遊戯王カードWiki - 通常のドローのバックアップ(No.25)

通常のドロー/Normal Draw †

　ドローフェイズの最初に必ず行うドローのこと。
　ただし、先攻プレイヤーの最初のターンのみ、これを行わない。

デュエルの開始時に引く５枚の手札（初手）は「通常のドロー」に含まれない。

「ドローフェイズにドローしたカード」というテキストは、このドローだけでなく、ドローフェイズにカードの効果でドローしたカードも含む。
例えば《凡骨の意地》は「ドローフェイズにドローしたカード」が通常モンスターだった場合に追加でドローできる。
これは通常のドローだけでなく、《凡骨の意地》自身の効果で通常モンスターをドローした場合や、ドローフェイズに《リロード》等を発動して通常モンスターをドローした場合も含む。

かつては、毎ターン手札を１枚補充する基本的な手札の補充手段だった。
だが、カードパワーの上昇により、ドローフェイズが殆ど訪れることなくデュエルが終了したり、ドローフェイズ以外で効果による手札補充が頻繁に行われるようになったりしているため、このドローに手札補充を頼ったデッキは相対的に弱体化している。

通常のドローの代わりに別の処理を行う効果は通常のドローを行うタイミングの同一チェーン上で複数発動することができる。（ただし同じカードは１回のみ）
ただし最終的に適用されるのは最後にチェーンに積んだカードのみで、最後にチェーンに積んだカードの効果が発動を無効にされた場合、その前にチェーンに積んだカードの効果が適用される。（効果のみを無効にされた場合は他にチェーンに積んだカードがあってもその効果は適用されない）
ただし、１回効果処理が終わると、例えそれが不発に終わっても再度チェーンブロックを組むことはできないので注意。

通常のドローの代わりに別の処理を行う効果を妨害された場合、そのターンに通常のドローを行えるかどうかはカードによって異なる。
- 《マジックブラスト》や《ＳｉｎＷｏｒｌｄ》などの古いカードでは誓約効果としてドロースキップを行っていたため、妨害されると通常のドローが行えない。
  第９期以降に再録された場合、「ドローフェイズに通常のドローを行う代わりに発動できる」というテキストになっており、「通常のドローを行う代わり」が誓約であるとわかりやすい。
  あるいは「この効果を発動するターン、自分は通常のドローを行えない」と個別に記載されている場合もある。

《熱き決闘者たち》以降のカードは効果処理としてドロースキップを行うため、妨害された場合は効果処理自体が止まってドロースキップが発生しない。
「ドロー前に発動できる。このターン通常のドローを行う代わりに～」というテキストになっており、「通常のドローを行う代わり」が効果処理である事が読み取れる。

関連カード †

《花札衛－雨四光－》

《トロイメア・ユニコーン》

通常のドローの代わりに別の処理を行うカード †

―妨害された場合は通常のドローが行えないカード

―妨害された場合は通常のドローが行えるカード

関連リンク †