*壁 [#top]
 主に[[守備表示]]で[[相手]]の[[攻撃]]を止め、[[自分]]の[[ライフ]]を削らせない役割を持つ[[モンスター]]のこと。~
 単に「壁」もしくは「壁[[モンスター]]」と使われる。~

 [[戦闘で破壊されない>破壊されない]][[モンスター]]が適任だが、戦況によってはその限りではない。~
 今いる[[相手]][[モンスター]]を倒せない[[アタッカー]]を[[セット]]したり、高[[攻撃力]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]で[[召喚]]したりすることでも壁の役割を果たす。~
 基本的に[[モンスター]]が1体でも存在すると[[直接攻撃]]できないこのゲームでは、場に出ている全ての[[モンスター]]は事実上壁の役割を果たしていると言える。~
 基本的に[[モンスター]]が1体でも存在すると[[直接攻撃]]できないこのゲームでは、[[フィールド]]に出ている全ての[[モンスター]]は事実上壁の役割を果たしていると言える。~
 また、他の[[モンスター]]のための[[リリース]]や素材を確保するのも役割の一つである。~
 しかし、[[モンスター除去]]の手段が増えるにつれ、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持っていても壁としての役割を果たすことは難しくなっている。~
 このため、[[除去]][[カード]]を[[相手]]に使わせて[[切り札>フィニッシャー]]を安全に通せるようにする、おとりのような役割も担う事が多い。~

 しかし、第9期頃からは[[環境]]のインフレが加速し、壁[[モンスター]]の出番は激減してしまっている。~
 理由としては[[アタッカー]]が高速で複数[[特殊召喚]]される、[[モンスター除去]]により[[戦闘]]以外で[[除去]]される、そもそも壁[[モンスター]]を[[フィールド]]に展開する余裕がない、等が挙げられる。~

-狭義では[[守備力]]2000以上の[[下級モンスター]]を指すことが多い。~
現在でも[[下級モンスター]]の[[攻撃力]]は2000以下の物が大半のため様子見としては十分機能する。~

-上記のように、現在は壁[[モンスター]]にとって不遇の時代であるが、過去は壁[[モンスター]]で時間を稼ぐ行為は有効な戦術であった。~
[[《マシュマロン》]]は突破困難な壁として立ちはだかり、また当時の[[テーマデッキ]]には[[守備力]]2000前後の壁[[モンスター]]がほぼ必ずデザインされていた。~

-壁[[モンスター]]を積極的に利用・補助し、[[反射ダメージ]]で勝利を狙う[[【ウォールバーン】]]のような[[デッキ]]もある。~

-原作・アニメにおいて―~
原作「決闘者の王国編」では「壁[[モンスター]]を出せない[[プレイヤー]]は敗北する」というルールがあった(このため[[直接攻撃]]の概念は無い)。~
「海馬vsペガサス」戦では、ペガサスがこのルールを利用し[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]により海馬の[[デッキ]]から[[モンスター]]を全て弾き出し敗北に追い込んだ。~
なお、しばしば「王国編では[[エクゾディアパーツ>封印されし]]を集めきるまで守っていれば確実に勝てる」と言われることがあるが、[[直接攻撃]]の概念が無いということだけが独り歩きして誤解されたものと思われる。~

--「王国編」では、遊戯や城之内が壁[[モンスター]]で何[[ターン]]も粘って[[逆転のカードをドロー>ディスティニードロー]]するパターンが多かった。~
これは上記の通り[[直接攻撃]]や[[貫通]]の概念が存在しなかった事や、壁を打破する[[カード]]が[[《『守備』封じ》]]・[[《誘惑のシャドウ》]]・[[《ゴーゴンの眼》]]と本当に数える程度しかなかった事が大きい。~
その後ルールが改定されてからは、[[《ビッグ・シールド・ガードナー》]]のような突破が難しい壁[[モンスター]]が増えている。~

**関連リンク [#link]
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