遊戯王カードWiki - 反転召喚のバックアップ(No.42)

反転召喚/Flip Summon †

　フィールド上に存在する裏側守備表示のモンスターを、プレイヤー自らが表側攻撃表示にすることを反転召喚といいます。
　反転召喚では、表側守備表示にすることはできません。
　また、セットされたモンスターをそのターンに反転召喚することはできません。

　（公式ルールブックマスタールール３対応バージョン 1.0 より引用）

具体的な反転召喚の流れ †

反転召喚するモンスターをリバース（必ず表側攻撃表示）。
《神の宣告》・《昇天の角笛》等の反転召喚を無効にするカウンター罠の発動タイミング。
「2.」で反転召喚を無効にされなかった場合、反転召喚が成功。
即座に《ダークゾーン》・《レベル制限Ｂ地区》・《人造人間－サイコ・ショッカー》等の永続効果の効果の適用。
反転召喚時に強制発動するリバース効果・誘発効果の発動の他、《激流葬》等の発動タイミング。

分類上は「リバース」の一種であり、通常召喚ではない。
そして、やっていることは「自分の意思による、１ターンに１度の表示形式変更」である。

「自分の意思による、１ターンに１度の表示形式変更」なので、攻撃宣言を行ったモンスターや《浅すぎた墓穴》で特殊召喚されたモンスター等は、そのターン反転召喚を行うことはできない。

「リバース」とは、「反転召喚」と「裏側表示のモンスターが攻撃や効果で表側表示になること」の両方をさす。
しかし、「裏側表示のモンスターが攻撃や効果で表側表示になること」は「反転召喚」ではない。
反転召喚に成功した時に効果を発揮するモンスターを使う場合は要注意。

予めセットしておいてモンスターであっても、反転召喚を無効にされ破壊された場合、そのモンスターはフィールドからも、もちろん手札からも破壊された扱いにはならない。

《クリッター》の反転召喚を無効にし、墓地へ送った場合、《クリッター》のサーチ効果は発動しない。(08/09/23)

正規の手順で特殊召喚した特殊召喚モンスターが裏側表示にされ、反転召喚を無効にされた場合、１度満たした蘇生制限が消滅し墓地や除外状態からの特殊召喚ができなくなる。

上記には「セットされたモンスターをそのターンに反転召喚することはできません。」とあるが、これは「通常召喚によるセット」「特殊召喚によるセット」に関する記述である。
《Ｅ・ＨＥＲＯカオス・ネオス》のテキストにあるように「既にフィールドに居るモンスターの裏側守備表示化」も「セット」と表現されるが、「そのターンに『通常召喚・特殊召喚がされていない』『攻撃宣言を行っていない』『１ターンに１度の権利による表示形式の変更を行っていない』モンスター」が裏側守備表示にされた場合、同一ターンに反転召喚する事ができる。

原作・アニメにおいて―
アニメDMでは裏側守備表示でセットする機会が原作よりも多かったためそれなりに使われている。
アニメGXでは裏側守備表示でセットする事があまり無いため、反転召喚を行ったデュエリストは墓守の長とソムリエ・パーカー位である。
アニメ5D'sでは裏側守備表示共々絶滅状態だったが、アニメZEXALでは表側守備表示での召喚ができなくなり裏側守備表示でセットするようになったため、使用機会が増えた。

関連カード †

―反転召喚に成功した時に効果を発動するモンスター
　反転召喚に成功したを参照。

関連リンク †

リバース
- サイクル・リバース

モンスターの召喚

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