チェーンを積まれるなどして効果解決時に効果を処理できない事を指す非公式用語。
遊戯王OCG事務局では「効果が適用されない」と回答している。
例えば、《ギャラクシー・サイクロン》のように
フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
効果解決時に破壊するカードの状態が指定されていない場合、効果解決時にそのカードの表示形式が裏側表示になっていても通常通り破壊する処理が行われる。
また、《ゴッドバードアタック》のように複数枚対象に選択する効果で「そのカードを破壊する。」と表記されている場合、効果解決時にその対象に選択したカードの内1枚がフィールドに存在しなくなっても、残りの選択したカードは破壊する処理が行われる。
また、《竜騎士ブラック・マジシャン・ガール》のように
1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送り、 フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。 その表側表示のカードを破壊する。
効果解決時に破壊するカードの状態が表側表示と指定されている場合、効果解決時にそのカードの表示形式が裏側表示になってしまうと破壊する処理が行われない。
他にも「その相手モンスターを破壊する。」や「その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。」といったテキストの場合も効果解決時にそのモンスターのコントロールが自分に移ったり、攻撃力が1500未満になればその処理は行われない。
また、《ガトムズの緊急指令》のように墓地の複数体のモンスターを対象に選択する処理で「そのモンスター2体を自分フィールドに特殊召喚する。」と表記されている場合、効果解決時に対象に選択したモンスターの内1体が墓地に存在しなくなり、2体とも特殊召喚できなくなった場合、残りの1体を特殊召喚する処理は行われない。