墓守/Gravekeeper †
《王家の眠る谷−ネクロバレー》を守る、「墓守」の一族を指す。
一部のカードに「墓守の」と名のつくモンスターを選択・対象にする記述があり、一括りのモンスターとして扱われる。
全てが闇属性の魔法使い族で統一されており、様々な能力―特に効果でダメージを与えるものが多い。
しかし、強力なサポートカードである《王家の眠る谷−ネクロバレー》の影響下では、攻撃力・守備力が共に500上昇するので、全体的に見るとビートダウンに向いていると言える。
《墓守の偵察者》・《降霊の儀式》・《墓守の長》等でモンスターの展開が容易であり、《墓守の暗殺者》と《墓守の長槍兵》のノックバックダメージの期待できる優秀なアタッカーの存在もそれを裏付けている。
- 当然だが《王家の眠る谷−ネクロバレー》は「墓守」を使う際には必須となる。
しかし、《墓守の偵察者》は生け贄確保要員+壁役として、《墓守の番兵》はバウンス効果+壁役として、単体での起用も可能。
- 全モンスターが「魔法使い族」であることに注目。
自身の効果だけでなく《ディメンション・マジック》を使用した、魔法による変則的な戦術を取ることも可能。
- 原作・アニメにおいて―
GXの第27話―第28話において登場。
千年以上のエジプトにタイムスリップした十代の前に立ちはだかる。
皆が王家を守ることを使命とし、その場を荒らす者は容赦しない。
特に長が行う決闘は「儀式=闇のデュエル」であり負ければ魂を墓の生け贄にされてしまうという過酷なものであったが、墓に来た者達を「墓荒らし」として処断される者達への最後の「機会」でもあった。
墓を守るために手段を問わないという血の気の多い連中であったが、試練を乗り越えたものを迎え入れる度量も持ち合わせている者も居た。
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