*同時に複数のカードが発動した場合/SEGOC [#q7ba2d38]
 [[スペルスピード]]1である[[誘発効果]]などが同じタイミングで[[発動]]してしまった場合は、特別に[[チェーン]]処理で[[効果]]を解決していきます。~
 まずは[[ターンプレイヤー]]の[[効果]]から[[チェーン]]をはじめます。~
 ひとつしかない場合はそれが[[チェーン]]1となり、複数存在する場合は[[ターンプレイヤー]]が選択して自分の[[効果]]で[[チェーン]]を作ります。~
 その後は[[相手]][[プレイヤー]]がその[[チェーン]]に[[自分]]の[[効果]]を重ねていきます。~
 つまり、非[[ターンプレイヤー]]の[[効果]]から処理が行われていくことになります。

 (公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)
 (公式ルールブック マスタールール2対応 バージョン 1.0 より引用)

----

 「一つのタイミングでの複数の[[誘発効果]]の[[発動]]」か、「同一[[フェイズ]]内での複数の[[誘発効果]]の[[発動]]」か、で処理が異なるので注意。~
 上記の説明は「一つのタイミングでの複数の[[誘発効果]]の発動」の説明である。

***同一タイミングでの複数の[[誘発効果]]の発動。 [#wb55adee]
-大雑把に説明すれば、同時に[[発動]]した[[誘発効果]]・[[リバース効果]]は
>
+「[[ターンプレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]及び[[リバース効果]]」
+「[[相手]][[プレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]及び[[リバース効果]]」
+「[[ターンプレイヤー]]の[[任意発動]]の[[誘発効果]]」
+「[[相手]][[プレイヤー]]の[[任意発動]]の[[誘発効果]]」
<
の順序で[[チェーンに積む>チェーンを積む]]。~
([[発動]]はあくまで「同時」扱いなので[[チェーン]]の積み上げ順のみが後から決定される形になる)~
同じ番号に分類される[[効果]]が同時に誘発した場合、[[コントローラー]]が[[チェーン]]の順序を選択する。~
//[[発動]]は既にされている。[[チェーンブロック]]の順番だけを後から決定する。
この全ての[[チェーンブロック]]が積み終わるまで、[[クイックエフェクト]]([[速攻魔法]]、[[罠カード]]、[[誘発即時効果]])を途中で割り込ませて[[発動]]する事はできない。

-[[モンスター効果]]及び[[魔法カード]]の[[誘発効果]]は通常[[スペルスピード]]1、[[罠カード]]の[[誘発効果]]は通常[[スペルスピード]]2であるが、これらの[[誘発効果]]が同時に[[発動]]した場合、[[チェーン]]を積む上で[[スペルスピード]]の関係は一時的に無視される。~
従って、[[罠カード]]の[[誘発効果]]の後に[[モンスター効果]]及び[[魔法カード]]の[[誘発効果]]を[[チェーンに積む>チェーンを積む]]事もできる。~
ただし、あくまでも[[誘発効果]]の[[チェーンブロック]]を積む場合のみであり、その途中に[[誘発即時効果]]を挟む事はできない。~
(その意味では複数の[[誘発効果]]が一時的に[[スペルスピード]]1.5になると解釈してもいいだろう。)

-より詳細な話は、[[誘発効果]]および[[チェーン]]を参照。~
また、[[バトルステップ]]の項に例外的事例が記述してあるので、そちらにも目を通したほうがよい。

-具体例。~
--「[[自分]]の[[《つまずき》]]」と「[[自分]]の[[《生還の宝札》]]」が存在するときに[[《ザ・キックマン》]]を[[蘇生]]した場合。~
>

