*任意効果 [#top]
 テキストに「〜できる。」(一部を除いて)と表記されている[[効果]]の俗語。~
 任意とは、「思いのままにまかせること。その人の自由意志にまかせること。」~
 [[誘発効果]]などで、[[発動]]・[[適用]]できるタイミングが来た場合に実際に[[発動]]・[[適用]]するかしないかを選択できる[[効果]]のことを任意効果と呼んでいる。~

 [[発動]]するかどうかを自分で選択できる点で、[[強制効果]]に比べ融通が利く。~
 一方で任意効果の場合、他の[[効果]]・処理に割り込まれた場合、[[効果]]を[[発動]]する[[タイミングを逃す]]デメリットも有することがある。~

-任意効果の[[発動]]について。~
[[発動]]ができるタイミングである場合、[[発動]]タイミングに「[[発動]]する」か「[[発動]]しない」かを選択することができる。~
([[同時に複数のカードが発動した場合]]も参照)
--「[[発動]]する」を選択した場合、それを[[効果発動時]]とし処理を行う。
--「[[発動]]しない」を選択した場合、[[チェーンブロック]]もつくられず、例えば[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]などが反応することはない。

-[[効果]]途中で使用するかどうかを任意で選べる[[効果]]もある。~

--[[効果発動時]]に使うかどうか選択できる[[効果]]について。~
[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]のように[[効果発動時]]「[[破壊]]するかどうか」を選択できる[[効果]]の場合、「[[破壊]]しない」を選択すると「[[破壊]][[効果]]が[[発動]]した」とは扱われず、[[《スターダスト・ドラゴン》]]等には妨害されなくなる。~
「[[破壊]]する」を選択した場合[[対象]]を選択し、それは「[[破壊]][[効果]]が[[発動]]した」と扱われる。
--[[効果処理時]]に使うかどうか選択できる[[効果]]について。~
[[《ディメンション・マジック》]]や[[《ヒーロー・ブラスト》]]で起きる事例だが、[[効果発動時]]に[[破壊]]するかどうかを決める必要がないので「[[破壊]][[効果]]が[[発動]]した」とは扱われず、[[《スターダスト・ドラゴン》]]等に妨害されない。



-「〜した''時''」が[[発動条件]]の任意効果は[[タイミングを逃し>タイミングを逃す]][[発動]]しないことがある。~
詳しくは[[「時」と「場合」]]を参照。~

-「〜する事ができる」と表記されるのが通例であったが、[[ザ・ヴァリュアブル・ブック14 付属カード>書籍付属カード#VB14]]の付録[[カード]]から「〜できる」と表記されるようになった。~
これ以降に再録された[[カード]]も、この表記に倣って[[エラッタ]]が行われている。~

-原作・アニメにおいて―~
劇場版『光のピラミッド』で海馬が[[《青眼の光龍》]]の[[誘発即時効果]]についてこれを強調していた。

**関連リンク [#link]
-[[「する」と「できる」]]
-[[タイミングを逃す]]
-[[強制効果]]

-[[用語集]]