*帝/Monarch [#o1971d81]
//*&ruby(みかど){帝};/Monarch
//*&ruby(てい){帝};/Monarch
//↑読みとしては「てい」が正しいけど、あくまで「シリーズ」としての話なんだし、公式でもチラホラ使われてる「みかど」読みでいいと思う
//読み方については下に解説がなされているからここには特に必要ないかと。あくまで通称なんだし。

 [[《雷帝ザボルグ》]]・[[《氷帝メビウス》]]・[[《炎帝テスタロス》]]・[[《地帝グランマーグ》]]・[[《風帝ライザー》]]・[[《邪帝ガイウス》]]・[[《光帝クライス》]]・[[《闇帝ディルグ》]]の通称。~
 [[《雷帝ザボルグ》]]・[[《氷帝メビウス》]]・[[《炎帝テスタロス》]]・[[《地帝グランマーグ》]]の4体を指して「四帝」、そこに[[《風帝ライザー》]]・[[《邪帝ガイウス》]]を加えて「六帝」と呼ぶ場合もある。~
 全ての[[モンスター]]が[[攻撃力]]2400・[[守備力]]1000であり、[[《雷帝ザボルグ》]]以外は全て[[レベル]]6である。~

|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|''帝''|''[[属性]]''|''[[モンスター効果]]''|
|[[《雷帝ザボルグ》]]|[[光属性]]|[[フィールド]]上の[[モンスター]]1体を[[破壊]]|
|[[《氷帝メビウス》]]|[[水属性]]|[[フィールド]]上の[[魔法・罠カード]]を2枚まで[[破壊]]|
|[[《炎帝テスタロス》]]|[[炎属性]]|[[相手]]の[[手札]]を[[ランダム]]に1枚[[墓地に捨てる]]|
|[[《地帝グランマーグ》]]|[[地属性]]|[[セット]]された[[フィールド上のカード]]1枚を[[破壊]]|
|[[《風帝ライザー》]]|[[風属性]]|[[フィールド上のカード]]1枚を[[デッキトップ]]に[[戻す]]|
|[[《邪帝ガイウス》]]|[[闇属性]]|[[フィールド上のカード]]1枚を[[除外]]|
|[[《光帝クライス》]]|[[光属性]]|[[フィールド上のカード]]を2枚まで[[破壊]]|
|[[《闇帝ディルグ》]]|[[闇属性]]|[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を2枚まで[[除外]]|

-「六帝」の特徴~
[[アドバンス召喚に成功した]]時、[[相手]]に何らかの[[ディスアドバンテージ]]を負わせるため、[[召喚]]した時点で[[リリース]]の損失を補える。~
[[ステータス]]を見ると、[[上級モンスター]]としては[[守備力]]が低く、[[《月読命》]]や[[《月の書》]]のような[[表示形式]]変更に弱い。~
[[攻撃力]]も登場当初は評価されていたが、[[攻撃力]]2500以上の[[特殊召喚モンスター]]が増加するにつれ、安心できるものではなくなった。~
これらの[[カード]]を活かすための専用[[デッキ]]も、[[【帝コントロール】]]を始め多数存在する。~
--[[《光帝クライス》]]・[[《闇帝ディルグ》]]における相違点~
[[アドバンス召喚]]以外でも[[効果]]を[[発動]]できる[[メリット]]があるが、自身の[[効果]]による[[デメリット]]もあることから[[【帝コントロール】]]に採用される事は稀である。~
[[【クライスターボ】]]等のように[[コンボ]]パーツとして活躍する事の方が多い。~
[[ステータス]]は、共通のものである。~

-かつては[[モンスター]]の中でもトップクラスの採用率を誇り、その[[攻撃力]]2400は[[上級>上級モンスター]][[効果モンスター]]の基準となった。~
[[08/03/01>禁止・制限カード/2008年3月1日]]には、[[《風帝ライザー》]]が[[制限カード]]にも指定されている。~
現在でも、[[特殊召喚]][[効果]]を持たない[[上級モンスター]]の中では採用されることが多い。~

-[[《雷帝ザボルグ》]]以外の「帝」の初出は、[[Super]]以上の高[[レアリティ]]だった。~
現在では活躍が評価されてか、「[[GOLD SERIES]]」では「六帝」のうちの1体が毎弾収録されており、[[Normal]]のものも存在する。

