忍者/Ninja †
混沌を制す者でカテゴリ化された「忍者」と名のついたモンスター群。
属するモンスターの多くが戦士族である。
- 「忍者」とは、鎌倉時代から江戸時代の日本で、主に大名や領主などに仕え、諜報や暗殺などを仕事としていたとされる者たちの事。
「隠密」「御庭番」とも呼称され、世間に広まるうちにその忍者像は有名になり凄腕の集団のような扱いになったが、実際の活動は地味なものが多かったとされる。
また、忍者を当時「忍者」と呼称していた伝承や文献がなく、この呼称は昭和30年代の小説『風魔の小太郎』で用いられ普及したものとされている。
それ以前は「忍び」と呼ばれており、「乱破」「透破」「草」など様々な異名を持っていた。
日本文化の象徴といえ海外でも高い人気を誇っており、このゲームでもTCG先行カードにこのカテゴリのカードが多くみられる。
- 原作・アニメにおいて―
バトルシティ編のアニメオリジナル「舞vsマグナム」戦でマグナムが忍者モンスター主体のデッキを使っている。
《忍者マスター・ショーグン》や《忍者コマンダー・カブキ》等、全てがアニメオリジナルの忍者モンスターだった。
召喚時に「忍者ソルジャー」や「くノ一ソルジャー」を特殊召喚する効果等を持っており、その高い展開力で舞を苦しめた。
- アニメZEXALでは「遊馬vs闇川」戦で闇川が「機甲忍者」と名のついたモンスター群を使用した。
彼の使用した忍者や忍法はカード名に英単語が含まれているのが大きな特徴である。
また、アニメZEXALIIでは蚊忍者が《No.2 蚊学忍者シャドー・モスキート》と「蚊学忍法」を使用している。
- 上述の通り、アニメ4作品に渡りこのカテゴリ及び忍法を中心としたデュエリストが登場している。
デッキの種類やモチーフがばらけやすい遊戯王アニメシリーズでは珍しいことである。
同様の事例としてはアマゾネスが存在する。
- コナミのゲーム作品において―
DM4のオリジナルモンスターに《からくり忍者・雷光》という機械族・雷魔族の忍者も存在する。
能力は低く特殊な効果も持っていないが、機械族メインでデッキを組んでいるエスパー絽場が何枚か投入している。
関連リンク †
―「忍者」と名のついたモンスター
※は「忍者」に関する効果を持つモンスター
―「忍者」に関する効果を持つカード
―「忍者」を素材に指定するカード
―その他のリンク