汎用性
のバックアップ(No.41)
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汎用性
(
はんようせい
)
†
幅広く使うことができる性質のこと。
使い道が多いカード、又は採用する
デッキ
を選ばないカードを評価する際に使用される。
汎用性の高い
カード
の例として、
《魔導戦士 ブレイカー》
や
《月の書》
が挙げられる。
前者は「
攻撃力
1900の
アタッカー
」あるいは「カードを消費しない
魔法・罠除去
+攻撃力1600の
アタッカー
」としての運用が可能で、
アドバンテージ
を稼ぎやすい。
後者は「攻撃
モンスター
の妨害」に加えて「一部の
モンスター効果
の遮断」、「守備力の低い
アタッカー
の擬似的な
弱体化
」「
リバース効果
の再利用」、「
シンクロ召喚
・
エクシーズ召喚
の妨害」も可能で、攻守両面で役立つ。
モンスター
においては
ステータス
と
効果
の両方が優秀なカードが、
魔法・罠カード
においては
フリーチェーン
のカードや複数の
効果
を持つカードが汎用性の高いカードと言われる。
よくある間違いとして「汎用性が高い=強い」というのは誤りである。
カード評価で重要視されるのは「コスト・パフォーマンス」であり、用途の多さではない。
あらゆるカードを破壊できる
《サンダー・ブレイク》
も
手札コスト
の関係から、実質的に
デッキ
を選ぶカードになっている。
上で例に挙げられている
《月の書》
も単体で
ディスアドバンテージ
という点は同じである。
ただし、
フリーチェーン
であり、
ディスアドバンテージ
を軽減するタイミングが非常に多いため、その
デメリット
を回避しやすい。
採用される
デッキ
を選ばない
除去
は汎用
除去
と呼ばれる。
《奈落の落とし穴》
や
《次元幽閉》
等が代表的であり、採用率も非常に高い。
発動条件
こそあるが、
モンスター
の基本的な行動である
召喚
成功時や
攻撃
時であるため、非常に有用。
シンクロ素材
や
エクシーズ素材
に
縛り
の無い
シンクロモンスター
、
エクシーズモンスター
も汎用性の高い
カード
と言える。
これらは「汎用
シンクロモンスター
」「汎用
エクシーズモンスター
」と呼ばれる。
【スタンダード】
に属する
デッキ
は汎用性を特に追及した
デッキ
といえる。
対義語は「専門性」あるいは「専用性」。
「汎用性の低いカード」とは「専門性の高いカード」と同じ意味である。
「使い道が狭い」あるいは「
デッキ
を選ぶ」カードであるが、見返りが大きくはまれば強いカードが多い。
前者は
《スターライト・ロード》
等の
メタカード
、後者は
カテゴリ
の
サポートカード
が該当する。
ただし、その専門性のために
手札
や
フィールド
上で
腐る
事も多く、
手札事故
の原因にもなりやすい。
メタカード
は、流行のカードや
デッキ
への対策として力を発揮する事が多く、
メインデッキ
から投入するのはためらわれる。
メインデッキ
から投入する場合は、有効なカードの流行や投入率を見てから採用する事が多い。
事故率軽減には、
ピン挿し
してそれを
サーチ
できるカードを投入したり、腐ったカードを処理する
コスト
カードを採用しておくとよい。
サポートカード
はその
デッキ
カテゴリの強みであり、専用
デッキ
を構築する際には
必須カード
となる。
↑
関連リンク
†
用語集