//「発動するカードを "決めてから" チェーンを組み」と回答されているではありませんか
//そして、そもそも同時発動のルールブックの説明
//・同じタイミングで[[発動]]してしま "った" 場合は、"特別に" [[チェーン]]処理で[[効果]]を解決していきます。~
//「特別に」です。この時点で「通常の」発動のルールを持ってきても無意味です。
//同時発動は同時発動のルールに従わなくてはなりません。
//そして、同時発動のチェーンの積み方の説明に一切「発動」の文言がないのは前述の通りです。
//何故書いてある通りに解釈できないのでしょう?
// 3/9の回答に対してはちゃんと「(この時点で)宣言し」と追記してあるでしょう?
//
//裁定を意図的に無視しているのはあなたでしょう?(2013/03/09)に関して、あなたはどう考えているのですか?
//もう一度書きます。
//>「チェーン2にて発動した」「チェーン3として《ゴゴゴゴースト》の効果を発動するかを決めます」と書かれていますが、あなたは誘発効果が2度発動すると考えているのですか?
//また、2013/03/14の回答ですが、どこにも「発動してから」チェーンを積むと書かれていません。勝手にあなたが解釈しているだけです。
//対象の選択やコストは普通「効果の発動時」に行いますね。同時に複数の効果が発動した場合は「発動するカードを決めてから」それらを行うという回答がありますが、発動した後でそれらを行う、という回答をあなたは得ていません。
//すべてあなたが勝手に解釈しているだけであって、事務局回答は一度もチェーンを組む前に「効果はすべて発動しています」とは言っていませんよ
//
//引用した裁定(コメントアウトされていない2013/03/14の回答)を意図的に無視しないでください。
//「1つ発動してから次の発動を決められますか」との問いに
//「発動するカードを決めてからチェーンを組み、それぞれをチェーンに積む時にコストを払う」と回答されています。
//「発動」で聞いたのに「発動」で回答されず、「チェーンに積む時」コストを払え、と回答されているのです。
//(コメントアウトしてある同時に聞いた質問でも「同時に発動 "した" 効果の対象に〜」という言い回しが使われています)
//公式ルールブックの説明文でもこの2つの裁定でも、「発動を順番にしろ」なんて事は一言も述べられておらず、
//「チェーンの積み上げ」を順番にしろ、としか説明されていません。
//「発動」に関してはあくまで「同時に発動"した"」という表現のみです。
//これが「発動した後でチェーンを組む」という裁定じゃなかったらなんなんですか?
//貴方こそ「同時に"条件を満たした"カードは優先順に従って"発動"する」という裁定があるか確認されては如何ですか?
//
//何か話がずれてますね。前提として今コメントアウトした文章がルール上正しいかどうか、という事を話しているのです
//あなたは、効果がすべて発動した後にチェーンを組むと言っているのでしょう?
//私が指摘しているのは、そうではなく、誘発効果の発動条件はチェーンを組む前に満たしていなければならないが、発動するのはチェーンに積むときではないか、という事です
//「チェーン2にて発動した」「チェーン3として《ゴゴゴゴースト》の効果を発動するかを決めます」と書かれていますが、あなたは誘発効果が2度発動すると考えているのですか?
//また、ルールブックには「コストはカードの発動を宣言する前に払います」と書かれていますが、あなたの説だと、「発動を宣言する前」にすでに誘発効果は「発動している」というおかしいことになりませんか?
//だから、「発動した」後で「チェーンを組む」という裁定が必要なのです
//
//貴方こそ文章をちゃんと読んで下さい。
//・[[発動]]する[[カード]]を "決めた上で" [[チェーン]]を "組み" ます。~
//・[[コストを払う]]タイミングは、"それぞれを" チェーンに "積む" 時
//チェーンを「組む」と「積む」を明確に用語を分けて説明されたわけだが。
//これでどうして 「決める」のが「積む前」と読めるのか
//↓
//ご自分で取った裁定なら、ちゃんと文章を読んで下さい。
//>チェーン2にて発動した相手の《時花の魔女−フルール・ド・ソルシエール》の効果を発動した際に、自分はチェーン3として《ゴゴゴゴースト》の効果を発動するかを決めます。