-「帝」は[[ステータス]]が同じの上、[[環境]]や[[フィールド]]の状況によって[[効果]]の有効性が変化するため、「帝」同士の優劣は一概には決められない。~
例えば[[【暗黒界】]]が猛威を振るっている時期では、[[《炎帝テスタロス》]]の採用は難しく、評価が下がっていた。~
また、単純に[[アドバンテージ]]の面だけで見れば、[[《氷帝メビウス》]]のみ1枚分の[[アドバンテージ]]を得られる点で最高の評価を受けていた時期もあった。~
[[《邪帝ガイウス》]]が登場したことにより、[[効果]]自体は[[下位互換]]の[[《雷帝ザボルグ》]]・[[《地帝グランマーグ》]]の評価が下がった事もある。~
現在では、[[《炎帝テスタロス》]]にとっての[[暗黒界]]のように、特定の「帝」のみが相性の悪い(良い)[[カード]]が増加しているため、優劣をつけるのは更に難しくなっている。~
[[【帝コントロール】]]では優先度の低い[[《地帝グランマーグ》]]が[[【ダーク・ガイア】]]に採用されることがあるように、[[属性]]・[[種族]]サポートの多様化もその一因である。~

-「六帝」には、元となる帝の名前の頭に漢字1文字が付く、[[上位種]]の帝が存在する。~
[[ステータス]]は[[レベル]]8・[[攻撃力]]2800・[[守備力]]1000で、以下の[[効果]]を持っている。~
 このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。
 このカードがアドバンス召喚に成功した時(場合)、(固有効果1)。
 このカードが○属性モンスターをリリースして
 アドバンス召喚に成功した場合、その時の効果に以下の効果を加える。
 ●(固有効果2)
[[アドバンス召喚]]済みの対応した[[帝]]1体の[[リリース]]で、自身の[[効果]]を最大限生かせるようデザインされている。~
また、[[上位種]]の帝とともに、「[[帝王]]」と名のついた[[魔法・罠カード]]も登場している。~
これらは[[アドバンス召喚]]の[[サポートカード]]であり、[[イラスト]]には[[上位種]]の帝が描かれている([[《帝王の開岩》]]と[[《帝王の深怨》]]のみ[[下位種]]の[[《地帝グランマーグ》]]と[[《邪帝ガイウス》]])。~
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|''[[最上級]]帝''|''固有[[効果]]1''|''固有[[効果]]2''|''対応する[[魔法・罠カード]]''|
|[[《剛地帝グランマーグ》]]|[[セット]]された[[カード]]を2枚まで[[破壊]]|1枚[[ドロー]]|[[《帝王の開岩》]]|
|[[《凍氷帝メビウス》]]|[[魔法・罠カード]]を3枚まで[[破壊]]|[[破壊]][[対象]]を[[チェーン]][[発動]]不可|[[《帝王の凍志》]]|
|[[《爆炎帝テスタロス》]]|[[手札]]を確認して1枚捨てる+[[バーン]]|1000[[ダメージ]]|[[《帝王の溶撃》]]|
|[[《烈風帝ライザー》]]|[[フィールド]]と[[墓地]]1枚ずつを[[デッキトップ]]へ[[戻す]]|[[フィールド上のカード]]1枚を[[バウンス]]|[[《帝王の烈旋》]]|
|[[《轟雷帝ザボルグ》]]|[[モンスター]]1体[[破壊]]+[[光属性]]なら[[エクストラデッキ]][[破壊>デッキ破壊]]|[[墓地へ送る]][[相手]]の[[カード]]を[[自分]]が選ぶ|[[《帝王の轟毅》]]|
|[[《怨邪帝ガイウス》]]|[[カード]]1枚[[除外]]し1000[[ダメージ]]+[[闇属性]][[モンスター]]なら[[同名カード]]を全て[[除外]]|[[対象]]を2枚にする|[[《帝王の深怨》]]|
--[[上位種]]の帝の[[レアリティ]]は現在のところ、[[OCG]]では[[スーパーレア>Super]]か[[レア>Rare]]のいずれかである。~
一方で[[TCG]]では全て[[シークレットレア>Secret]]に格上げされており、特に[[《凍氷帝メビウス》]]には[[ゴーストレア>Holographic]]まで存在する。~

-[[カード名]]としては「てい」と読むが、メディアなどでの扱いもあり、単に[[シリーズカード]]を指す場合には「みかど」と読まれることが多い。~
[[帝王の降臨>ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]の紹介ページやVジャンプの[[デッキ]]紹介では、「みかど」と紹介されている。~
また、[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]で「天上守護者セフォリル」が2戦目に使用する[[帝デッキ>【帝コントロール】]]の名前は「MIKADO」となっている。~

--対して[[【次元帝】]]や[[【獅子黄泉帝】>【黄泉帝】#oeff9c58]]など「帝」の前に接頭語的な要素がついている場合は、「てい」と音読みされることがほとんどである。~

