*縛り [#u89f2d60]
　[[効果]][[対象]]・[[コスト]]・素材となる[[カード]]の種類・[[種族]]・[[属性]]・[[カード名]]・[[レベル]]・[[攻撃力]]等が制限されていること。~
　[[効果]][[対象]]・[[コスト]]・素材となる[[カード]]の種類・[[種族]]・[[属性]]・[[カード名]]・[[レベル]]・[[攻撃力]]等が限定されていることを指す。~
　そのような指定のある[[カード]]を「縛りのある[[カード]]」という。~

　縛りのある[[カード]]は、縛りのない[[カード]]と比較して[[効果]]を使用できる[[カード]]が少ないため、採用する[[デッキ]]は限定される。~
　縛りのある[[カード]]は、縛りのない[[カード]]と比較して、[[効果]]を使用できる場面が少なく、採用する[[デッキ]]は限定される。~
　しかし、縛りのない[[カード]]よりも強力な[[効果]]であることも多く、[[対象]]が限定されるという[[デメリット]]に見合った[[カード]]も多い。~
　また、[[種族]]・[[属性]]・[[カテゴリ]]の[[サポートカード]]は縛りのある[[カード]]でも[[対象]]となる種類が多いため、有用な[[カード]]が多い。~
　それらの[[カード]]を使用するために[[モンスター]]の[[種族]]、[[属性]]、[[カテゴリ]]をほぼ統一して[[デッキ]]を構築する[[デッキ]]が[[デザイナーズデッキ]]である。~
　中には[[《不死武士》]]・[[《ヴァイパー・リボーン》]]・[[《ミンゲイドラゴン》]]・[[《一族の結束》]]等の[[種族]]、[[属性]]、[[カテゴリ]]の完全統一を推奨する[[カード]]も存在する。~
　また、[[《増援》]]等の[[サポートカード]]は、縛りがあるものの[[対象]]となる[[カード]]の種類が多く、あまり気にならない[[カード]]も存在する。~

-縛りのある[[カード]]は一般的に強力な[[効果]]を持っているが、例外的に[[効果]]が貧弱な[[カード]]も存在する。~
そういった[[カード]]は使い道が見当たらないため、[[紙]]・[[ネタ]]扱いされることもしばしばある。~
かつてはそういった[[カード]]が数多く作られ、[[上位互換]]となるような[[縛り]]のない[[カード]]が[[環境]]を支配しており、[[縛り]]のある[[カード]]を採用した[[デッキ]]は[[ファンデッキ]]扱いされることも多かった。~
今ではそれが逆転し、強烈な爆発力を生み出す強力な[[サポートカード]]が増えたため、それらを使用した[[デッキ]]が[[環境]]を支配することが増えている。~
--古くは[[【カオス】]]、[[シンクロモンスター]]登場以前では[[【ライトロード】]]や[[【剣闘獣】]]が代表的である。~
[[シンクロモンスター]]登場後は[[【ＢＦ】]]や[[【インフェルニティ】]]、[[【六武衆】]]
等を皮切りに[[デザイナーズデッキ]]が活躍を続けている。~

-遊戯王は他カードゲームにおける色マナに類するルールが存在しない。~
これは遊戯王が週刊少年漫画を出自とすることにより、連載の複数週にわたるマナ管理が煩雑であること、および[[今引き>ディスティニードロー]]による逆転勝利を演出しやすくする必要があったためである。~
そのため、遊戯王OCGにおけるカードパワーの制限手段として、この「縛り」および[[デザイナーズデッキ]]という手段が多く使われる事になった。~
-縛りのある[[カード]]を使用するために、[[モンスター]]の[[種族]]・[[属性]]・[[カテゴリ]]等をほぼ統一して[[デッキ]]を構築する[[デッキ]]が[[デザイナーズデッキ]]である。~
中には[[《一族の結束》]]等のような、[[種族]]等の完全な縛りを推奨する[[カード]]も存在する。~

-TCGに限らず、ゲームには「縛りプレイ」というものがある。~
これは技量に自信のある[[プレイヤー]]が自らにハンデを課す行為であり、[[デザイナーズデッキ]]を使うこととは異なる。~
将棋でいう「駒落ち」と同じことであり、遊戯王OCGでは「通常入りうる[[キーカード]]や[[パワーカード]]を何の意図もなく採用しないこと」が該当する。~
--アニメGXでは万丈目準が「[[デッキ]]に入れる[[モンスター]]を全て[[攻撃力]]０で[[デッキ]]を構築する」という条件で[[デュエル]]をした。~
-第一期では[[《伝説の剣》]]等のような、縛りがあるものの採用しにくい[[カード]]が多かった。~
現在では縛りのあることを条件に、強力な[[効果]]を持つ[[カード]]が増えたことで、[[デザイナーズデッキ]]が活躍を続けている。~

**関連リンク [#h6b11d0b]
-[[タッチ]]
//-遊戯王は他カードゲームにおける色マナに類するルールが存在しない。~
//これは遊戯王が週刊少年漫画を出自とすることにより、連載の複数週にわたるマナ管理が煩雑であること、および[[今引き>ディスティニードロー]]による逆転勝利を演出しやすくする必要があったためである。~

-TCGに限らず、ゲームには「縛りプレイ」という概念がある。~
これは[[プレイヤー]]が自らにハンデを課す行為であり、将棋の「駒落ち」と同じである。~
遊戯王OCGでは「[[パワーカード]]等を何の意図もなく採用しないこと」が該当し、[[デザイナーズデッキ]]を使用することとは異なる。~

--アニメGXでは万丈目準が「[[デッキ]]に入れる[[モンスター]]を全て[[攻撃力]]０で[[デッキ]]を構築する」という条件で[[デュエル]]した。~


**関連リンク [#h6b11d0b]
-[[用語集]]