//↑「チェーン2にて発動した」と書いてあるでしょう?何で発動した後でチェーンを積む、なんて考え方に至るのか疑問なのですが
//「発動するカードを決めた上で」というのは「発動した」という意味ではありません。それこそ、日本語の問題ですよ。「チェーンを組む前に”発動します”」という裁定を得ていないなら、あなたの主張は通りません。
//いやだからその裁定を貰ったわけだが。一番下のコメントQAまで読んでから書き換えてくれ。
//発動するカードを「予め全て決めて」それぞれを順に「チェーンに積む」の。分かる?
//「発動しコストを払ってから次を発動するかどうか決める」じゃないの
//発動・発動・発動→チェーンに積む(コストを払う)なの
//(「発動しコストを払ってから次を決める」のは通常の "チェーン"発動のパターン)
//↓
//発動するカードを決めてからチェーンを積み始めるのは、下に書いてるFAQですでにわかっている事ですよ。
//同義ではないという事は、「発動した後にチェーンを積む」という裁定を得ないと言えません
//「発動するカードを決めて」というのはまだ発動してない、という事でしょう?
//発動するカードを決めて(つまりまだ発動してない)からチェーンを積むのだから、チェーンを積む=発動という意味になります。
//裁定採りました。やはり「発動するカードを決めてからチェーンを積み始める」との事です。
//なので、「発動」と「チェーンに積む」は同義では「ない」です。
//(複数の効果のどれを発動するか確認してからそれぞれを「チェーンに積む」処理をする)
//↓コストを払うタイミングとズレてないか?チェーンブロックを作った後でチェーンを積むってのはどっかに裁定ある?
//裁定は無いってことか。ルールブックの文章は簡易に説明されてるだけだから、字義通りの解釈に意味は無いぞ
//↓チェーンして発動と書いてあるから、「発動」と「チェーンに乗せる」は同義だろ。http://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=5&fid=12272&keyword=&tag=-1
//公式の説明文を「字義通りに」解釈するとこうなる。
// 同時に複数発動「した」場合… ターンプレイヤーからチェーンを「はじめ」…相手プレイヤーが「効果を重ね」…
//この間「チェーン」の文字はあるが「発動」の文字はない。最初だけ。
//この「最初に同時に発動」の点を明確化しておかないと下のQAにあるような「順に発動」と勘違いする人が出るのでその点だけは明記しておきたい。
//(最初の発動タイミング時点で対象がいない効果はそもそも発動できていないので後からコスト支払いで対象を用意しても「発動していた」事にできない。
// この点で通常のチェーン発動とは若干処理が異なる)
+[[発動条件]]を満たした[[強制効果]]が同時に発動する。~
+優先順位に従って[[チェーンに積む>チェーンを積む]]。まずは[[ターンプレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《つまずき》]]が[[チェーン]]1になる。~
//+[[ターンプレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《つまずき》]]が[[チェーン]]1になる。
+[[発動条件]]を満たした[[ターンプレイヤー]]の[[任意発動]]の[[誘発効果]]である[[《ザ・キックマン》]]と[[《生還の宝札》]]を(この時点で)それぞれ[[発動]]したかどうか宣言する。~
(片方もしくは両方[[発動]]しないことも可能)~
+[[発動]]した[[効果]]を「任意の順番で[[チェーンに積む>チェーンを積む]]」~
(順番は入れ替える事も可能)~
仮に[[チェーン]]2:[[《ザ・キックマン》]]、[[チェーン]]3:[[《生還の宝札》]]の順に[[積む>チェーンを積む]]ことにする。
<
その後、この[[チェーン]]を逆順処理する事になる。~
つまり、「3:[[デッキ]]から1枚[[ドロー]]」し、「2:[[《ザ・キックマン》]]に[[装備魔法]]を装備」して、「1:[[《ザ・キックマン》]]を[[守備表示]]」にする。~

