挙げるのが意味無いって意見には一理あるが、例だけ消して例に当てはまらないここより下の方の記述を消さないのは片手落ちだろう。
//ついでにコメント履歴も復元。

---罰則を受けたわけではないが「遊戯vs闇マリク」戦において、[[ドロー]]した[[カード]]を確認せずに[[セット]]した遊戯は審判である磯野に注意をされた。~
城之内は「王国編」の「vsキース戦」、アニメオリジナル「KCグランプリ編」において、「遅刻」により[[デュエル]]の敗北になりかけている。~

---原作において最も有名と思われる不正行為として、[[ペガサス>《ペガサス》]]の「マインド・スキャン」が挙げられる。~
が、流石に心を読む事に対しての罰則規定はないため、とんでもない行為ではあるものの、ルール上の不正行為とは言い難い。~

---また、十代や万丈目は[[デッキトップ]]に存在する[[カード]]の精霊を幻視出来るが、それについての罰則規定も存在しない。~
斎王の[[アルカナフォース]][[モンスター]]等が確実と言える程に都合の良い[[効果]]を得ているが、本人曰く「運がいい」からで、不正行為ではない。~
もっとも、原作・アニメでは[[カード]]と心を通わせることで、任意のタイミングで呼び込むことの出来る手腕が評価されていたりするのだが。

---遊戯とアテムが決闘中に会話したり人格を変えるのもとんでもない行為ではあるが、同一人物として扱われるので特に問題はないようである。~
また、マリクとバクラが精神内で会話し、[[デュエル]]のアドバイス等も行っていたが、やはり罰則は当てはめづらいだろう。

---またシリーズ恒例でデュエルを勝手に闇のデュエルにするデュエリストが居たり、影丸がデュエルを利用して魂を吸い取っていたり、マリクやミスターTがデュエルで倒した相手を闇に葬ったりしているが、確かに人道的には問題はあるもののデュエルのルールとは別問題であるためか罰則規定は受けていない。~

**関連リンク [#jf8a4292]
-[[大会用語集]]
-[[大会罰則規定(コナミ公式):http://www.yugioh-card.com/japan/event/dk_penal.html]]