*腐る [#j967759e]
 ある[[カード]]が、他の[[カードの効果]]などの影響で使わないでいるうちに、役立たなくなってしまうことを表す言葉。~
*腐る [#top]
 ある[[カード]]が戦況に影響され、役に立たなくなることを表す言葉。~
 こうして腐った[[カード]]は「[[紙]]」もしくは「死に札」と呼ばれることもある。~
 大抵は[[相手]]の[[カード]]や[[デッキ]]と相性が合わない時、[[手札事故]]を起こした時等に使われる。~
 ただし、他の[[カード]]と[[コンボ]]することで状況を打破できることもある。~

-比較的よく発生する例
--残り僅かな[[ライフ]]の時に[[引いて>ドロー]]しまった[[ライフコスト]]の要る[[カード]]
--[[リリース]][[コスト]]が無い時に[[引いて>ドロー]]しまった[[上級モンスター]]
--[[モンスター]]の[[除外]]などによって[[対象]]がいなくなってしまった[[蘇生]][[カード]]
--[[墓地]]がほとんど肥えていないときに引いた[[《貪欲な壺》]]や[[《終わりの始まり》]]
--[[コンボ]]に必要なもう片方の[[カード]]が[[墓地]]にあるために[[コンボ]]ができなくなってしまった[[カード]]
--[[【ロックバーン】]]などの[[攻撃宣言]]を行わない[[デッキ]]に対しての[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]や[[《炸裂装甲》]]
//--[[【スピリット】]]や[[【ドローゴー】]]に対しての[[モンスター除去]]や[[《サイバー・ドラゴン》]]
//--[[《王家の眠る谷−ネクロバレー》]]が存在する時の[[蘇生]][[カード]]~
//--[[相手]][[フィールド]]上に[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]が存在する時の[[魔法カード]]
//--[[相手]][[フィールド]]上に[[貫通]][[効果]]を持った[[モンスター]]が存在する時の[[《スケープ・ゴート》]]
--[[召喚]]・(自身もしくは他の[[カード]]での)[[特殊召喚]]、[[手札]]からの[[効果]][[発動]]がいずれもできない状態で[[手札]]に来た[[上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]
--[[ライフ]]が残り僅かな状態で[[手札]]に来た[[ライフコスト]]を必要とする[[カード]]
--[[墓地]]に[[モンスター]]がいない状態で[[手札]]に来た[[蘇生]][[カード]]
--[[墓地]]が肥えていない状態で[[手札]]に来た、[[《貪欲な壺》]]等の[[墓地]]の[[カード]]を使用する[[カード]]
--[[除外アドバンテージ]]を稼げていない状態で[[手札]]に来た、[[《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》]]等の[[アタッカー]]
--[[特殊勝利]]プランが破綻した後に[[手札]]に来た、[[特殊勝利]]のための[[コンボ]]パーツ
--[[《ライオウ》]]がいる状態で[[手札]]に来た、[[《増援》]]等の[[サーチ]][[カード]]
--[[コンボ]]に必要な片方の[[カード]]が[[墓地]]・[[除外]]状態にあり、再利用できない状態で[[手札]]に来た、もう片方の[[コンボ]][[カード]]
--[[【ロックバーン】]]等の[[攻撃宣言]]を行わない[[デッキ]]と対戦した時に[[手札]]に来た[[《波紋のバリア −ウェーブ・フォース−》]]
--[[相手]][[フィールド]]に[[《王宮の勅命》]]・[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]が存在する時の[[魔法カード]]
--[[相手]][[フィールド]]に[[《虚無魔人》]]が存在する時の[[特殊召喚モンスター]]
--[[相手]][[フィールド]]に[[《魔封じの芳香》]]が存在する時の[[上級]][[ペンデュラムモンスター]]
//あまりにも現環境と無関係なものを削除

-腐ってる[[カード]]は使えないも同然なので、[[相手]]の[[カード]]を腐らせることで[[アドバンテージ]]にもなり得る。~
これに特化した[[デッキ]]が[[【ドローゴー】]]や[[【フルモンスター】]]である。~
 [[発動条件]]が厳しかったり、[[コスト]]の大きな[[カード]]は腐りやすい。~
 [[デッキ]]構築の時点で[[シナジー]]の低い[[カード]]や大掛かりな[[コンボ]][[カード]]を採用すると発生しやすいため、構築の際には慎重に[[カード]]を厳選したい。~

-腐っていると言っても[[手札コスト]]等にできれば[[ディスアドバンテージ]]にはなりにくい。~
[[《スナイプストーカー》]]や[[《賢者ケイローン》]]などは[[【スタンダード】]]にも投入可能な、[[コスト]]を必要とする優秀な[[効果モンスター]]である。
-腐っている[[カード]]は使えないも同然なので、[[相手]]の[[カード]]を腐らせることで間接的な[[アドバンテージ]]を得ることになる。~
これに特化した[[デッキ]]が[[【メタビート】]]である。~
[[【ドローゴー】]]や[[【フルモンスター】]]のように特定種の[[カード]]を採用しない[[デッキ]]も、当該[[カード]]への[[メタカード]]を全て腐らせることができる。~

-腐ったカードを俗に「[[紙]]」と呼んだりもする。~
-他の[[カード]]と[[コンボ]]することで状況を打破できることも多い。~
腐っていると言っても[[手札コスト]]等で利用できれば[[ディスアドバンテージ]]にはなりにくい。~
[[手札コスト]]を要求するが強力かつ[[汎用性]]の高い[[《ツインツイスター》]]のような[[カード]]を[[積んで>積む]]おけば、[[手札]]が全て腐って動けない状況を打破しやすい。~
--[[手札]]に持つことができない[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]はたとえ[[特殊召喚]]を封じられても「腐っている」とは呼ばれない。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画版GXの「十代vs紅葉」において、十代の[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]に押されていた紅葉の手札で、[[《アース・グラビティ》]]と[[《撲滅の使徒》]]が腐っていた。~
主に敵側の[[プレイヤー]]が圧倒的優位に立っている場合、主人公が逆転するまでの間に[[ドロー]]する[[カード]]が軒並み腐っているのはお約束と言える。~
また[[《貪欲な壺》]]や[[《抹殺の使徒》]]など、出番が多いもののほぼ全ての場面で腐っている[[カード]]も存在する。~
漫画GXの「十代vs紅葉」戦においては、十代の[[《E・HERO サンダー・ジャイアント》]]に押されていた紅葉の[[手札]]で、[[《アース・グラビティ》]]と[[《撲滅の使徒》]]が腐っていた。

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCEシリーズでは[[タッグデュエル]]のルールやゲーム内のAIの特性上、パートナーの使用[[デッキ]]と[[相性>シナジー]]が噛み合わず、肝心な時に[[手札]]が腐ってしまい、無抵抗のまま敗北、ということが起こりやすい。~
その為、その対策として「自分のデッキ内容をパートナーに合わせる」、「逆にパートナーのデッキを編集し自分と相性が良いデッキ内容にする」等を行い、[[手札]]が腐らない様に心がけなければならない。~

**関連リンク [#a947d647]
-[[メタ]]

**関連リンク [#link]
-[[手札事故]]
-[[紙]]
-[[ディスアドバンテージ]]

-[[用語集]]