--「[[相手]]の[[《王虎ワンフー》]]」「[[相手]]の[[《つまずき》]]」「[[自分]]の[[《生還の宝札》]]」が存在する時に[[《見習い魔術師》]]を[[蘇生]]した場合。~
>
+[[ターンプレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《見習い魔術師》]]が[[チェーン]]1になる。~
+[[相手]][[プレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《王虎ワンフー》]]と[[《つまずき》]]を任意の順に「[[相手]]が選んで[[チェーンに積む>チェーンを積む]]」~
仮に[[チェーン]]2:[[《王虎ワンフー》]]、[[チェーン]]3[[《つまずき》]]の順に[[積む>チェーンを積む]]ことにする。~
+[[ターンプレイヤー]]の[[任意発動]]の[[誘発効果]]である「[[《生還の宝札》]]の[[効果]]を[[積む>チェーンを積む]]」
<
この積み方では、「4:[[デッキ]]から1枚[[ドロー]]」し、「3:[[《見習い魔術師》]]を[[守備表示]]」にして、「2:[[《見習い魔術師》]]を[[破壊]]」した後で、「1:[[魔力カウンター]]を[[カード]]に乗せる」事になる。~

--「[[自分]]の[[《つまずき》]]」「[[相手]]の[[《フューチャー・ヴィジョン》]]」がある時に「[[自分]]の[[《クリッター》]]」を[[リリース]]して[[《邪帝ガイウス》]]を[[アドバンス召喚]]した場合。~
>
+[[ターンプレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《邪帝ガイウス》]]、[[《つまずき》]]、[[《クリッター》]]を[[発動]]し「任意の順番で[[チェーン]]に積む」~
仮に[[チェーン]]1:[[《邪帝ガイウス》]]、[[チェーン]]2:[[《つまずき》]]、[[チェーン]]3[[《クリッター》]]の順に[[積む>チェーンを積む]]ことにする。~
なお、[[リリース]]された[[《クリッター》]]が最初に[[発動条件]]を満たしているが、「[[発動条件]]を満たした順に」等のルールはないので、これらは同じタイミングの[[発動]]として順番を入れ替えられる。
+[[相手]][[プレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である「[[《フューチャー・ヴィジョン》]]の[[効果]]を[[チェーンに積む>チェーンを積む]]」
<
この積み方では、「4:[[《邪帝ガイウス》]]を[[除外]]」し、「3:[[デッキ]]から[[モンスター]]を[[サーチ]]」して、「2:[[《つまずき》]]が[[不発]]」となり、「1:[[フィールド上のカード]]を[[除外]]する」事になる。~
結果として、[[《邪帝ガイウス》]]の[[対象]]に[[《フューチャー・ヴィジョン》]]を選んだとしても、先に[[《邪帝ガイウス》]]は[[除外]]されてしまう(しかも[[《フューチャー・ヴィジョン》]]を[[除去]]してしまうと次の[[ターン]][[《邪帝ガイウス》]]は戻ってこない)。~

--「[[自分]]の[[《つまずき》]]」「[[相手]]の[[《フューチャー・ヴィジョン》]]」がある時に「[[自分]]の[[《代打バッター》]]」を[[リリース]]して[[《氷帝メビウス》]]を[[アドバンス召喚]]した場合。~
>
+条件を満たした[[効果]]が同時に[[発動]]する。~
+[[《代打バッター》]]は「時の[[任意効果]]」なのでこの時点で既に[[タイミングを逃しており>タイミングを逃す]][[発動]]できない。~
([[《代打バッター》]]が「[[墓地に送られた]]」瞬間は既に過ぎており[[《氷帝メビウス》]]の「[[アドバンス召喚に成功した]]」時になっている)~
[[発動]]した[[効果]]のみで[[チェーン]]を積んでいく。~
+[[ターンプレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《つまずき》]]が[[チェーン]]1になる。~
+[[相手]][[プレイヤー]]の[[強制発動]]の[[誘発効果]]である[[《フューチャー・ヴィジョン》]]を[[チェーン]]2に積む。
+[[ターンプレイヤー]]の[[任意発動]]の[[誘発効果]]である[[《氷帝メビウス》]]を[[チェーン]]3に積む。
<
この逆順処理の結果、「3:[[魔法・罠カード]]を2枚まで[[破壊]]」し、「2:[[《氷帝メビウス》]]を[[除外]]」した後で、「1:[[《氷帝メビウス》]]を[[守備表示]]」にする事になる。~
[[《氷帝メビウス》]]の[[効果]]が最初に有効になるので、[[《フューチャー・ヴィジョン》]]を[[破壊]]しておけば[[《氷帝メビウス》]]は[[除外]]されず、[[《つまずき》]]を[[破壊]]しておけば[[《氷帝メビウス》]]は[[守備表示]]にならない。
([[フィールド魔法]]・[[永続魔法]]の[[誘発効果]]は[[効果解決時]]に存在しないと[[不発]]になる)~

