*壁 [#i0380a03]
 単に「壁」もしくは「壁[[モンスター]]」と使われる。[[自分]]を守る防壁。~
 主に[[守備表示]]で[[相手]]の[[攻撃]]を受け止める[[モンスター]]のこと。~
 [[相手]]の[[直接攻撃]]を防ぎライフを削らせないことが大きな役割。~
 役割を担う[[モンスター]]には[[戦闘で破壊されない>破壊されない]]・[[戦闘で破壊>戦闘破壊]]しにくい[[ブロッカー]]が適任だが、戦況によってはその限りではない。~
 目の前の敵を倒せない[[アタッカー]]を時間稼ぎで[[セット]]したり、先攻初手に[[攻撃表示]]で展開することも壁の役割を果たす。~
 [[上級モンスター]][[召喚]]のための[[生け贄]]を確保するのも役割の一つである。~
*壁 [#top]
 主に[[守備表示]]で[[相手]]の[[攻撃]]を止め、[[自分]]の[[ライフ]]を削らせない役割を持つ[[モンスター]]のこと。~
 狭義では、[[守備力]]2000以上の[[下級モンスター]]を指すことが多い。~
 単に「壁」もしくは「壁[[モンスター]]」と使われる。~

-[[除去]]されない限り、場に出ている[[モンスター]]は全て壁の役割を果たしていると言える。~
 [[戦闘で破壊されない>破壊されない]][[モンスター]]が適任だが、戦況によってはその限りではない。~
 今いる[[相手]][[モンスター]]を倒せない[[アタッカー]]を[[セット]]したり、高[[攻撃力]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]で[[召喚]]したりすることでも壁の役割を果たす。~
 基本的に[[モンスター]]が1体でも存在すると[[直接攻撃]]できないこのゲームでは、[[フィールド]]に出ている全ての[[モンスター]]は事実上壁の役割を果たしていると言える。~
 また、[[攻撃]]を防ぎつつ他の[[モンスター]]のための[[リリース]]や各種素材にする使われ方や、壁[[モンスター]]を積極的に利用して[[反射ダメージ]]で勝利を狙う[[【ウォールバーン】]]のような[[デッキ]]もある。~

-[[モンスター]]の壁で[[ダメージ]]を与える[[【ウォールバーン】]]のような[[デッキ]]もある。~
 以前は、壁[[モンスター]]で時間を稼ぐ行為は有効な戦術であった。~
 例えば、[[《マシュマロン》]]は突破困難な壁として認識され、当時の[[テーマデッキ]]では[[守備力]]2000前後の壁[[モンスター]]がほぼ必ずデザインされるほどであった。~
 しかし、第9期頃からは[[環境]]のインフレが加速し、壁[[モンスター]]の出番は激減してしまっている。~
 理由としては[[アタッカー]]が高速で複数[[特殊召喚]]される、[[モンスター除去]]により[[戦闘]]以外で[[除去]]される、そもそも壁[[モンスター]]を[[フィールド]]に展開する余裕がない、等が挙げられる。~
 第10期から登場した[[リンクモンスター]]は[[守備表示]]こそ持たないものの、[[元々の攻撃力]]が高い大型[[モンスター]]であれば壁として機能する。~

 [[戦闘破壊]]されず、[[効果]]による[[除去]]手段が限られている[[モンスター]]なら時間稼ぎの「壁」として十分に機能する。~
 [[相手]]がその[[モンスター]]の突破手段を持っていない場合はそのままどちらかの[[デッキ切れ]]まで進むため、[[自分]]の[[デッキ]]の残りが多ければ実質勝ちとなる。~
 特に[[《アストラル・クリボー》]]で[[《No.59 背反の料理人》]]に[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与するのが有名で、[[壊獣]]などの[[リリース]]や[[貫通]]などでしか対処できず、[[《終焉のカウントダウン》]]などでそのまま勝利できることも十分あり得る。~

-原作・アニメにおいて―~
原作「決闘者王国編」には、「壁[[モンスター]]を出せないプレイヤーは敗北」というルールがあった。(なので、[[直接攻撃]]という概念は無い。)~
「海馬vsペガサス」で[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]により[[デッキ]]のほとんどの[[モンスター]]を失った海馬の敗北理由がこれである。~
しばしば「王国編では[[モンスター]]を出さずに[[エクゾディア]]パーツを集めきるまで待っていれば確実に勝てる」と言われることがあるが、上記の理由により不可能である。
原作「決闘者の王国編」では「壁[[モンスター]]を出せない[[プレイヤー]]は敗北する」というルールがあった(このため[[直接攻撃]]の概念は無い)。~
「海馬vsペガサス」戦では、ペガサスがこのルールを利用し[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]により海馬の[[デッキ]]から[[モンスター]]を全て弾き出し敗北に追い込んだ。~
なお、しばしば「王国編では[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を集めきるまで守っていれば確実に勝てる」と言われることがあるが、[[直接攻撃]]の概念が無いということだけが独り歩きして誤解されたものと思われる。~

**関連リンク [#a15d5661]
--「王国編」では、遊戯や城之内が壁[[モンスター]]で何[[ターン]]も粘って[[逆転のカードをドロー>ディスティニードロー]]するパターンが多かった。~
これは上記の通り[[直接攻撃]]や[[貫通]]の概念が存在しなかった事や、壁を打破する[[カード]]が[[《『守備』封じ》]]・[[《誘惑のシャドウ》]]・[[《ゴーゴンの眼》]]と本当に数える程度しかなかった事が大きい。~
その後「バトルシティ編」でルールが改定されてからは、[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]のような突破が難しい壁[[モンスター]]が増えている。~

--アニメGXでは[[デュエル]]外において、本物の更衣室の壁を[[《E・HERO フレイム・ウィングマン》]]が[[破壊]]したことがある。~

--[[ラッシュデュエル]]を題材としたアニメSEVENS及びアニメゴーラッシュ!!では[[《セブンスロード・マジシャン》>RUSH:《セブンスロード・マジシャン》]]の[[召喚]]口上と共に[[アドバンス召喚]]のイメージとして壁が[[破壊]]されている。~

**関連リンク [#link]
-[[ブロッカー]]

-[[用語集]]