忍者(にんじゃ)/Ninja

 混沌を制す者カテゴリ化された「忍者」と名のついたカード群。
 忍法と強い繋がりを持つカテゴリで、属するモンスターの半数以上は戦士族である。

カード名に色を含む忍者

OCG最古の忍者である《青い忍者》など、カード名に色を含む忍者。
初期に登場した《青い忍者》《赤い忍者》《白い忍者》リバースモンスターであり、それを意識してかこの色忍者に関連するカード裏側守備表示に関連する効果や、リバースした場合に発動する効果を持つ。

「忍者マスター」と名の付いたモンスター

《忍者マスター SASUKE》《忍者マスター HANZO》《忍者マスター SAIZO》の3種が存在している。
特に《忍者マスター HANZO》《忍者マスター SAIZO》【忍者】におけるキーカードと呼べる性能を持っており、重要度が高い。

『がんばれゴエモン』のキャラクターをモデルとする忍者

KONAMIが過去に販売していたゲーム作品の1つ『がんばれゴエモン』シリーズに登場するキャラクターをモデルとしたカード
《忍者義賊ゴエゴエ》《覆面忍者ヱビス》《女忍者ヤエ》がこれにあたる。
これらのモンスターは全て風属性であり、効果にも明確なシナジーがある。
また、それらよりかなり早くに登場した《忍者マスター SASUKE》にも、元ネタを同じくする意匠が見られる。

上記のどれにも当てはまらないOCGオリジナルの忍者

主にDARKWING BLASTから登場した忍者を指す。
共通したワードこそないものの、命名法則は「○の忍者−△△」で統一され、イラスト内に共通のシンボルが見られるなど、一種のシリーズカードとしてデザインされている。
裏側守備表示に関する効果を多く持ち、上記の「忍者マスター」や「色忍者」とも連携できるようになっている。
この内、レベル3以下のモンスター鳥獣族昆虫族獣族に設定されており、《忍法 変化の術》特殊召喚できる。
また、融合モンスターはいずれも「種族が異なる忍者2体」という融合素材と、それらをリリースして特殊召喚できる効果外テキストを共通して持つ。

カード名レベル属性種族備考
《宙の忍者−鳥帷》地属性鳥獣族
《蟲の忍者−蜜》水属性昆虫族
《獣の忍者−獏》風属性獣族
《銃の忍者−火光》炎属性戦士族
《重の忍者−磁翁》地属性岩石族
《冑の忍者−櫓丸》闇属性機械族融合モンスター
《戎の忍者−冥禪》闇属性戦士族


アニメのキャラクターが使用した忍者

アニメシリーズを通して登場頻度が高いカテゴリであり(詳しくは後述)、アニメ出身のカードの数も多い。
「機甲忍者」「黄昏の忍者」などが該当し、特にこの2つのシリーズのモンスターには、忍者に関連する効果を持つものが多く存在する。
また、忍者をメインに使っていたわけではないが、使用カテゴリカードに「忍者」がいた例として、《超重忍者サルト−B》《超重忍者シノビ−A・C》が存在する。

他のカテゴリにも属する忍者

「忍者」というモチーフ自体の汎用性の高さから、「カラクリ忍者」のように他のカテゴリの中に1体〜数体だけ忍者が存在しているケースも多数存在する。
それらも当然、忍者サポートは受けられるが、基本的には小ネタ程度であり実用的な混合デッキになることは少ない。

その他

関連リンク

―「忍者」と名のついたモンスター
 ※は「忍者」に関する効果を持つモンスター
 (エクストラデッキモンスター種族が示されていないものは全て戦士族。)
 (レベル別に見たリストは《忍法 分身の術》を参照)

―「忍者」に関する効果を持つカード

―「忍者」を素材に指定するカード

―その他のリンク