-かつては[[《クリッター》]]を[[リリース]]して[[《邪帝ガイウス》]]等を[[アドバンス召喚]]する場合、[[墓地]]で[[発動]]する[[《クリッター》]]の[[効果]]を必ず[[チェーン]]1にしなければならなかった。([[誘発効果]]のページを参照)~
--遊戯王TCG(海外のルール適用、主にアメリカ)においては現在もこのルールが通用するため、海外[[プレイヤー]]と対戦する際は気をつけたい。~
このルールは、[[リリース]]した後に[[上級モンスター]]が[[アドバンス召喚]]されるため、[[発動条件]]が先に整った[[《クリッター》]]の[[効果]]が先に[[発動]]すると説明されている。~
[[シンクロ素材]]になると[[効果]]が[[発動]]する[[《ファラオの化身》]]等は[[シンクロ召喚に成功して>シンクロ召喚に成功した]]始めて[[発動条件]]を満たすため、通常の「同時に複数のカードが発動した場合」のルールに従う。~


***同一[[フェイズ]]内での複数の[[誘発効果]]の[[発動]] [#s5d19a80]

-「[[ドローフェイズ]]」、「[[スタンバイフェイズ]]」、「[[バトルフェイズ]]終了時」、「[[エンドフェイズ]]」など、決まった[[フェイズ]](ステップ)に複数の[[誘発効果]]が[[発動]]する場合、''同時に[[効果]]が[[発動]]する扱いではないので、[[チェーン]]を組まずに個別の[[チェーンブロック]]で処理を行う。''

-具体例
--2体の[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]が存在する場合。~
>
+[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]Aの[[モンスター効果の発動]]→[[効果解決>効果解決時]]
+[[《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》]]Bの[[モンスター効果の発動]]→[[効果解決>効果解決時]]
<
[[スタンバイフェイズ]]の[[誘発効果]]は1つずつ処理を行い互いには[[チェーン]]を組まない。

--[[《剣闘獣ラクエル》]]と[[《剣闘獣ディカエリィ》]]が[[バトルフェイズ]]終了時に[[誘発効果]]を[[発動]]する場合。~
どちらから[[発動]]をしても良いが、[[《剣闘獣ラクエル》]]から[[発動]]する場合を例として考える。~
>
+[[《剣闘獣ラクエル》]]の[[モンスター効果の発動]]。~
これに何らかの[[クイックエフェクト]]が[[発動]]された場合、[[チェーン]]処理→[[効果解決>効果解決時]]。~
+処理が終わったタイミングでの[[誘発効果]]や[[クイックエフェクト]]の[[発動]]のタイミング。~
それらがあるならばその[[効果処理>効果解決時]]後、また[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミング。~
+[[クイックエフェクト]]の[[発動]]タイミングに対し、[[お互い]]に[[優先権]]を放棄した後、改めて[[《剣闘獣ディカエリィ》]]の[[モンスター効果の発動]]。~
処理は上記と同様。~
<
[[クイックエフェクト]][[発動]]のタイミングがおわり、やることがないならば[[ターンプレイヤー]]が[[バトルフェイズ]]終了を[[宣言]]([[ターンプレイヤー]]の[[優先権]]の放棄)、[[相手]][[プレイヤー]]も[[優先権]]を放棄することにより、本当に[[バトルフェイズ]]が終了する。

