*壁 [#i0380a03]
 主に[[守備表示]]で[[相手]]の[[攻撃]]を止め、[[自分]]の[[ライフ]]を削らせない役割を持つ[[モンスター]]のこと。~
 単に「壁」もしくは「壁[[モンスター]]」と使われる。~
 (主に[[守備表示]]で)[[相手]]の[[攻撃]]を受け止める[[モンスター]]のこと。~

 [[自分]]を守る防壁として、[[相手]]の[[直接攻撃]]を防ぎ[[ライフ]]を削らせないことが大きな役割。~
 役割を担う[[モンスター]]には[[戦闘で破壊されない>破壊されない]][[ブロッカー]]が適任だが、戦況によってはその限りではない。~
 目の前の敵を倒せない[[アタッカー]]を時間稼ぎで[[セット]]したり、先攻初手に[[攻撃表示]]で展開することも壁の役割を果たす。~
 攻撃した場合に[[守備表示]]になってしまう高[[攻撃力]]で低[[守備力]]の[[下級]][[デメリット]][[アタッカー]]も、[[攻撃]]さえしなければ[[守備表示]]にならない為、これも1つの壁と言える。~
 [[上級モンスター]][[召喚]]のための[[リリース]]を確保するのも役割の一つである。~
 近年の環境では、効果による除去が容易になっており、戦闘破壊耐性を持った[[《魂を削る死霊》]]などであっても、壁モンスターが役割を果たすことは難しくなっている。
 [[戦闘で破壊されない>破壊されない]][[モンスター]]が適任だが、戦況によってはその限りではない。~
 目の前の敵を倒せない[[アタッカー]]を[[セット]]したり、高[[攻撃力]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]で[[召喚]]したりすることでも壁の役割を果たす。~
 [[モンスター]]がいないと[[直接攻撃]]になるこのゲームでは、場に出ている全ての[[モンスター]]は事実上壁の役割を果たしていると言える。~
 また、他の[[モンスター]]のための[[リリース]]を確保するのも役割の一つである。~
 しかし、近年の[[環境]]では[[効果]]による[[除去]]が容易になっており、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持っていても壁[[モンスター]]が役割を果たすことは難しくなっている。~
 このため、[[除去]][[カード]]を[[相手]]に使わせて[[切り札>フィニッシャー]]を安全に通せるようにする、おとりのような役割も担う事が多い。~

-[[除去]]されない限り、場に出ている[[モンスター]]はほぼ全て壁の役割を果たしていると言える。~
-壁[[モンスター]]を積極的に利用・補助し、[[反射ダメージ]]で勝利を狙う[[【ウォールバーン】]]のような[[デッキ]]もある。~

-[[モンスター]]の壁で[[ダメージ]]を与える[[【ウォールバーン】]]のような[[デッキ]]もある。~


-原作・アニメにおいて―~
原作「決闘者の王国編」では「壁[[モンスター]]を出せないプレイヤーは敗北」というルールがあった(このため[[直接攻撃]]の概念は無い)。~
「海馬vsペガサス」戦で[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]により[[デッキ]]の全ての[[モンスター]]を失った海馬の敗北理由がこれである。~
しばしば「王国編では[[モンスター]]を出さずに[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を集めきるまで待っていれば確実に勝てる」と言われることがあるが、上記の理由により確実というわけでもない。~
原作「決闘者の王国編」では「壁[[モンスター]]を出せないプレイヤーは敗北する」というルールがあった(このため[[直接攻撃]]の概念は無い)。~
「海馬vsペガサス」戦では、ペガサスがこのルールを利用し[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]により海馬の[[デッキ]]から[[《闇・道化師のサギー》]]を除く[[モンスター]]を全て弾き出し敗北に追い込んだ。~
なお、しばしば「王国編では[[モンスター]]を出さずに[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を集めきるまで待っていれば確実に勝てる」と言われることがあるが、[[直接攻撃]]の概念が無いということだけが独り歩きして誤解されたものと思われる。~

--「王国編」の[[デュエル]]では、遊戯や城之内は壁[[モンスター]]で粘って[[逆転のカードをドロー>ディスティニードロー]]するパターンが多かった。~
これは上記の通り[[直接攻撃]]や[[貫通]]の概念が存在しなかった事や、壁を打破するカードが[[《『守備』封じ》]]・[[《誘惑のシャドウ》]]・[[《ゴーゴンの眼》]]と本当に数える程度しかなかった事が大きい。
--「王国編」では、遊戯や城之内が壁[[モンスター]]で何[[ターン]]も粘って[[逆転のカードをドロー>ディスティニードロー]]するパターンが多かった。~
これは上記の通り[[直接攻撃]]や[[貫通]]の概念が存在しなかった事や、壁を打破するカードが[[《『守備』封じ》]]・[[《誘惑のシャドウ》]]・[[《ゴーゴンの眼》]]と本当に数える程度しかなかった事が大きい。~
その後ルールが改定されてからは、[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]のような突破が難しい壁[[モンスター]]が増えている。~

**関連リンク [#a15d5661]
-[[ブロッカー]]

-[[用語集]]