―デッキ。
流行から外れたデッキやカードのこと。
遊戯王においては基本的にビートダウン型のデッキがメタの中心となるようにデザインされている。
極端な1ターンキルが開発されていない限り、ビートダウン1色に染まる。
つまり【ロックバーン】等のコントロール型デッキが地雷デッキの代表。
要するに流行からは外れているがそれなりに強く、使えるデッキをさす。
利点としては、相手が自分の戦術を理解するのに時間がかかって対策が遅れるし、もしそのデッキが流行のデッキの要素からかけ離れていればメタデッキなどのほとんどのカードを無力化できるなど情報アドバンテージにおいて不利に成り難いメリットがある。
サイドデッキからも有効なカードがなくマッチ二戦目からも対策できない事も有り得る。
無論周りが使っていないということで、個性的なデッキになるというのも大きな魅力である。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−における《寄生虫パラサイド》に始まり、Spell of Mask −仮面の呪縛−でUltraだった《女邪神ヌヴィア》、CRIMSON CRISISにてSuperで登場した《白銀のバリア−シルバーフォース−》、最近ではGENERATION FORCEにてUltraで登場した《潜航母艦エアロ・シャーク》などがある。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−の《人造人間−サイコ・ショッカー》など、そのパックに人気カードがあればあるほど、これらの地雷に泣く者も多い。
特にデュエリストパックでは一箱にウルトラレアが全2種類うち1枚封入なため、《No.61 ヴォルカザウルス》などの強力なウルトラレア狙いで一箱買って、もう片方のウルトラレアの《No.19 フリーザードン》など低評価なカードが出て悔しい思いをする者も多い。
また意外にもこうしたいわゆる地雷カードはアニメ・原作出身のカードが多いせいか両方の面でネタになり易い。