--[[ターンプレイヤー]]が[[《剣闘獣ラクエル》]]で[[相手]]の[[《剣闘獣ホプロムス》]]を[[攻撃]]したが[[戦闘破壊]]できず、これらの[[モンスター効果の発動]]ができる場合。~
[[バトルフェイズ]]終了時、多岐にわたる処理の仕方が考えられるが、[[優先権]]の関係でまず[[ターンプレイヤー]]が[[発動]]するタイミングを得る。~
---[[ターンプレイヤー]]が[[《剣闘獣ラクエル》]]の[[モンスター効果の発動]]→[[効果解決>効果解決時]]。~
その後、[[相手]]の[[《剣闘獣ホプロムス》]]が[[表側表示]]で[[フィールド]]に存在するならば、[[ターンプレイヤー]]が何もしないことを[[宣言]]([[優先権]]を放棄)後、改めて[[相手]][[プレイヤー]]が[[《剣闘獣ホプロムス》]]の[[モンスター効果の発動]]ができる。([[発動]]しなくても良い)
---[[ターンプレイヤー]]が[[《剣闘獣ラクエル》]]の[[モンスター効果の発動]]をせず、何もしないことを[[宣言]]([[優先権]]を放棄)後、[[相手]][[プレイヤー]]は[[《剣闘獣ホプロムス》]]の[[モンスター効果の発動]]→[[効果解決>効果解決時]]。~
その後、[[《剣闘獣ラクエル》]]が[[表側表示]]で[[フィールド]]に存在するならば、[[ターンプレイヤー]]は改めてその[[効果]]を[[発動]]できる。~
---[[ターンプレイヤー]]が[[《剣闘獣ラクエル》]]の[[モンスター効果の発動]]をせず、何もしないことを[[宣言]]([[優先権]]を放棄)後、[[相手]][[プレイヤー]]も何もしないことを[[宣言]]([[優先権]]を放棄)した場合、[[お互い]]の[[剣闘獣]]の[[モンスター効果の発動]]タイミングは失われ、次のフェイズに移行する。

-[[エンドフェイズ]]での扱いは、「[[エンドフェイズ]]」のページに詳細が扱われているので参照。~
事実上どのフェイズにも起こり得る事例ではあるが、現在[[エンドフェイズ]]での扱いが特に重要視されている。

-SEGOCとは"Simultaneous Effects Go On Chain"の略称。~
公式ルールブックには"When multiple cards are activated simultaneously"と記載されている。

-コナミのゲーム作品において―~
[[発動]]の順番が任意であることについてはほとんどのゲームで再現されておらず、順番を勝手に決められてしまう。~
例えば先に[[《剣闘獣ムルミロ》]]を[[特殊召喚]]するか、[[《剣闘獣ベストロウリィ》]]を[[特殊召喚]]するかで変わってくる状況もあるのだが。

**関連リンク [#l60c17de]
-[[チェーン]]
-[[誘発効果]]

-[[タイミングを逃す]]

-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]]

**FAQ [#se80c976]
Q:[[《シャーク・ザ・クルー》]]の[[効果]]で[[《水精鱗−アビスパイク》]]と《水精鱗−アビスタージ》を[[特殊召喚]]しました。~
  この時点で[[《水精鱗−アビスタージ》]]の[[対象]]となる[[モンスター]]が[[墓地]]に存在しません。~
  [[チェーン]]1として[[《水精鱗−アビスパイク》]]の[[効果]]を[[発動]]し、[[《海皇の突撃兵》]]を[[コスト]]として[[墓地へ捨てた>墓地に捨てる]]場合、[[チェーン]]2に[[《水精鱗−アビスタージ》]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[発動]]できません。(13/02/25)~
//ページ名に反して発動できていない時点で、このページに記載するには相応しくない。
//↑「同時に複数の誘発効果が発動する場合」のメカニズムに関する記述です。どの段階で発動条件を満たしていれば、同時に発動した事になるのか、元々ページに記述がありませんでした。コストで対象が出現すればチェーン2として同時に発動できる、と思っているプレイヤーもいるかもしれませんしね。