-英語表記の「Monarch」には「1人で(Mon)支配する人(Arch)」という意味があり、日本語では「君主」と訳される。~
「帝(帝王・皇帝)」は君主の称号の1つ(君主の一種)であるため、「帝」と「君主(Monarch)」は若干意味合いが異なる。~
なお他の「帝」の名を持つ[[カード]]は「エンペラー(Emperor)」や「エンプレス(Empress)」が使われている。~
これらはそのまま「皇帝」「女帝」を指すため、「帝」の訳語としてはこちらのほうが相応しい。~
またGXやVジャンプでおなじみの「カイザー(Kaiser)」だが、これはドイツ・オーストリア・神聖ローマ帝国の皇帝の称号としての意味がある。~

--[[帝王の降臨>ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]では[[《カイザー・サクリファイス》]]と[[《エンペラー・オーダー》]]が収録されている。~
どちらも「帝」の外国語訳として認められているようだ。~

--[[Vジャンプ(2009年6月号)>書籍付属カード#VJ2009]]のカテゴリモンスター大全では、[[《カイザー・サクリファイス》]]と[[《エンペラー・ストゥム》]]も「帝」に含まれている。~

-上記以外にも「帝」と名のついた[[モンスター]]は多数存在する([[こちら>《トークン》(ゼアルII)]]を参照)。~
[[ネタ]]ではあるが、最強の「帝」は言うまでもなく[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]だろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXで登場した斎王美寿知が、平凡な四人のデュエリストに与えた力の象徴。~
[[《雷帝ザボルグ》]]・[[《氷帝メビウス》]]・[[《炎帝テスタロス》]]・[[《地帝グランマーグ》]]の「四帝」が登場。~
[[カード]]の精霊を封じ込める結界を張った。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WCS2007>ゲーム付属カード#WCS2007]]の世界大会用リストでは、[[《氷帝メビウス》]]・[[《雷帝ザボルグ》]]が[[制限カード]]になっている。~
そして[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]のスペシャルリストでは、[[《風帝ライザー》]]が新たに[[制限カード]]入りした。~
また、この[[シリーズ>シリーズカード]]によって構築された[[デッキ]]を使うNPCが多く存在しており、大抵はレートも高い。~
WCSシリーズでは[[モンスター]]自身が対戦相手として登場する事もある。~

--[[WCS2008>ゲーム付属カード#WCS2008]]では、1〜5月の8日に[[雷帝>《雷帝ザボルグ》]]、[[氷帝>《氷帝メビウス》]]、[[風帝>《風帝ライザー》]]、[[地帝>《地帝グランマーグ》]]、[[炎帝>《炎帝テスタロス》]]の順に配信された。~
他にこのような配信方法をされているのは[[霊使い]]のみである。~

--[[DUEL TERMINAL]]に[[《光帝クライス》]]が登場したことで、ゲーム中での全身像及び3Dが存在していない帝は[[《闇帝ディルグ》]]のみとなった。~

**関連リンク [#ib109310]
―「帝」[[モンスター]]~
-[[アドバンス召喚に成功した]]時に[[効果]]を[[発動]]する「帝」
--[[《雷帝ザボルグ》]]―「[[光属性]]」
--[[《氷帝メビウス》]]―「[[水属性]]」
--[[《炎帝テスタロス》]]―「[[炎属性]]」
--[[《地帝グランマーグ》]]―「[[地属性]]」
--[[《風帝ライザー》]]―「[[風属性]]」
--[[《邪帝ガイウス》]]―「[[闇属性]]」
-[[召喚・特殊召喚に成功した]]時に[[効果]]を[[発動]]する「帝」
--[[《光帝クライス》]]―「[[光属性]]」
--[[《闇帝ディルグ》]]―「[[闇属性]]」

-[[最上級]]「帝」
--[[《剛地帝グランマーグ》]]
--[[《凍氷帝メビウス》]]
--[[《爆炎帝テスタロス》]]
--[[《烈風帝ライザー》]]
--[[《轟雷帝ザボルグ》]]
--[[《怨邪帝ガイウス》]]

―その他のリンク
-[[帝王]]
-[[家臣]]

-[[《エンペラー・ストゥム》]]
-[[《カイザー・サクリファイス》]]

-[[《サイコ・エンペラー》]]

-[[《エンペラー・オーダー》]]

-[[【帝コントロール】]]
//【アンデット帝】【獅子黄泉帝】は議論の結果削除されました。復活させないでください
--[[【黄泉帝】]]
--[[【バブーン帝】]]
--[[【次元帝】]]

-[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]

-[[シリーズカード]]