調整中 †
カードのルールが決まっていないことを指す。
大会において調整中の事象が発生した場合、判定はその場の審判の判断に委ねられる。
新しいカードが登場するたびに多数の調整中項目が生まれる。
また他のTCGでは考えられないような「普通にプレイしていて疑問に思う初歩的な内容」もあり、「KONAMIは試験(テストプレイ)を行っていないのでは?」との声もありカードゲームとしての遊戯王が批判される原因のひとつでもある。
- 遊戯王OCG事務局に電話した場合は、基本的には「ただいま担当部署に確認をとっています」と言われる。
稀に「ルールの調整を行っています」と言われることがあり、そこから「調整中」という言葉が広く知れ渡ることになった。
また、環境や販売戦略の変化などにより裁定が変化する事もあり、その為の「調整」なのかという解釈をしている人もいる。
- 調整中の項目があるカードを使う場合、後々揉め事にならないよう事前に取り扱いを決めておく事が望ましい。
公式大会の場合は、審判員に取り扱いを質問しておこう。
なお、調整中の項目も裁定が決まっている可能性があるので、使う前に遊戯王OCG事務局に確認を取るのも有効な手段になり得る。
- 多くのTCGの場合、新効果や新システムが判明する際は発売前に裁定の決定等が告知されるケースが多い。
一方OCGの場合、KONAMIは裁定を決めてからカードを発売するのではなく、カードを発売してから裁定を決めている。
このため、(最近は改善傾向にあるとはいえ)新カードの発売直後は調整中の嵐となりやすく、批判の対象となっている。
- コナミのゲーム作品において―
ゲーム作品では、OCGで調整中の事項に対してはゲーム版独自の処理を行うようになっている。
ただし、その処理方法がOCGの公式裁定になるとは限らないので注意。
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