Q:[[自分]]と[[相手]]がともに[[《時花の魔女−フルール・ド・ソルシエール》]]と[[《ゴゴゴゴースト》]]が[[除外]]されている状態で[[《異次元からの帰還》]]を[[発動]]したところ、[[相手]]も[[チェーン]]して[[《異次元からの帰還》]]を[[発動]]し、これらの[[カード]]が双方の[[フィールド]]に一斉に[[特殊召喚]]されました。~
  この[[特殊召喚成功>特殊召喚に成功した]]のタイミングでこれらの[[カード]]の[[効果]]が同時に[[発動]]する事になりますが、[[任意効果]]である[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]を[[発動]]するかどうか決めるのはどのタイミングですか?~
  [[チェーンを積み>チェーンを積む]]始める前ですか?~
  [[強制効果]]を[[チェーンに積み>チェーンを積む]]、[[任意効果]]を積めるようになった段階でですか?~
A:ご質問の状況の場合、[[チェーン]]2にて[[発動]]した[[相手]]の[[《時花の魔女−フルール・ド・ソルシエール》]]の[[効果]]を[[発動]]した際に、自分は[[チェーン]]3として[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]を[[発動]]するかを決めます。~
  したがって、[[チェーン]]1の段階で[[《ゴゴゴゴースト》]]の[[効果]]を[[発動]]するかを[[相手]]に[[宣言]]する必要はありません。(2013/03/09)

Q:同時に複数の[[効果]]が[[発動]]する場合、[[任意効果]]を[[発動]]するか否かを決定するのは[[強制効果]]の上に[[積み>チェーンを積む]]始める前ですか?~
  ([[積む>チェーンを積む]]前にそれぞれの[[任意効果]]を[[発動]]するかどうか決定しておきますか?)~
  それともどれか一つを選んで[[発動]]時処理([[コスト支払い>コストを払う]]と[[対象選択>対象をとる(指定する)効果]])を終えてから次の[[効果]]を[[発動]]するかどうか決められますか?~
A:基本的に、特定のタイミングにおいて複数の[[効果]]が[[発動]]する場合、[[発動]]する[[カード]]を決めた上で[[チェーン]]を組みます。~
  なお、対象の選択や[[コストを払う]]タイミングは、それぞれを[[チェーンに積む>チェーンを積む]]時になります。(2013/03/14)

//参考・上と同時にした質問
//Q:上の質問で「1つ[[発動]]時処理を終えた後に次を[[発動]]するかどうか決める」の場合、先に[[発動]]した[[効果]]の[[発動]]時処理(コスト支払いと対象選択)で次の[[効果]]の[[コスト]]や対象を準備する事が可能ですが、その場合、「そもそも2つ目の[[効果]]が[[発動]]可能かどうか」の判定はどの時点で行うのですか?~
//  例えば1つ目の[[効果]]の[[発動]]前は対象がいなかった[[効果]]を1つ目の[[コスト]]支払いによって対象を準備し、[[発動]]時処理を終えた後に2つ目の[[発動]]を[[宣言]]して1つ目の[[コスト]]で[[墓地]]送りなどした[[カード]]を対象に取れますか?~
//A:基本的に、先に[[発動]]した[[効果]]の[[コスト]]等にした[[カード]]を、同時に発動した他の[[カード]]の[[効果]]の対象として選択する事はできます。~
//  しかしながら、元々対象が存在しない[[効果]]の場合は[[発動]]自体ができないため、チェーンに積めません。(2013/03/14)~